C級1組は9月24日に4回戦が行われ、糸谷六段(順位9位)、高六段(20位)、菅井五段(28位)が全勝をキープした。
千葉六段(3位)は佐々木六段(4位)に、中村(太)六段(10位)は阪口五段(29位)に小林(裕)七段(12位)は真田七段(2位)に敗れ、3勝1敗となった。
3勝1敗は上記の3棋士の他、小林七段を破った真田七段、千葉六段を破った佐々木六段を始め、金井五段(八位)、船江五段(18位)、福崎九段(22位)、斎藤五段(30位)の9人となっている。
全勝が3名になっているのは、星のつぶし合いの結果で、ざっと見渡すとほぼ順当な結果と言える。やや意外なのは、福崎九段が1敗で頑張っているのと、宮田(敦)六段(5位)と阿部(健)五段(7位)が2勝2敗とやや期待を裏切っている点。(宮田五段の負け星は対真田七段戦、阿部五段の負け星は対菅井五段戦が含まれている)
さて、『週刊将棋』のC級1組の昇級予想で私が推す菅井五段が有力視されていなかったが、記事を読むと若手強豪リーグ戦が組まれているのが原因だった。
この若手強豪リーグ戦は名人戦(順位戦)棋譜速報の中継記事、菅井五段-田中(寅)九段戦の中でも触れらていた。
========================================
今期C級1組内には若手強豪の5人リーグが存在している。対象者は本局の菅井の他、中村太六段、阿部健治郎五段、船江恒平五段、斎藤慎太郎五段。現時点でのC級1組、また5人リーグでの成績は以下の通り。
中村太六段-C1成績3勝0敗。5人リーグ成績0勝0敗。
阿部健五段-C1成績1勝2敗。5人リーグ成績0勝1敗(菅井戦敗戦)。
船江 五段-C1成績3勝1敗。5人リーグ成績1勝1敗(斎藤戦勝利・菅井戦敗戦)。
菅井 五段-C1成績3勝0敗。5人リーグ成績2勝0敗(阿部健戦・船江戦勝利)。
斎藤 五段-C1成績2勝1敗。5人リーグ成績0勝1敗(船江戦敗戦)
この結果から見ると、5者の中では現在3勝0敗で既に5人リーグの対戦を2局終了している菅井が昇級争いにやや優位な条件と見て取れる。中村太六段は残り7局中4局が5人リーグ内の対戦となり、そこで勝ち越しの成績を残せれば昇級争いにかなり加わりそうだ。
========================================
(中継時の記事なので、3局終了時点の成績)
C級1組は37名。ひと昔前は20人強で、B級2組とほぼ同数だったが、現在B級2組は25人で、C級2組(46人)に近づきつつある。ちなみに、C級1組の2000年度は27人だった。
確率が得意な人に算出していただきたいが、この現象が起こる確率は相当低いはず。
この対戦表(組み合わせ)決定の際、同門同士は当たらない(最終局だけだったかもしれない)というようなルールがあり、完全に無作為に抽選するわけではないらしいが、それにしても相当偏りのある組み合わせとなった。
話はこれに留まらない。昨期、菅井五段、斎藤五段と同じく昇級した阪口五段も上記の5名と対局が組まれている。昨期、昇級したのだから、阪口五段も菅井、斎藤両棋士に伍する実力があると考えてよい。よって、「若手強豪の5人リーグ」と言うより「強豪6人リーグ戦」と称した方が妥当である(阪口五段は35歳)。
阪口五段は今期、船江五段、菅井五段、神谷七段に敗れ3連敗であったが、4回戦で中村六段を破り、その実力の片鱗を見せている。上記の中継記事を発展させて記すと、
中村太六段-C1成績3勝1敗。6人リーグ成績0勝1敗(阪口戦●)。
阿部健五段-C1成績2勝2敗。6人リーグ成績0勝1敗(菅井戦●)。
船江 五段-C1成績3勝1敗。6人リーグ成績2勝1敗(阪口戦○・斎藤戦○・菅井戦●)。
菅井 五段-C1成績4勝0敗。6人リーグ成績3勝0敗(阿部戦○・阪口戦○・船江戦○)。
斎藤 五段-C1成績3勝1敗。6人リーグ成績0勝1敗(船江戦●)。
阪口 五段-C1成績1勝3敗。6人リーグ成績1勝2敗(船江戦●・菅井戦●・中村戦○)。
となる。
更に話は続く。
この6人リーグ戦に、神谷七段、田中寅九段、桐山九段も乱入しているのである。さすがに全対局までとはいかないが、9人の組み合わせのうち、対局がないのは阿部×田中戦、菅井×桐山戦のみである。神谷七段など、初戦から6回戦まで立て続けに6人組にぶつかるという辛い組み合わせだ。
それにしても、この組み合わせの偏りはどういうことなのだろう?
