英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

東京紀行 その7「ssay」

2013-04-23 23:50:31 | 日記
 会うまでのnanaponさんのイメージは、男気があって、情に厚い………井筒映画監督。
 実際の風貌は、少し違うが、遠くはない。全体像としては、予想は「ほぼ的中」の部類に入るだろう。千葉県の方から、「俺はもっといい男だぞ」という声が聞こえてきそうだが、無視、無視……

 ということで、nanaponさんにはしばらく大人しくしていただくとして、迷子の私を救い後光が差すほどありがたく感じたssayさんが、ほったらかしだった。
 「その1」で少しだけ触れたが、ssayさんはnanaponさんの『即席の足跡』や渡辺竜王の『渡辺明ブログ』(しかし、ストレートな名称だな)で、名前をちらちら見かけ、その内容もなかなか鋭いなあと思っていた。その鋭さに接近するのをためらったが、ずっと気になる存在だった。
 その辺りの心境や、二人がアツアツになった経緯は、「その1」でも紹介した2011年9月17日辺り。リンクの記事を読んでいただけるとご理解いただけると思うが、ページが変わると読みにくいので、要点部分だけ引用します。

=======【引用】===============================
 彼の分析は鋭い。そして、彼は羽生ファンではない、こともあろうか渡辺竜王のファンなのである。羽生ファンではない渡辺竜王ファンである彼の鋭い眼で、ちょっと(ちょっとだよ)愚かな羽生ファンを斬られてしまうのではないかと心配していた時期もあった。断っておきますが、斬られると心配したのは「羽生ファン」であって、羽生二冠、おっと、三冠(笑)ではない。
 彼の存在は、nanaponさんを通じて意識していた。あとで判明したが、彼も私のことを意識していたらしい。私の場合、ファンの対象は違うが、時には辛辣、あるいは、余計なことをと思うような事を言ってしまう点で、似ていると思っていた。
 羽生ファンじゃない、鋭い、私と似ている……と言うわけで、「触らぬ神にたたりなし」で、チラ観するものの、正対したことはなかった。
 でも、彼の記事は、鋭くて、正直で、おもしろい。我慢しきれず、パンドラの小箱をあけるように、彼の記事にコメントをつけ…いい関係(笑)が続いている。う~ん、「盟友」と言えばいいのかな、ちょっと、くすぐったい関係。こういうことを書くと、某n氏により横から槍が飛んでくるかもしれない。
========================【引用 終】=============

 少し補足すると、この記事は羽生二冠が広瀬王位から王位を奪取し、三冠に返り咲いた時の記事であった。
 この後、某n氏から横やりが入ったのは言うまでもない。


 さて、「鋭くて、正直で、面白い」というssayさんの評価は今も変わらない。ただ、彼の記事やコメントを読んでいるうち、「正直」の延長線の先に「やさしさ」と「気弱さ」が見えてきた。
 nanaponさんを井筒監督と強くイメージしていたが、ssayさんには具体的なイメージはなかった。しかし、ssayさんにも具体的イメージを挙げたい。そこで、いろいろ思い浮かべた。やはり俳優がいいなあと、『相棒』や『八重の桜』や『平清盛』、レギュラーや主要人物だけでなく、脇役やゲスト出演をほとんどチェックしたが、該当する俳優はいない。
 そこで、今度は現在オンエアされている連続ドラマをいろいろ思い浮かべるが、やはり、ぴったりする人はいない。
 理論的で鋭くて正直で面白く優しい、それでいて少し気弱そうな役者さんていないものだな。本日、名人戦第2局の第一日だが、名人戦並みの長考に沈んでしまった。
 ならば棋士ではいないかな…………………………いた!

 山崎隆之七段
 なかなかナイスな人選だと思うが、どうだろうか?

 実際は……山崎七段とは違っていたが、優しそうで頭が切れそうで穏やか、イメージ通りだ。背が高くてスラッとしている。絶対女性にもてるはず。
 人の話をにこやかに聴き、同意したり補足してくれる。
 他人の話を聞くだけかと言うとそうではなく、時折、遠慮がちに「~~と思うんだけど」とか「~~なんだよね」と穏やかな口調で、それでいてしっかりした論旨を展開する。

 「やっぱり、ssayさん」なのである。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ガリレオ2』 #2「指標す -しめす-」

2013-04-22 22:37:30 | ドラマ・映画
今回の実証現象……ダウジング……

 一見、ダウジングが真相を突き止めていたようだが、真相がダウジングを決めていた
 加奈子はダウジングにより物事を決めているようだが、彼女が(無意識に)ダウジングを決定していた


