王将位挑戦者決定リーグ
菅井八段が5勝1敗で挑戦権獲得。羽生九段(4勝2敗)、永瀬九段(4勝2敗)、近藤誠七段(3勝3敗)が残留。陥落は豊島九段(2勝4敗)、佐々木勇八段(2勝4敗)、渡辺九段(1勝5敗)。
詳細はこちら。
西山四冠vs里見四冠
白玲位七番勝負最終局は、西山女流三冠が快勝し、白玲位を奪取。里見女流は五冠から4冠に後退。これで四冠対四冠となったが、タイトル順位より西山四冠が序列1位となった。
倉敷藤花三番勝負も、またもや二人の対決(西山女流四冠が挑戦)。里見倉敷藤花が2勝0敗で防衛。
女流王位五番勝負
加藤桃子女流四段が里見女流王座に挑戦。現在、里見女流王座の2勝0敗。第3局は12月5日に行われる。
女流名人戦
挑戦者決定リーグ最終局が11月24日に行われた。
この日は、朝日杯二次予選、達人戦準々決勝が行われており、その他各棋戦の予選も多くの対局が組まれていた。
連盟職員や各棋戦関係者の勤務関係もあるかもしれないが、もう少し、バランスを取って欲しい。記録係は奨励会員だと思われるが、学業は大丈夫なのだろうか?
それに、将棋ファンにとっては、土日に対局中継があった方が嬉しいはずだが……
それはさておき、リーグ戦は大激戦。
最終局を前にした成績は
里見女流四冠(2位) 6勝2敗 (最終局対戦相手は伊藤)
内山女流初段(7位) 6勝2敗 (最終局対戦相手は上田)
鈴木女流三段(3位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は石本)
加藤女流四段(4位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は渡部)
石本女流二段(6位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は内山)
渡部女流三段(7位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は加藤)
山根女流二段(7位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は香川)
伊藤女流四段(1位) 3勝5敗 (最終局対戦相手は里見)
上田女流四段(5位) 3勝5敗 (最終局対戦相手は内山)
香川女流四段(7位) 2勝6敗 (最終局対戦相手は山根)
4名が陥落 カッコ内の順位は前年度成績による順位、同星の場合に優先される(挑戦者決定はプレーオフが実施)
挑戦権は里見女流四冠と内山女流初段に絞られているが、降級の可能性は暫定3位の鈴木女流三段まであるという大激戦(香川女流四段は陥落が決定している)。
同星でも挑戦権に関してはプレーオフが実施されるので、里見と内山は星勘定に関しては全くの五分。対戦相手との棋力相性を考えると、里見-伊藤は里見が優位だが、伊藤も里見から女流名人を奪取した(前々期)実力者で、難敵である。伊藤は負けると即陥落が決定するので必死であろう(陥落が懸かっていなくても全力だが)。
内山はまだ棋歴が浅く実績に乏しいが、相当棋力を伸ばしているようだ。里見を破ったのは驚いたが、里見に対して優勢になってもそこから勝ち切るのはなかなか難しい。終盤力もあるようだ。その他、伊藤、渡部、香川、鈴木、石本とそうそうたるメンバーを破っている。
最終局の上田も難敵だが、勝つような気がした。
残留争いは、上記のリーグ成績の下位ほど苦しいが、その差はそれほど大きくはない。暫定8位の伊藤を例にとると、勝てばランク1位での4勝5敗となり、上田が4勝目を上げても伊藤よりも下位、加藤ー山根戦、鈴木―石本戦の敗者2名も4勝止まりで伊藤よりも下位。これに既に陥落決定の香川を加えて、少なくとも6位以上が決定するので、勝てば残留できる。
暫定9位の上田は勝ってもランク5位での4勝5敗で、残留は厳しい状況だが、最終局で伊藤、山根、渡部が敗れれば、この3棋士と香川より上位となり残留できる。
暫定3位の鈴木は最終局に敗れても、伊藤、山根、石本が揃って勝たない限り、陥落しないという状況。陥落は暫定5位の石本あたりまでかなあ……と見ていた。
【最終局の結果】
○里見女流四冠-伊藤女流四段●
○内山女流初段-上田女流四段●
■加藤女流四段-渡部女流三段□ (不戦)
○山根女流二段-香川女流四段●
○石本女流二段-鈴木女流三段●
この結果
里見女流四冠(2位) 7勝2敗 (〇対伊藤) プレーオフ
内山女流初段(7位) 7勝2敗 (〇対上田) プレーオフ
石本女流二段(6位) 5勝4敗 (〇対内山)
渡部女流三段(7位) 5勝4敗 (□対加藤)
山根女流二段(7位) 5勝4敗 (〇対香川)
鈴木女流三段(3位) 4勝5敗 (●対石本)
加藤女流四段(4位) 4勝5敗 (■対渡部) 陥落
伊藤女流四段(1位) 3勝6敗 (●対里見) 陥落
上田女流四段(5位) 3勝6敗 (●対内山) 陥落
香川女流四段(7位) 2勝7敗 (●対山根) 陥落
何と、女流四強の加藤桃、伊藤を含めた女流四段がリーグ陥落。
女流四段と言っても、現棋力が相当怪しい棋士もいるが、上田、香川の両女流四段はバリバリの実力者。
加藤桃女流四段はインフルエンザ罹患によるものだという。無念。
立川立飛杯達人戦
準々決勝……○森内九段-阿部八段● ○羽生九段-深浦九段● ○丸山九段-谷川十七世名人● ○佐藤康九段-藤井猛九段●
準決勝………○羽生九段-森内九段● ○丸山九段-佐藤康九段●
決勝…………○羽生九段-丸山九段●
“ひとり表彰式”も観られた(笑)
菅井八段が5勝1敗で挑戦権獲得。羽生九段(4勝2敗)、永瀬九段(4勝2敗)、近藤誠七段(3勝3敗)が残留。陥落は豊島九段(2勝4敗)、佐々木勇八段(2勝4敗)、渡辺九段(1勝5敗)。
詳細はこちら。
西山四冠vs里見四冠
白玲位七番勝負最終局は、西山女流三冠が快勝し、白玲位を奪取。里見女流は五冠から4冠に後退。これで四冠対四冠となったが、タイトル順位より西山四冠が序列1位となった。
倉敷藤花三番勝負も、またもや二人の対決(西山女流四冠が挑戦)。里見倉敷藤花が2勝0敗で防衛。
女流王位五番勝負
加藤桃子女流四段が里見女流王座に挑戦。現在、里見女流王座の2勝0敗。第3局は12月5日に行われる。
女流名人戦
挑戦者決定リーグ最終局が11月24日に行われた。
この日は、朝日杯二次予選、達人戦準々決勝が行われており、その他各棋戦の予選も多くの対局が組まれていた。
連盟職員や各棋戦関係者の勤務関係もあるかもしれないが、もう少し、バランスを取って欲しい。記録係は奨励会員だと思われるが、学業は大丈夫なのだろうか?