では、他の有力棋士はどうなっているのか?
今期上位順位棋士(昨期のC1成績優秀者)やここ数年の実績を考えると、真田七段(2位)、千葉六段(3位)、佐々木六段(4位)、宮田敦六段(5位)、片上六段(6位)、金井五段(8位)、糸谷六段(9位)、小林裕七段(12位)、高六段(20位)辺りだ。順位1位は神谷七段(B2から降級)、7位は阿部健五段(6人リーグ所属)10位は中村太六段(6人リーグ)、11位は塚田九段。
6人リーグを「6人群」、ランク上位棋士を「上位群」と呼ぶことにする。
6人群は神谷七段、田中九段、桐山九段を加えた実質9人リーグ戦なので、他の棋士と当たる余地は2局しかないので、「6人群」対「上位群」の組み合わせは、当然少なくなっている。船江×真田、阪口×宮田の2局のみである。
上位群同士の対局は、それなりに組まれている。多少、棋士によって偏りがありそうだ。
6人群と上位群の棋士それぞれについて、対局相手を調べてみると
10中村太六段3-1…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、高野、田中、大平、桐山)
7阿部健五段2-2…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、近藤、北島、桐山、脇)
18船江 五段3-1…6人群・5人、上位群・1人、その他4人(神谷、高野、田中、桐山)
28菅井 五段4-0…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、塚田、近藤、田中、長沼)
30斎藤 五段3-1…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、田中、北島、桐山、加藤)
29阪口 五段1-3…6人群・5人、上位群・1人、その他4人(神谷、近藤、田中、桐山)
2真田 七段3-1…6人群・1人、上位群・5人、その他4人(日浦、平藤、長沼、土佐)
3千葉 六段3-1…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(高野、佐藤秀、福崎、小林健、浦野、北島)
4佐々木六段3-1…6人群・0人、上位群・3人、その他7人(塚田、富岡、近藤、佐藤秀、小林健、北島、脇)
5宮田敦六段2-2…6人群・1人、上位群・2人、その他7人(近藤、佐藤秀、小林健、大平、浦野、長沼、土佐)
6片上 六段2-2…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(富岡、平藤、福崎、土佐、脇、桐山)
7金井 五段3-1…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(神谷、塚田、平藤、田中、大平、加藤)
9糸谷 六段4-0…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(塚田、高野、富岡、小林健、大平、加藤)
12小林裕七段3-1…6人群・0人、上位群・2人、その他8人(塚田、日浦、富岡、近藤、福崎、大平、土佐、北島)
20高 六段4-0…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(塚田、富岡、近藤、福崎、浦野、加藤)
こうして列挙してみると、やはり6人群は過酷だ。上位群は比較的楽である。とりわけ小林裕七段、佐々木六段、宮田六段が抽選に恵まれたと言える。
昇級者を予想すると、6人群は厳しい組み合わせだが、菅井5段の実力、既に3人との対局を終えての4戦全勝を考慮すると有力。6人群の他の棋士は既に1敗以上しており、今後星のつぶし合いが考えられ相当厳しい。
上位群では、順位が良い3勝1敗の真田、千葉、佐々木に目が行く。この中では最上位の真田、残り相手の顔ぶれを考えると佐々木が有力。
高は現在全勝だが、順位が低いのと残り相手が厳しいので難しそう。糸谷は全勝で走りそうな気もするが、取りこぼしがありそうなので、順位があまり良くないのが不安。
一応、菅井五段、佐々木六段のふたりを昇級者と予想しておく。