言葉や行動が真相を暗示していた
「君は犬の死骸を探そうと思った時、まず、そのことが正しいかどうか、その振り子に聞いたんだね」
「はい」と彼女は答えた。

 →最初から彼女は犬が死んでいることを知っていた。捨てられた場所も。
 しかし、犬の死骸を見つけた後に、こういう質問をされれば、普通、肯定するよね。誘導訊問的。

歩いて犬を探そうとした
 →歩いていける場所だと思っていた

別れ道が来るたび、「私はこのまま進んでいいですか?」と聞いていた
 →訪ねていたのは方角ではなくこれから彼女がとろうとする行動が正しいかどうかを聞いていた

あの振り子は、彼女自身の意思を確認するための道具だったのだ


事件としては、普通の強盗殺人(「普通」というのは不謹慎ですね)
岸谷美砂(吉高由里子)の推理は、ほぼ合っていた
 顔見知りの犯行、犯人は二度現場に来た、犬を毒殺した理由、置時計の止まっていた時刻と死亡推定時刻が違っていた理由など
監察医・アイザックの推理も、半分合っていた
 犬の死骸の場所を加奈子は知っていた

 報告書を作成するのに、ダウジングを科学的に否定する必要はないと思う。「加奈子が犬の死骸を捨てるのを目撃していた」と書けばいいだけ。

「慣性の法則」か「感性の法則」か?
 大講義室での講義で湯川(福山雅治)が「かんせいの法則」と発声したが、≪さすが格好いい言い方だな≫と感心したが、「慣性」ではなく「感性」のアクセント・イントネーションだったような気がする。
 2度目の実験室(講義室)で説明した際は、普通の発音(慣性)だった。
 福山さんはわざと「感性」と言ったのか?それとも、「気どった」だけなのか?


湯川と美砂のやり取りが面白くなってきた。
美砂の高飛車度も低くなったような気がする。

【ストーリー】番組サイトより
帝都大学物理学科の准教授・湯川学(福山雅治)は、どんなことでも水晶の振り子に相談して決めているという女子高生・真瀬加奈子(川口春奈)に出会う。そのきっかけは、ひとり暮らしの老婦人が自宅で殺害された事件だった。被害者宅からは隠し財産の金の延べ棒がなくなっているため、強盗殺人事件と思われた。そして、遺体発見当日、被害者宅から数百メートル離れた場所で、彼女の飼い犬・クリの死骸が発見されていた。クリの体内からは農薬が検出されており、牙には人間のものと思われる血液が付着していた。その死骸を水晶の振り子の力で見つけたのが加奈子だった。

加奈子は、祖母が亡くなる前にくれたというその振り子のことを“ミズガミサマ”と呼び、何かに迷ったときは必ず振り子に相談していた。答えがイエスのときは振り子が回り、ノーのときは動かないらしい。小学生のころ、被害者の家によく遊びに行っていた加奈子は、クリが見つかれば犯人がわかるかもしれない、と思って探しに行ったのだという。

貝塚北署の刑事・岸谷美砂(吉高由里子)からこの事件について相談を受けた湯川は、加奈子の行為はダウジングだと推察する。が、ダウジングはその有効性が認められた事例がいくつもあるにもかかわらず、科学者による立証実験では効果が認められないという代物でもあった。つまり、立証も反証もできないのだ。振り子のダウジングに興味を抱いた湯川は、加奈子が犬の死骸を見つけたときと同じ道をたどり、周囲の状況を検証したが、何もわからなかった。そこで湯川は、加奈子に会い、振り子に犯人の名前を教えてもらおうと提案する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『空飛ぶ広報室』 第2話「浅学非才・馬鹿丸出しの私…でも答えは自分で探す」

2013-04-22 20:11:11 | ドラマ・映画
 初回は面白かったし、2回目もドラマとしては面白かった。
 ただ、ヒロイン・リカの性格というより人格が酷過ぎて、正直、頭にきた。
 言葉が妥当だと思わないが、今回のタイトルにも使われているので、敢えて言うと馬鹿女としか言いようがない。

 確かに、このドラマのテーマ
「幼い頃からの夢を絶たれ、ただ今人生の壁にぶち当たっている」という共通点から、お互いに理解を深め惹かれ合い、成長していく姿を描いていく

 と言うものなので、リカが未熟と言うのが設定であるので、ある程度未熟なのは当然と言える。

 しかし、今回(今週)のリカの人格は初回よりも酷くなっていた。(正確には、「酷くなった」のではなく「酷いのが明らかになった」と言ったほうがよい)