それに、将棋ファンにとっては、土日に対局中継があった方が嬉しいはずだが……
それはさておき、リーグ戦は大激戦。
最終局を前にした成績は
里見女流四冠(2位) 6勝2敗 (最終局対戦相手は伊藤)
内山女流初段(7位) 6勝2敗 (最終局対戦相手は上田)
鈴木女流三段(3位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は石本)
加藤女流四段(4位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は渡部)
石本女流二段(6位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は内山)
渡部女流三段(7位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は加藤)
山根女流二段(7位) 4勝4敗 (最終局対戦相手は香川)
伊藤女流四段(1位) 3勝5敗 (最終局対戦相手は里見)
上田女流四段(5位) 3勝5敗 (最終局対戦相手は内山)
香川女流四段(7位) 2勝6敗 (最終局対戦相手は山根)
4名が陥落 カッコ内の順位は前年度成績による順位、同星の場合に優先される(挑戦者決定はプレーオフが実施)
挑戦権は里見女流四冠と内山女流初段に絞られているが、降級の可能性は暫定3位の鈴木女流三段まであるという大激戦(香川女流四段は陥落が決定している)。
同星でも挑戦権に関してはプレーオフが実施されるので、里見と内山は星勘定に関しては全くの五分。対戦相手との棋力相性を考えると、里見-伊藤は里見が優位だが、伊藤も里見から女流名人を奪取した(前々期)実力者で、難敵である。伊藤は負けると即陥落が決定するので必死であろう(陥落が懸かっていなくても全力だが)。
内山はまだ棋歴が浅く実績に乏しいが、相当棋力を伸ばしているようだ。里見を破ったのは驚いたが、里見に対して優勢になってもそこから勝ち切るのはなかなか難しい。終盤力もあるようだ。その他、伊藤、渡部、香川、鈴木、石本とそうそうたるメンバーを破っている。
最終局の上田も難敵だが、勝つような気がした。
残留争いは、上記のリーグ成績の下位ほど苦しいが、その差はそれほど大きくはない。暫定8位の伊藤を例にとると、勝てばランク1位での4勝5敗となり、上田が4勝目を上げても伊藤よりも下位、加藤ー山根戦、鈴木―石本戦の敗者2名も4勝止まりで伊藤よりも下位。これに既に陥落決定の香川を加えて、少なくとも6位以上が決定するので、勝てば残留できる。
暫定9位の上田は勝ってもランク5位での4勝5敗で、残留は厳しい状況だが、最終局で伊藤、山根、渡部が敗れれば、この3棋士と香川より上位となり残留できる。
暫定3位の鈴木は最終局に敗れても、伊藤、山根、石本が揃って勝たない限り、陥落しないという状況。陥落は暫定5位の石本あたりまでかなあ……と見ていた。
【最終局の結果】
○里見女流四冠-伊藤女流四段●
○内山女流初段-上田女流四段●
■加藤女流四段-渡部女流三段□ (不戦)
○山根女流二段-香川女流四段●
○石本女流二段-鈴木女流三段●
この結果
里見女流四冠(2位) 7勝2敗 (〇対伊藤) プレーオフ
内山女流初段(7位) 7勝2敗 (〇対上田) プレーオフ
石本女流二段(6位) 5勝4敗 (〇対内山)
渡部女流三段(7位) 5勝4敗 (□対加藤)
山根女流二段(7位) 5勝4敗 (〇対香川)
鈴木女流三段(3位) 4勝5敗 (●対石本)
加藤女流四段(4位) 4勝5敗 (■対渡部) 陥落
伊藤女流四段(1位) 3勝6敗 (●対里見) 陥落
上田女流四段(5位) 3勝6敗 (●対内山) 陥落
香川女流四段(7位) 2勝7敗 (●対山根) 陥落
何と、女流四強の加藤桃、伊藤を含めた女流四段がリーグ陥落。
女流四段と言っても、現棋力が相当怪しい棋士もいるが、上田、香川の両女流四段はバリバリの実力者。
加藤桃女流四段はインフルエンザ罹患によるものだという。無念。
立川立飛杯達人戦
準々決勝……○森内九段-阿部八段● ○羽生九段-深浦九段● ○丸山九段-谷川十七世名人● ○佐藤康九段-藤井猛九段●
準決勝………○羽生九段-森内九段● ○丸山九段-佐藤康九段●
決勝…………○羽生九段-丸山九段●
“ひとり表彰式”も観られた(笑)
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