千葉六段(3位)は佐々木六段(4位)に、中村(太)六段(10位)は阪口五段(29位)に小林(裕)七段(12位)は真田七段(2位)に敗れ、3勝1敗となった。
3勝1敗は上記の3棋士の他、小林七段を破った真田七段、千葉六段を破った佐々木六段を始め、金井五段(八位)、船江五段(18位)、福崎九段(22位)、斎藤五段(30位)の9人となっている。
全勝が3名になっているのは、星のつぶし合いの結果で、ざっと見渡すとほぼ順当な結果と言える。やや意外なのは、福崎九段が1敗で頑張っているのと、宮田(敦)六段(5位)と阿部(健)五段(7位)が2勝2敗とやや期待を裏切っている点。(宮田五段の負け星は対真田七段戦、阿部五段の負け星は対菅井五段戦が含まれている)
さて、『週刊将棋』のC級1組の昇級予想で私が推す菅井五段が有力視されていなかったが、記事を読むと若手強豪リーグ戦が組まれているのが原因だった。
この若手強豪リーグ戦は名人戦(順位戦)棋譜速報の中継記事、菅井五段-田中(寅)九段戦の中でも触れらていた。
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今期C級1組内には若手強豪の5人リーグが存在している。対象者は本局の菅井の他、中村太六段、阿部健治郎五段、船江恒平五段、斎藤慎太郎五段。現時点でのC級1組、また5人リーグでの成績は以下の通り。
中村太六段-C1成績3勝0敗。5人リーグ成績0勝0敗。
阿部健五段-C1成績1勝2敗。5人リーグ成績0勝1敗(菅井戦敗戦)。
船江 五段-C1成績3勝1敗。5人リーグ成績1勝1敗(斎藤戦勝利・菅井戦敗戦)。
菅井 五段-C1成績3勝0敗。5人リーグ成績2勝0敗(阿部健戦・船江戦勝利)。
斎藤 五段-C1成績2勝1敗。5人リーグ成績0勝1敗(船江戦敗戦)
この結果から見ると、5者の中では現在3勝0敗で既に5人リーグの対戦を2局終了している菅井が昇級争いにやや優位な条件と見て取れる。中村太六段は残り7局中4局が5人リーグ内の対戦となり、そこで勝ち越しの成績を残せれば昇級争いにかなり加わりそうだ。
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(中継時の記事なので、3局終了時点の成績)
C級1組は37名。ひと昔前は20人強で、B級2組とほぼ同数だったが、現在B級2組は25人で、C級2組(46人)に近づきつつある。ちなみに、C級1組の2000年度は27人だった。
確率が得意な人に算出していただきたいが、この現象が起こる確率は相当低いはず。
この対戦表(組み合わせ)決定の際、同門同士は当たらない(最終局だけだったかもしれない)というようなルールがあり、完全に無作為に抽選するわけではないらしいが、それにしても相当偏りのある組み合わせとなった。
話はこれに留まらない。昨期、菅井五段、斎藤五段と同じく昇級した阪口五段も上記の5名と対局が組まれている。昨期、昇級したのだから、阪口五段も菅井、斎藤両棋士に伍する実力があると考えてよい。よって、「若手強豪の5人リーグ」と言うより「強豪6人リーグ戦」と称した方が妥当である(阪口五段は35歳)。
阪口五段は今期、船江五段、菅井五段、神谷七段に敗れ3連敗であったが、4回戦で中村六段を破り、その実力の片鱗を見せている。上記の中継記事を発展させて記すと、
中村太六段-C1成績3勝1敗。6人リーグ成績0勝1敗(阪口戦●)。
阿部健五段-C1成績2勝2敗。6人リーグ成績0勝1敗(菅井戦●)。
船江 五段-C1成績3勝1敗。6人リーグ成績2勝1敗(阪口戦○・斎藤戦○・菅井戦●)。
菅井 五段-C1成績4勝0敗。6人リーグ成績3勝0敗(阿部戦○・阪口戦○・船江戦○)。
斎藤 五段-C1成績3勝1敗。6人リーグ成績0勝1敗(船江戦●)。
阪口 五段-C1成績1勝3敗。6人リーグ成績1勝2敗(船江戦●・菅井戦●・中村戦○)。
となる。
更に話は続く。
この6人リーグ戦に、神谷七段、田中寅九段、桐山九段も乱入しているのである。さすがに全対局までとはいかないが、9人の組み合わせのうち、対局がないのは阿部×田中戦、菅井×桐山戦のみである。神谷七段など、初戦から6回戦まで立て続けに6人組にぶつかるという辛い組み合わせだ。
それにしても、この組み合わせの偏りはどういうことなのだろう?