過去の過ち
 ある事件の取材をしていて、リカは逮捕間近と思われていた容疑者の妻をしつこく追いまわし、精神的に追い詰めた。しかし、その容疑者は無実で、別の者が逮捕され、訴えられた。
その過ちに対するリカの思い
・きちんと謝罪はして示談になっている。
・示談で決着しているのに、社内での評価は落ちた。
・あってはならないことで、行き過ぎた取材だったと思うが、あの時点では容疑者の妻で自分は自分の仕事をしただけ。
・運が悪かった。

 「自分の仕事」=「コメントを取ること」なんて、なんて浅い仕事なのだろう。「事件を追究する」のが報道の務めであろう。しっかり事件に向き合っていれば、もっとましな取材ができたはず。「運が悪い」のではなく「自分が悪い」。
 示談で決着がついたことで、自分の過ちが決着したと思っているのも酷いし、社での評価が落ちたのも不当と思っている。
 なので、スクープを取りさえすれば、報道に復帰できると考えている。
 評価を上げるには、自分に与えられた仕事をきちんとすることだと気付かず、仕事をおざなりにする。報道マン云々ではなく、もはや人間としてどうなのだろうか?


 過去の過ちも許せないが、それを全く反省せず過ちにも気づかないというのがあり得ない。それを注意もせず放ったらかしにして、ディレクターとして仕事を任す局も懐が深すぎ。チーフディレクター・阿久津(生瀬勝久)も「お前、そのままだと一生無能のままだぞ」と言うだけだが、「無能」な者を雇う余裕があるのだろうか?

 もちろん、その馬鹿な女が気づき成長するのがテーマなので、ドラマとしては正しいが、ちょっとひど過ぎるのではないだろうか?そんなリカに、企画書をバッサリ斬られた空井(綾野剛)が気の毒だ。
「空井さんの常識と、私たち一般の認識って、空井さんが思っているより遠いと思います」
って、リカに言ってほしくないよね。
 そんないい加減な姿勢で、今回も「街角グルメ」のレポートを制作する。食べてもいないのにグルメレポートをするなんて、「おざなり」の最上級である。

 と、かなり尖がってしまったが、「ドラマとしては巧みで面白い」と思う。
 今回冒頭の防衛相の緊急記者会見のシミュレーションシーンは、リカのそそっかしさとガツガツぶりをよく表している。私も意表をつかれた。
 また、「あってはならないこと」という言葉をリカの過去の過ちとうまくダブらせている。それに、リカの追及シーンのVTRをリカに見せて、自身のガツガツさを見せるというのも、リカに自戒させる段階を踏ませている。
 またラストチャンスエリアとオンエア直前の「街角グルメレポート」の差し替えも巧く呼応していた。
 空井の助言により、リカが自分のいい加減な取材だったと悟るが、空井はリカのまずさを把握して意識的に言ったのだろうか?


 ボツにされた空井の企画書は、考えさせられた。空井がこだわった「国防の意義、航空自衛隊が社会に果たす役割」は大事なことだと思うのだが……。
 「取材される者が伝えてほしいこと」「制作する者が伝えたいこと」「視聴者やスポンサーが求めるモノ」は違うのは仕方がない。難しい問題だなあ。
 「上から目線」という表現はよくないニュアンスだが、上からでないと見えないこともあるし、横から同じ目線でないと気がつかないこともある。
 制作サイドは、結果的に使わなくても、取材される者が「伝えてほしいこと」を考慮して取材して欲しいものだ。

 私も、「放電」という言葉に甘えて、いろいろ尖がったことを書いているが、肝に銘じなければならない。いや、それだとつらいので、時々立ち止まるぐらいにしておこう。
 今回もかなり尖ってしまったが、リカも「馬鹿丸出し、それも、今の今まで馬鹿じゃないと思っていた。大馬鹿です」「人のせいにも運のせいにもしません」と反省し涙を流し、土下座もしたし、許してあげよう!(やっぱり、上から目線!)


