今回は川尻部長検事が久しぶりの取り調べで、悪戦苦闘する話がメイン。
被疑者への追及は緩く、目撃者への聴取もうまくいかない。
目撃者が少女や園児で、顔が怖いことがネックとなっったこともあった……そんな“云々かんぬん”にまどろっこしさを感じた。さらに、久利生が手掛けている吊り橋の見栄え優先の設計についても、久利生が構造論から勉強するなど、こちらも進展せず、やはりまどろっこしい。(確かに、事件について検事は理解するべきだと思うが)そのうえ、宇野検事も麻木がらみで鬱陶しい。田村検事と馬場検事のいざこざにもうんざり……。
すっきりしたのは、川尻が本来の自分を取り戻し、子どもに媚びず、検事の仕事の重要性を子どもたちに説き、真剣に仕事に向かう姿を見せ、気弱な少女に証言の大切さを理解させ、勇気を持たせたこと。
被疑者に対し一括したシーンはすっきりした。でも、熱意を込めた力説が、子供たちにちゃんと話を聞かせたというのはよかったが、うまくいきすぎだろう。
キーポイントは
「無理させちゃダメでしょう。いつも通りじゃなきゃ」という久利生の言葉。
麻木は「少女のためにいつもの環境を再現させることが事情聴取を成功させることにつながる」と考えたが、そうではなく、本当は「川尻に本来の自分をありのまま発揮させる」のが肝心だと言っていたのだ。
視聴率のジレンマ
第1話は26・5%。第2話19・0%、第3話20・5%、第4話18・7%と推移し、今話(第5話)は21・0%と上昇した。
第4話が一番面白かったが、視聴率はここまでの最低。今回は面白くなかったが、視聴率は上昇。
この現象は、「視聴率は前話の出来に左右される」ことによる。今週の視聴率の上昇は、先週が面白かったからと考えるのが妥当。
しかし、視聴率としては「第4話<第5話」。う~ん……
【ストーリー】番組サイトより
城西支部で健康診断の結果が出た。健康だったのは久利生公平(木村拓哉)だけ。体脂肪が増加した麻木千佳(北川景子)は、仕事量の多すぎる久利生に付き合わされているからだと嘆く。川尻健三郎(松重豊)は、ほぼ全ての数値が昨年を下回ったことで、朝から不機嫌になってしまう。
キレ気味の川尻は新たに加わった多くの案件を、渋る検事たちに八つ当たりのように振り分ける。久利生も珍しく新規案件の引き受けを躊躇。久利生はゴルフ場の吊り橋崩落でキャディーが怪我をした事件を抱えていた。取り調べを確実なものにするために、久利生は吊り橋の構造から勉強しようとしていたのだ。それでも、久利生は川尻の要請を断ろうとしないが、千佳が遮る。
結局、川尻の手元に置き引き事件が残った。久利生と千佳は、川尻が調べれば良いと言い出す。城西支部メンバーも、川尻の仕事を見てみたいと賛同。川尻は特捜部に籍を置いたこともあり、かつては“鬼の川尻”と異名をとった凄腕だったのだ。部下の期待に、川尻は自ら取り調べることに。
早速、川尻は置き引き事件の被疑者、小茂田繁樹と対面。しかし、どうにも歯切れが悪い。否認する小茂田に鋭い追求をしないのだ。落胆する城西支部メンバー。少し自信を失った川尻は、目撃者の事情聴取を始めた。ところが、事件が午後の公園で発生したため目撃者は子供ばかり。強面かつ子供が苦手な川尻は、こちらでも大苦戦を強いられることに…。
被疑者への追及は緩く、目撃者への聴取もうまくいかない。
目撃者が少女や園児で、顔が怖いことがネックとなっったこともあった……そんな“云々かんぬん”にまどろっこしさを感じた。さらに、久利生が手掛けている吊り橋の見栄え優先の設計についても、久利生が構造論から勉強するなど、こちらも進展せず、やはりまどろっこしい。(確かに、事件について検事は理解するべきだと思うが)そのうえ、宇野検事も麻木がらみで鬱陶しい。田村検事と馬場検事のいざこざにもうんざり……。
すっきりしたのは、川尻が本来の自分を取り戻し、子どもに媚びず、検事の仕事の重要性を子どもたちに説き、真剣に仕事に向かう姿を見せ、気弱な少女に証言の大切さを理解させ、勇気を持たせたこと。
被疑者に対し一括したシーンはすっきりした。でも、熱意を込めた力説が、子供たちにちゃんと話を聞かせたというのはよかったが、うまくいきすぎだろう。
キーポイントは
「無理させちゃダメでしょう。いつも通りじゃなきゃ」という久利生の言葉。
麻木は「少女のためにいつもの環境を再現させることが事情聴取を成功させることにつながる」と考えたが、そうではなく、本当は「川尻に本来の自分をありのまま発揮させる」のが肝心だと言っていたのだ。
視聴率のジレンマ
第1話は26・5%。第2話19・0%、第3話20・5%、第4話18・7%と推移し、今話(第5話)は21・0%と上昇した。
第4話が一番面白かったが、視聴率はここまでの最低。今回は面白くなかったが、視聴率は上昇。
この現象は、「視聴率は前話の出来に左右される」ことによる。今週の視聴率の上昇は、先週が面白かったからと考えるのが妥当。
しかし、視聴率としては「第4話<第5話」。う~ん……
【ストーリー】番組サイトより
城西支部で健康診断の結果が出た。健康だったのは久利生公平(木村拓哉)だけ。体脂肪が増加した麻木千佳(北川景子)は、仕事量の多すぎる久利生に付き合わされているからだと嘆く。川尻健三郎(松重豊)は、ほぼ全ての数値が昨年を下回ったことで、朝から不機嫌になってしまう。
キレ気味の川尻は新たに加わった多くの案件を、渋る検事たちに八つ当たりのように振り分ける。久利生も珍しく新規案件の引き受けを躊躇。久利生はゴルフ場の吊り橋崩落でキャディーが怪我をした事件を抱えていた。取り調べを確実なものにするために、久利生は吊り橋の構造から勉強しようとしていたのだ。それでも、久利生は川尻の要請を断ろうとしないが、千佳が遮る。
結局、川尻の手元に置き引き事件が残った。久利生と千佳は、川尻が調べれば良いと言い出す。城西支部メンバーも、川尻の仕事を見てみたいと賛同。川尻は特捜部に籍を置いたこともあり、かつては“鬼の川尻”と異名をとった凄腕だったのだ。部下の期待に、川尻は自ら取り調べることに。
早速、川尻は置き引き事件の被疑者、小茂田繁樹と対面。しかし、どうにも歯切れが悪い。否認する小茂田に鋭い追求をしないのだ。落胆する城西支部メンバー。少し自信を失った川尻は、目撃者の事情聴取を始めた。ところが、事件が午後の公園で発生したため目撃者は子供ばかり。強面かつ子供が苦手な川尻は、こちらでも大苦戦を強いられることに…。