では、他の有力棋士はどうなっているのか?
今期上位順位棋士(昨期のC1成績優秀者)やここ数年の実績を考えると、真田七段(2位)、千葉六段(3位)、佐々木六段(4位)、宮田敦六段(5位)、片上六段(6位)、金井五段(8位)、糸谷六段(9位)、小林裕七段(12位)、高六段(20位)辺りだ。順位1位は神谷七段(B2から降級)、7位は阿部健五段(6人リーグ所属)10位は中村太六段(6人リーグ)、11位は塚田九段。
6人リーグを「6人群」、ランク上位棋士を「上位群」と呼ぶことにする。
6人群は神谷七段、田中九段、桐山九段を加えた実質9人リーグ戦なので、他の棋士と当たる余地は2局しかないので、「6人群」対「上位群」の組み合わせは、当然少なくなっている。船江×真田、阪口×宮田の2局のみである。
上位群同士の対局は、それなりに組まれている。多少、棋士によって偏りがありそうだ。
6人群と上位群の棋士それぞれについて、対局相手を調べてみると
10中村太六段3-1…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、高野、田中、大平、桐山)
7阿部健五段2-2…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、近藤、北島、桐山、脇)
18船江 五段3-1…6人群・5人、上位群・1人、その他4人(神谷、高野、田中、桐山)
28菅井 五段4-0…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、塚田、近藤、田中、長沼)
30斎藤 五段3-1…6人群・5人、上位群・0人、その他5人(神谷、田中、北島、桐山、加藤)
29阪口 五段1-3…6人群・5人、上位群・1人、その他4人(神谷、近藤、田中、桐山)
2真田 七段3-1…6人群・1人、上位群・5人、その他4人(日浦、平藤、長沼、土佐)
3千葉 六段3-1…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(高野、佐藤秀、福崎、小林健、浦野、北島)
4佐々木六段3-1…6人群・0人、上位群・3人、その他7人(塚田、富岡、近藤、佐藤秀、小林健、北島、脇)
5宮田敦六段2-2…6人群・1人、上位群・2人、その他7人(近藤、佐藤秀、小林健、大平、浦野、長沼、土佐)
6片上 六段2-2…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(富岡、平藤、福崎、土佐、脇、桐山)
7金井 五段3-1…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(神谷、塚田、平藤、田中、大平、加藤)
9糸谷 六段4-0…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(塚田、高野、富岡、小林健、大平、加藤)
12小林裕七段3-1…6人群・0人、上位群・2人、その他8人(塚田、日浦、富岡、近藤、福崎、大平、土佐、北島)
20高 六段4-0…6人群・0人、上位群・4人、その他6人(塚田、富岡、近藤、福崎、浦野、加藤)
こうして列挙してみると、やはり6人群は過酷だ。上位群は比較的楽である。とりわけ小林裕七段、佐々木六段、宮田六段が抽選に恵まれたと言える。
昇級者を予想すると、6人群は厳しい組み合わせだが、菅井5段の実力、既に3人との対局を終えての4戦全勝を考慮すると有力。6人群の他の棋士は既に1敗以上しており、今後星のつぶし合いが考えられ相当厳しい。