それにしても、空井の話す順番が独特で、相手(リカ)をどきっとさせるのも面白い。

【ストーリー】番組サイトより
 空幕広報室を訪れた リカ (新垣結衣) は、柚木 (水野美紀) が落とした資料から防衛省で緊急記者会見が開かれることを知る。
 大勢の記者たちがいる中、帝都テレビのクルーがいないことに気づいたリカは、柚木の制止も聞かず会見場に乗り込み 空井 (綾野剛) たちの前で報道記者として 空幕長 (モト冬樹) や 鷺坂 (柴田恭兵) に鋭い質問を浴びせる。
 情報番組 「帝都イブニング」 で街角グルメ特集の編集中、リカは 阿久津 (生瀬勝久) から 「そのままだと無能のままだぞ」 と言われたことに納得がいかないでいた。
そんな中、番組企画の提案のため帝都テレビを訪問した空井にポツリポツリと自分の過去を話してしまったリカ。そのことを後悔していると、空井から連絡が入る。そして、空井との会話で自分の重大な間違いに気付く…。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『八重の桜』 第16話 「遠ざかる背中」

2013-04-21 21:39:41 | ドラマ・映画
慶喜の出陣中止が京を揺るがしていた。(ナレーション・草笛光子)

田中土佐「ぬしゃが行っては、事が荒立つ!」
佐川官兵衛「荒立てに参るのです」

神保修理「お待ちを! 今、覚馬さんたちが、出陣を促す殿の書状を持って城に向かっています」
佐川官兵衛「それではまた、あの食わせ者に丸め込まれる」

松平容保「朝廷からのお指図を待たねばならぬ。…今は、静まれ」
佐川官兵衛「ははあぁぁっ…」
 泣く泣く引き下がる官兵衛。

結局、覚馬らは門前払い。
しかも、勝に
「幕府はもうダメだ。世界に目を向けてみろ。内乱なんかしていたら西洋列国に食いつぶされるぞ。徳川一家の繁栄と日本国の存亡。どっちが重いかよく考えてみろ」
一括され、返す言葉もなし。

会津は頑固者。義(幕府や朝廷への忠)や面子を重んじ、時代遅れの考え(古い体制)に囚われてしまっていた。

勝海舟・松平春嶽・一橋慶喜会談
 長州との和議を勝に依頼。
 勝と春嶽は、それを条件に、共和制(諸侯会議)を約束させる。

 しかし、勝と春嶽の結託をも裏をかく慶喜の二枚舌。
 (14代)将軍の喪に服すという理由で「兵を引き上げる」と言う勅命を引き出させた。

 この国家の危機に内乱どころではない。幕府はもはや「死に体」、これからは共和制でないとやっていけない。

 慶喜は、長州と戦いたくないという点では勝と春嶽と一致していたが、長州に負けるのは幕府の面目が潰れてしまうという理由だった。
 保身と徳川家のことしか考えない慶喜が、「徳川家は一大名しか過ぎない」と言う二人と袂を分かつのは必然のことだった。

容保・慶喜会談
容保「信義に背いては、幕府から人心が離れまする」
慶喜「構わぬ!太平の世に胡坐をかいた幕府は、一度壊れた方が良い」
容保「何を仰せです」
幕府(徳川家)のため、必死に尽くしてきた会津(容保)は、怒りに震える。
 官兵衛をこの場に連れてくればよかったのにねぇ。官兵衛の怒りの舞踏ぐらいでは、屁とも思わぬ慶喜だった。

一方、会津パート今週はダメダメだった。

会津の大火は、単に今週に引き伸ばしただけの視聴率稼ぎだった。
うらの娘・みねを探して右往左往するさい庄之助が負傷し、そのことで八重の尚之助への思いを再確認させるエピソードだったが、無理やり感がある。(実際、みねは家の中にいた)

 その中で、うらがみねに厳しく当たった真相が八重の母により語られるが、これも取って付けたようなエピソード
 番組サイトの前話のあらすじのページで
「そんな淡い期待を胸に抱くうらですが、待てど暮らせどいい知らせは届かず…。次第に一人娘のみねに厳しく接するようになっていきます。イライラしていくうら、泣いてばかりいるみね」
 とあるのに、「山本家を継ぐことになる娘に敢えて武家の娘として厳しく、自分に厳しくしていた」と語るのは、反則に近い。
 せめて、うらが「武士の娘として厳しくしつけるつもりだったが、どこかでみねに当たっていたのかもしれない」と吐露した方が説得力がある。

「強くとも、鉄砲はただの道具。武士の魂がこもる剣や薙刀とは違います」
中野竹子(黒木メイサ)登場。文武に秀でた女性で八重のライバルとなるのか?
「あの人には、負けたくねえ」(八重)


