英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

販売管理ソフトの消費税税率アップへの対応に関する疑問

2014-03-31 21:11:24 | 時事
 平成25年度も今日で終了。
 年度末は、仕事も生活も慌ただしいのですが、今年は消費税税率アップのおかげで輪を掛けて忙しい……というのは私に限ったことではないですね。

 さらに、税率アップに伴う販売管理ソフトのバージョンアップを強いられました。ソフトが最新版か旧ソフトかなどによって、「有償交換」「会員加入かつ有償交換」「バージョンアップ」などの対応に分かれるようです。
 私の場合はバージョンアップが必要と言われましたが、実際は変更可能であり、そのことを営業やソフト担当者に尋ねると、「表示の点でわずかに不都合が生じる(誤作動などの“不具合”ではないんです)」という回答でした。
 なんだか怪しい回答ですね。


 また、そのソフトのホームページには次のような表記もあります。

「2015年10月に予定されております「消費税率10%改正」におきましては、「消費税率8%改正対応版」へ交換(バージョンアップ)後に「継続して保守更新頂いているお客様については無償交換」での対応を予定しております。

※『バージョンアップ』を伴う場合は、無償交換ではありません。
※保守契約期間終了後、未契約期間のあるお客様は、「継続して保守更新」となりませんので、有償交換となります。
※継続して保守更新頂けない場合の対応版ソフト交換料金は、法改正内容の 詳細情報 (軽減税率の導入等)が確定してから判断し、ご案内させて頂きます。」


 8%も10%も原理は同じですし、税率アップはほぼ確定しているのだから、
『鍵のかかった部屋』の芹沢弁護士なら
 「勿体ぶるなよ!今やれよ!すぐやれよ!ここで…」と食ってかかるところだろう。
また、予備校の林先生なら
 「今でしょ!」と力説することでしょう。 

 こういうことはnanaponさんが詳しいのかな?

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4 コメント

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ご無沙汰してます。 (nanapon)
2014-03-31 23:39:20
英さん、こんばんは。

何か呼ばれたような気がして来てみましたが、やっぱり。。。。

何でそう思われたのかわかりませんが、全然詳しくないですよ。
まず経理的なことは何よりも一番苦手。

ソフトのバージョンアップとかその辺のことですか?
そっちもだめですね。

すみません、お役にたてずに。

いや、それにしても消費税がらみもあって忙しい日々ですね。

では今日のブログにも書いたようにまたお目にかかれるのを楽しみにしています。
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そうなんですか?(矢内女流口調…深い意味はなし) ()
2014-04-01 17:10:47
nanaponさん、こんにちは。

>何でそう思われたのかわかりませんが、全然詳しくないですよ。
>まず経理的なことは何よりも一番苦手。

>ソフトのバージョンアップとかその辺のことですか?
>そっちもだめですね。

 そうなんですか?
 日頃のnanaponさんの深い見識と確固たる理念に敬服していたので、こういった方面も詳しいと思っていました。

>今日のブログにも書いたようにまたお目にかかれるのを楽しみにしています。

 拙記事をご紹介下さり、ありがとうございました。
 そうですね。またいろいろ論議に花を咲かせたいですね。
 去年の今年(昨日の今日)なので、家族の手前、状況は難しいです。
 羽生さん本人が、「応援に来て頂戴」と言われたのなら、飛んでいきますが。(nanaponさんやssayさんではちょっと……)
返信する
儲けないと負ける (かみしろ)
2014-04-01 17:55:58
資本主義の宿命で、競走が熾烈化すれば利潤確保が第一になります。
「 利潤を追求することで結果人の幸せに繋がる」
これが成り立っていれば人が行う資本主義として価値がありますが、既に殆どの場面で成立していません。現在は資本主義そのものは成立していますが、人を幸せにする資本主義はとっくに崩壊しています。いつ崩壊したかは難しい問題ですが。こういう社会背景がまずあります。

で、ソフトに関してですが、ぶっちゃけ消費税率変更への対応なんてプログラムの一部を書き換えるだけで済みますね。それこそ、表示がずれることの確認と対策をしなくていいなら、5を8に変更したり自分で数字を入力するようにしたりというだけですから、無償バージョンアップが妥当でしょう。
問題は、こういう法律改正にかこつけたり、データ引き継ぎできなくなるよという理由をつけてバージョンアップしてもらわないと、ソフトの機能的に殆どの会社(担当者)がもう必要にして十分である点です。窓XPと同じで、10年前のソフトでもういい。
OSなどはその比率が極端なのですが、XPなんて開発費そのものはせいぜい数億円でしょう。ただし、その保守点検に桁違いのお金がかかる。セキュリティーホールの対応とか使う人が存在する限りし続けなければならないが、儲けがあるのは基本的にソフトが売れた時だけです。

「企業が存続する為には利益をあげなければならない」
「利益をあげる行為の殆どが、最早人を幸せにできない」

ソフト会社の事情。
「ある程度のところで更新してもらわないとやってられない」

で、どの辺からが阿漕な商売になるのか、とかは、もうちょっとわからないですね。小規模の、人と人とが直接体面して商売する会社なら(実際小さな町工場のシステムとか20年30年小さなシステム開発会社が対応していたりする。5インチフロッピーマシンが現役だったり)、個々の事情にあわせて全うな商売をしていられますが、規模が大きくなればなるほど、存続するだけで阿漕、になるというのが現在の社会背景としてあります。
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阿漕ですね ()
2014-04-02 10:59:44
かみしろさん、こんにちは。

>「利潤を追求することで結果人の幸せに繋がる」
これが成り立っていれば人が行う資本主義として価値がありますが、既に殆どの場面で成立していません。現在は資本主義そのものは成立していますが、人を幸せにする資本主義はとっくに崩壊しています。

 悲しい現実ですね。

>ぶっちゃけ消費税率変更への対応なんてプログラムの一部を書き換えるだけで済みますね。

 ええ、この部分は私でも簡単にできます。
 問題は、3月21日~4月20日締めの請求書の場合です。自動的に3月と4月で税率を違えて計算もできますが、3月21日~3月31日までの買上額・消費税額と4月1日以降の買上額・消費税額が分けて表示できないということがお客さまにとって不親切になってしまうということです。
 お金のやり取りにはほとんど差支えないのでいいのですが、納める消費税を算出する時に、それが示されていると楽になります。

 で、こういうソフト会社やそれを取り扱う会社ですが、かみしろさんの仰るように「阿漕」です。
 保守契約だの技術料だの、今後もバージョンアップしなければならないように仕組んだバージョンアップと……「阿漕」です。
 5インチフロッピーですか、懐かしいですね。
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