上位群では、順位が良い3勝1敗の真田、千葉、佐々木に目が行く。この中では最上位の真田、残り相手の顔ぶれを考えると佐々木が有力。
高は現在全勝だが、順位が低いのと残り相手が厳しいので難しそう。糸谷は全勝で走りそうな気もするが、取りこぼしがありそうなので、順位があまり良くないのが不安。
一応、菅井五段、佐々木六段のふたりを昇級者と予想しておく。
はじめに、コメントでの無礼な発言があればお許し下さい。
考察の参考資料・切り口・肩入れ度、面白いです。
私は高六段のファンです。
できれば考察内に、単年ではなく(順位に関係するのは昨年度なので英さんのやり方が最善手)、C1の複数年+上位陣(昇級候補者)の今年度勝率まであると嬉しいのになぁ(笑)と思いました。
確かに高六段は、糸谷六段との対局が残っていますし、他の対局者で相性が悪い対局者もいますし、油断・楽観出来る対局者は一人も居ません。
一つでも星を取りこぼせば昇級出来ない可能性が高いです。
また、振り飛車党であり、居飛車党に対抗形でコテンパンてなこともあったりなかったり。
でも、英さんの予想を裏切ってくれると信じてます。(笑)
あと、話は変わりますが、LPSA絶縁の件、情報収集の上、早期のアップお待ちしています。(笑)
>できれば考察内に、単年ではなく(順位に関係するのは昨年度なので英さんのやり方が最善手)、C1の複数年+上位陣(昇級候補者)の今年度勝率まであると嬉しいのになぁ(笑)と思いました。
なるほど、そうかもしれません。
今回の記事は、6人リーグという現象が主眼で、そこから他の有力棋士(上位群)へと拡張して論じたので、若干、上位群についての考察が雑になってしまいました。
今回挙げた上位群の棋士のうち2、3人は微妙だったので、詳しく考察すると悩んでしまいそうという理由もあります。
高崎六段のファンですか。有力棋士の基準としては書きませんでしたが、通算勝率もかなりの指針となるように考えています。
棋士年数によって判断基準が変わりますが、B1以上だと、勝率6割2分あるいは6割3分がボーダーライン。若手だとA級候補は6割6分が目安、順位戦C級での昇級候補は6割以上と考えています。
今回、高崎六段を「上位群」に加えたのは、今期の好成績もさることながら、通算勝率が0.6277と高いことが大きいです。
私が昇級候補とした佐々木六段は0.5946と六割を切っているのが不安材料です。
>LPSA絶縁の件、情報収集の上、早期のアップお待ちしています。(笑)
LPSAに関しては、もう書く意欲が高まりません。10月7日付で「釈明文」が公開されましたが
http://joshi-shogi.com/lpsa/news/oshirase20131007.html
まったく、自らの非は感じていないようです。
それに、連盟が指摘したLPSAの問題行動については、まったく触れていません。
LPSAにメールしようかと思いましたが、時間と労力の無駄のような気がします。
今回、コメントありがとうございました。
また、”高崎六段のファン”ということで気を使うコメントをさせてしまい申し訳ありません。
これからも楽しみに寄らさせていただきます。
因みに羽生三冠のファンでもあるのですが、カド番やっぱり強い!
それ以上にすごい内容で、攻守が入れ替わり一手違い争いが面白い!
ニコ生で誰かがコメントで「やっぱり羽生さんは対戦相手を強くさせるよなぁ」ってありましたが、まさしくそう思います。
最終局が楽しみです。
>”高崎六段のファン”ということで気を使うコメントをさせてしまい申し訳ありません。
いえいえ、本記事を書くにあたって、思ったことを補足しただけで、気になさる必要はありません。
>因みに羽生三冠のファンでもあるのですが、カド番やっぱり強い!