京では二葉(市川実日子)が出てくると、なぜか和む。
「赤子は命の匂いがする」(覚馬) いい言葉だなあ。


孝明天皇崩御で次週へ

【ストーリー】番組サイトより
 会津の大火のさなか、行方不明になっていたみね(豊嶋花)を三郎(工藤阿須加)が見つけ出した。そして、みねを捜しに火元近くをさまよっていたうら(長谷川京子)を、尚之助(長谷川博己)が救い出す。みねの無事を確認し、涙するうらの姿を見た八重(綾瀬はるか)は、うらがどうしてみねを厳しく叱るようになったのか本当の理由を知る。
 そのころ都では、慶喜(小泉孝太郎)が将軍職を継ぐことが決まり、4年に及ぶ容保(綾野剛)の京都守護職が解かれようとしていた。ようやく願いがかない安堵(あんど)する容保。ところがその直後、喜びを打ち砕く悲報がもたらされる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京紀行 その6「nanapon」

2013-04-21 14:02:36 | 日記
 店に到着。nanaponさんのイメージにピッタリの雰囲気だ。
 ssayさんに続いて中に入る。
 さっと入口に顔を向けた男が約1名。
≪ああ、この人か≫
 初めて見る顔のはずだが、そういう気がしない。≪ああ、イメージ通りだ≫という感覚さえない。
 久しぶりに会った旧友という感じ。この「久しぶり」という感覚も「5年、10年」ではなく「1年ぶり」ぐらいで、「やあやあ」と声を掛けたくなる気分だ。

ここで、待ち焦がれた対面の瞬間を述懐する前に、nanaponさんとの関わりや私のネット歴を少し。
~~~~~~【解説】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 nanaponさんのブログ『即席の足跡』に初めてコメントしたのは、2007年8月11日なので5年8カ月前。
 えっ、何の記事か気になります?
 これ、実際の会話でも話題に上がったので、ここは勿体ぶることにします(後述します)。

 私がこのブログを始めたのが2008年10月なので、1年以上もnanaponさんのブログを盛り上げた(荒らした)らしい。
 で、これには、補足説明が必要で、私がブログを始める前に、将棋SNSに参加させていただいていて(現在は放置状態)、それを始めたのが2007年4月です。今読み返すと、今より真面目に将棋に向き合っています。
 実は、この将棋SNSでもnanaponさんと交流がありました。ざっと見ただけなので、どれが最初の接近遭遇か正確には分かりませんが、2007年11月18日の「W杯バレーボール②」の記事に11月21日にコメントをいただいています。
 nanaponさんも2007年12月1日「采配」の記事で私のSNSの記事「W杯バレーボール③柳本采配 」(11月20日記事)を紹介くださっています。(しかも全文)
 そんなわけで、一般的?にはnanaponさんのブログに長文のコメントを押し付けていた私に、「鬱陶しいから自分のブログを開いて、そこで吐き出せよ」と追っ払ったというイメージがありますが、私の溜まった電気をSNSで放電していましたし、nanaponさんとも『即席の足跡』以外でもやり取りがあったわけです。nanaponさんも本当はこういう交流があったことは覚えていているのですが、一般的定説に合わせてくれて、「鬱陶しいからブログを勧めたんだよ」と言っているのです(えっ、覚えていない?)。
 そういったやり取りをしているうちに、「将棋SNSでの私の記事があまりに素晴らしいのでSNSに埋もれさせておくのは勿体ない」と思い、ブログ開設を勧めたわけなのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【解説・終】~~~~~~~


「お待たせしました」
 聞きようによっては≪何様?≫だが、長い間待たせて申し訳ないという気持ちから発した言葉で、決してレジャー施設の子供向け戦隊ヒーローショーで、引っ張りに引っ張って登場するヒーロー気分ではない。
「よく来たね。やっと逢えたよ」
いや、記念すべきnanaponさんの第一声だが、よく覚えていない。私の創作だ。やはり高揚していたのだろう。(どうせnanaponさんも覚えていないだろう)

 nanaponさん、ssayさんとお互いに一瞥し、ネットでのイメージと照らし合わせる。
 ネットと言っても、私はツイッターもFacebookもしないのでブログだけだが、ブログは自分の考えを表明するのがその目的の一つ(他にはデータの整理や告知)なので、それが100%の本音でなくても、ブログを読めばその人の性格や考え方をある程度は分かる。
 しかも、公衆に発するというブレーキはかかるが、実生活と違い、面と向かって言うのではないので、普段表面に出さない感情や主張が表れることもある。これにより、ブログから二面性を感じることも多い。(リアルでつき合うより、性格をつかめる)
 nanaponさんにも二面性を感じていた。
 ズバッと主張する豪胆さや疑問に思うことに対しては臆せず突き詰め、場合によっては当事者や関係者(役所や施設やメーカーの担当者)に突っ込んだ質問も厭わない猛進性も感じる。しかし、その反面、猛進した行為に対して自分で突っ込みを入れていたり、結論を出すに至るまでもあれこれ可能性を考える緻密さ慎重さを感じる。この記事の前の記事「その5」のコメントで話題になったnanaponシステム(コメントに必ずURLを付ける)は大胆なその場に即したハンドルネームを付ける反面、それが誰が書いたか分かるようにする細やかさと、言ったことに責任を持つという男らしさを感じる。
 一言でいうと、豪胆さと繊細さの二面性を感じていた。それが、この対面の瞬間、ひとつに融合した。つまり「やっぱり、nanaponさんだ」であった。 
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『お天気お姉さん』 第2話

2013-04-20 21:27:27 | ドラマ・映画
今週の気象うんちく
飛行機雲
飛行機雲が見えると、それから1日か1日半後には雨が降ると言われている。
飛行機雲は、エンジンからの排気ガスや飛行機が通ることによる気流の乱れが原因でできる。
条件が揃わないと雲にならなかったり、すぐ消えてしまったりするのでいつでも見られるわけではない。
飛行機雲が綺麗に残る一番大事な条件は、上空の湿度が高く雲ができやすい条件が整っているとき。
(飛行機雲ができているということは)低気圧が近づいてきているということなので、長く大きく飛行機雲が見えた時は、天気がゆっくり下り坂だと考えられる。


 まあ、晴れていないと飛行機雲が見えない。晴れている状態は、もう悪くなるしかないし、夏の安定した天気、秋の帯状高気圧、冬の西高東低の気圧配置(太平洋側)以外は、晴れはそんなに長続きせず、飛行機雲にかかわらず、1日か2日後には雨が降る。
 夏は安定しているが大気中に水蒸気が多いので、飛行機雲ができたからと言って、低気圧が近づいているは限らない。
 冬の場合は、私は日本海側なので、実体験がないので何とも言えない。