う~ん、いい将棋でしたが、羽生ファンとしては「中村六段が終盤、三度も最善手を逃しての逆転勝ちということに不満を感じます。
微差でずっと追走したので、逆転できたというのを評価すべきなのでしょうが。
残念なのは、解説陣が頼りなさ過ぎた点ですね。
感想戦では、仕掛ける前に△8五桂▲6八銀を利かさなかったので、ずっと羽生王座が悪かったとなりましたが、本当にそうなのかも疑問です。攻め込んでよさそうに見えたのですが、やはり、銀損が大きいのでしょうね。
最終局は目が離せませんね。その前に、渡辺竜王との順位戦もありますね。
最近本当に忙しくて、貧乏ヒマなしが極まっていると言うか何と言うか…
記事と直接は関係ありませんが先日は久しぶりにタイトル戦ネット中継を満喫しました
王座戦第4局です
特に感動したのが指し直し局84手目の「63金打」です…
私は詰め将棋が本当に好きで、東洋文庫の「詰むや詰まざるや」なんかはもう、愛読書の域を超えて一緒に納棺を…ゲフンゲフン…
失礼しました、そんなわけなのですが、この金打ちは、詰め将棋用語で言うところの「金先金歩」(金歩を手持ちで一見どちらを使ってもいい状況なら普通は先に歩を使って金を残すところを、逆に金から先に使う)のような手筋でした
中継を見る限り、控室のそうそうたる検討陣もほとんど気が付いていなかったようですが、それが盲点となっていた理由だと思いました
最後も中村6段に決定的なミスがあったとは言え、打ち歩詰めで逃れるあたり、見どころ満載でした
奨励会の里見二段の成績からも目が離せません…
(あと3連勝か5勝3敗で三段リーグ入りですね)
記事には直接関係なくて本当に申し訳ないのですが、他に書き込む場所もないので(汗)、こちらで失礼させていただきました
<(_ _)>
記事に直接関係なくても、全くかまいません。嬉しいです。
>特に感動したのが指し直し局84手目の「63金打」です…
なるほど、「金先金歩」ですか。ぴょん太さんは詰将棋がお好きなのですね。
「飛車と香車」が打ち歩詰めをテーマにして題材になりますね。
この将棋の場合、歩で攻めた方が便利(相手に歩しか渡らない)し、自陣に金を打った方が堅くなると言う訳ですね。
羽生三冠の場合、このような持ち駒を投入して、手駒が減って大丈夫なの?という使い方が多いような気がします。
>記事には直接関係なくて本当に申し訳ないのですが、他に書き込む場所もないので(汗)、こちらで失礼させていただきました
羽生ファンを公言しながら、この将棋を取り上げていない体たらくな私が悪いのです。
書き込むべき記事がないのに(書き込みにくいのに)、コメントしていただき、ありがとうございます。
それにしても見事なくらいに偏った感じですね。こういうのを見ると、一つのリーグは必ず総当たりで組める人数(B1の13人くらい)にして、B2-1,B2-2,C1-1,C1-2,・・・・更に階層化し、各リーグトップと1組2位は昇級、他リーグ2位は昇組のような形にした方がいいかなと思います。
名人挑戦までの年数を変えていいなら、人数増える毎にクラスを増やして、ある段階までは1位は二階級上がるとかにした方がわかり易いと思いますが。
王座戦は久しぶりに見てて面白く疲れるタイトル戦ですが、羽生ファンとしてはこれで負けたら旅に出るよりありません。というか明日から連休を利用して自転車でぶらっと富山辺りを目指す予定ですが、羽生さんが負けたらそのまま山口辺りまでいって消息を絶とうかな、二週間くらい。
>毎回結構な手間がかかっていると思います。お疲れさまでした。
考え始めると、どんどん広がっちゃって、書き始めた時の予定よりは2倍3倍になってしまいます。
データをあれこれ分析するのは好きなので、苦になりませんが、文章化したりデータを記すのは結構大変なので、ねぎらっていただけると、嬉しいです。
>こういうのを見ると、一つのリーグは必ず総当たりで組める人数(B1の13人くらい)にして、B2-1,B2-2,C1-1,C1-2,・・・・更に階層化し、各リーグトップと1組2位は昇級、他リーグ2位は昇組のような形にした方がいいかなと思います。
なるほど、一つの方法ですね。
本文で書き忘れましたが、改革案として、最初に5回戦まで抽選しておき、5回戦(5局)終了時で、上位下位に分けてしまい、新たに昇級、残留を争うようにすれば、不公平感は減少すると思います。
>王座戦は久しぶりに見てて面白く疲れるタイトル戦ですが、羽生ファンとしてはこれで負けたら旅に出るよりありません。
>羽生さんが負けたらそのまま山口辺りまでいって消息を絶とうかな、二週間くらい。
王座失冠の場合は、東尋坊でお待ちしています。