 これからは飛行機雲が出たら、その後を注意してみることにしよう。

ブロッケン現象
太陽を背にして立った時、目の前の霧や雲に映った影の周りに、虹のような光の輪が現れる大気光学現象。
飛行機から見下ろした雲に現れることはあるが、森の中では珍しい。


 なぜ、この森でブロッケン現象が起こるかは解明せず。産業廃棄物の不法投棄が原因?



今週の不可解現象
「ウダル」
この地方に言い伝えられる妖怪で、人に圧し掛かって息苦しくさせる。


 正体は産業廃棄物の不法投棄で土壌汚染が起こり、異常腐敗が進み、二酸化炭素が充満することによる二酸化炭素中毒。

幸運と言うより不運
 せっかくブロッケン現象を見ても、二酸化炭素中毒を起こしてしまうのでは何にもならない。
 村人が怖れるように、世間でも悪い噂が立ちそうなものだ。死者や体の変調を訴える者が多発すれば、調査されそうなものだが。

今週の不可解行動
 二酸化炭素中毒を起こした社長(夫)をそのまま放置しておけば、殺人を犯さなくてもよかったように思う。

今週のずさんな捜査
 保険金目当てでなくても、遺産目当てかもしれない。
 というか、豪太(大倉忠義)以外、捜査していないような気がする。

やはり好きになれないヒロイン
 天気予報以外、興味がないヒロイン。周囲に「我関せず」と言う態度は好きになれない。
 
ここでも超能力
 人並み外れた記憶力は、『潜入探偵トカゲ』のトカゲ(松田翔太)とモロ被り。
 こういう便利な能力で、事件解決は好きではない。

【ストーリー】番組サイトより
 とある紳士服テーラーの主人・小竹勇太郎(堀内正美)が車の中で練炭自殺した。小竹には年の離れた妻・菜々(黒川芽以)が。菜々によると、小竹が自殺した朝、ふたりはパワースポットに行き、「永遠の愛に包まれる」と言い伝えのある光の輪を見てきたのだという。小竹の自殺は、ハイキングから帰宅し、菜々が友人とカラオケに出かけている間の出来事だった…。
 豪太(大倉忠義)らが、テーラーの経理担当・氷川秋雄(二階堂智)に話を聞いた結果、小竹が会社の金を横領し、浮気相手に貢いでいたのではないかという疑惑が浮かび上がる。菜々が小竹の浮気に悩んでいた様子だった、という友人からの証言もふまえ、小竹は「不倫と横領に行き詰っての自殺」という見方が強まる…。

 「不倫の末に自殺する人が、妻と光の輪を見に行くだろうか」
 そんな疑問を抱いた豪太が『蜜の味』で三平(佐々木蔵之介)と蜜代(壇蜜)に光の輪の写真を見せていると、晴子(武井咲)が現れる。晴子はその輪を“ブロッケン現象”だと説明。「ブロッケン現象を見てみたい」という晴子とともに、豪太と三平は翌朝、そのパワースポットに行くことになる。

 山の中で晴子とわかれ、ブロッケン現象を探す豪太。そのとき、豪太の身に異変が起こる…!
 地元の老人たちによると、その地には“ウダル”と呼ばれる妖怪の呪いが言い伝えられており、“ウダル”に乗っかられると息が苦しくなり、体が重くなって動けなくなるのだという。間一髪、晴子に助けられたものの、“ウダル”に憑りつかれたと騒ぐ豪太。だが、晴子はいっこうに意に介さない。
 この現象を不思議に思った晴子は、翌日再び山へ。そこで驚くべき事実を発見してくる!
 さらに、それが小竹の死の原因にもつながるのではないかという晴子の言葉に、豪太は新たな捜査を開始する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『確証~警視庁捜査3課』 『ダブルス~二人の刑事』『潜入探偵トカゲ』『ラスト・シンデレラ』

2013-04-19 21:40:50 | ドラマ・映画
『確証~警視庁捜査3課』
 萩尾秀一刑事(高橋克実)がいい味を出していて、ストーリーも興味深い。新人刑事の武田秋穂(榮倉奈々)が出しゃばり気味に思えるが、今後しっくりしてくるのかもしれない。

『ダブルス~二人の刑事』
 伊藤英明と坂口憲二のコンビが魅力的。ストーリーも面白かった。

 上記2作は、ちゃんとレビュー出来なくて申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
 今後、レビューするかもしれない。対して、初回はレビューした『お天気お姉さん』と『遺留捜査3』は劇的変化があれば取り上げるかもしれない(変化がなくても、怒りのあまり書く可能性はある)。『お天気お姉さん』は次回(今夜)が最終視聴になる可能性大。

『潜入探偵トカゲ』
 潜入モノはドキドキしてしまうので苦手な分野だが、主人公が敏腕なので安心感がある。(スリルがないとも言える)
 探偵・刑事ドラマと言うより、スパイドラマである(『ミッションインポッシブル』風)。
 初回は怪しい3人(竹中直人、鈴木一真、デビット伊東)が揃ったので、誰が黒幕か分からなかった。
 臓器売買を依頼した大臣役の升毅さんは、『お天気お姉さん』では犯人役であったし、『35歳の高校生』では先生役(レギュラー)で出演している。忙しい…。
 主人公が機械並みの記憶力によって活躍するが、便利すぎる能力で活躍するのは、あまり好きではない。

 そう言えば、白河法皇、後白河法皇、北条時政の共演である。

『ラスト・シンデレラ』
 篠原涼子、藤木直人、三浦春馬の三角関係は面白い。また、篠原涼子のオヤジ女子ぶりも面白い。
 しかし、飯島直子の淫乱ぶりが耐えられない。男性をトイレに引っ張り込んでヤルのは、犯罪である。女性がするのはいいのか?と脚本家やスタッフの常識を疑う。それに、親友の旦那に手を出すのも酷い。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『お天気お姉さん』 第1話

2013-04-19 16:04:27 | ドラマ・映画
金曜ナイトドラマ枠は、『YASHA-夜叉- 』『トリック』『特命係長・只野仁』『スカイハイ』『ミステリー民俗学者 八雲樹 』『着信アリ』『時効警察』『モップガール』『歌のおにいさん』『名探偵の掟』『ハガネの女』『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』『都市伝説の女』など、革新的な作品やマニアックな作品など印象に残るドラマが多い。(中には、悲しい思い出のある作品も……koumama、ごめんね)

 この『お天気お姉さん』は『都市伝説の女』と同じテイストがあるなあ。

気象の特殊な状況を利用した犯罪や、気象現象と偶然が作り上げるアリバイや犯罪に思える事故を、お天気お姉さんが解明していくドラマである。

球電現象が起こす連続放火
安倍晴子の解説
 落雷によって地表の温度が上昇したことで、
 土の中の二酸化ケイ素が還元し発生したナノ粒子が、
 空気中で自然発火して浮遊する現象


 雷雨の時に現れる。自然発生したプラズマのかたまりという説が有力だがはっきり解明されていない。空気中のリンが発火するという説もあるが、動物の骨に含まれるリンは発光しない。
 その説の真偽はともかく、そんなに頻繁に発生する現象ではないと思われるし、激しい雨が降っている状態で、ゴミなどに引火するとは考えにくい

空気の逆転層が作った犯行場所移動のトリック
 空気の逆転現象はそれほど珍しい現象ではない。しかし、それが音の伝達に影響を及ぼすことを実証できるほど頻繁に起こるのだろうか?
 しかも、殺人犯がたまたま死体を遺棄した地点がその現象が起こる地点だったというのは、偶然に頼り過ぎ。

 その他、ヒロインが語った「気象のうんちく」であるが、それほど凄いことを語っているわけではなく、常識的なことばかりで、天才少女でなくとも簡単な予報。(「天気が良いから霧が出ており、間もなく晴れる」
「寒冷前線の通過後は晴れる」)

捜査ものドラマと見た杜撰さ(ずさんさ)
①偶発的な殺人で、死体を別の場所に遺棄した状況なのに、遺棄現場を何の疑問もなく犯行現場と考えてしまう杜撰な捜査
②捜査一課は凶悪犯罪を捜査し、殺人も放火も担当するが、それぞれ担当が決まっているはず。殺人班が応援に駆り出されたのかもしれないが、そうは思えない会話だった

 捜査ものとしての細かさにはこだわらないで、ドラマを楽しむべきなのだろうが………

ドラマとしてのキャラクターや演技
①「天気の予報がすべて」というキャラクターは悪くはないが、それによって周囲をかき回す様は不快である。
 また、それが視聴者に受けて、認められるというのも好きではない。
 そういったものを打ち消して余りあるほどの魅力がヒロインにあるかというと、私にはまったく感じられない
ベタな演技の佐々木希と笛木優子
 笛木優子さんは好きなのだが、ベタな演技である。分かりやすい演技とも考えられるが、次にどういう表情でどういう台詞を言うかが分かってしまう。
 佐々木希さんも更にベタで分かりやすい。その上、演技を観ていると、違う意味でドキドキしてしまう。

 佐々木蔵之介、丸山智己、野間口徹と好きな俳優が揃っているので、残念である。
 蔵之介さんは、今のところ変な人だが、今後、監察医として活躍していくのだろう。

………………あと1回視聴予定


【ストーリー】番組サイトより
 必ず雨の日に起きている4件の連続放火事件。今日こそ、その犯人を挙げてやろうと雨の中張り込みに精を出していた新人刑事の“ゆとり”こと青木豪太(大倉忠義)は、通りがかりのライターを持った男に職務質問をかけていた。そんな豪太の前に不思議な女が現れ、告げる。
――「犯人はその人じゃありません」「犯人は人間ではありません」
 そして女は驚くべき“現象”が、一連の放火の“犯人”だと指摘。あ然とする豪太らに「今夜は星空になります」と言い残し、その女は去って行った。

 数日後、朝の情報番組『モーニングZ』のお天気コーナーに、突然その女が現れる。女の名は安倍晴子(武井咲)。晴子は「1時間後にはひょうが降る」と起こりそうもない事態を口にし、現場のスタッフを騒然とさせる。史上最年少11歳で気象予報士の試験に合格したという晴子の採否を巡って、モメにモメるスタッフたち。クビにしようとしたまさにそのとき、番組掲示板で『安倍晴子は何者か』がものすごい話題になっていることが判明し、そして空からはひょうが降り始めた!
 こうして晴子は晴れて『モーニングZ』のお天気お姉さんとして働き始めることに…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京紀行 その5「路頭、否、 路に迷う」

2013-04-19 00:46:38 | 日記
 え~と…書くものは書いたし、テンション急降下です(笑)。

 koumamaと楽しいひと時の余韻に浸りながら、都心を目指す。(と言っても、目指す行動を実行しているのは運転手さんですが)
 飲み会…正式名称は「英さんを歓迎し、羽生三冠が名人位を奪還することを応援すると共に、
来期あきら竜王が羽生名人に挑戦し、歴史的頂上決戦となることを期待する会」(ssayさん命名)
 長いタイトルが好きなssayさんらしい名称であるが、長いので後半の「来期あきら竜王…」は省略しよう。
 その「英さんを歓迎し、羽生三冠が名人位を奪還することを応援する会」は7時開始で、私は8時に合流の予定だ。一刻も早く現場に駆け付けたいが、その前にホテルにチェックインだけは済ませたい。飯田橋に行く途中に位置するし。
 椿山荘に到着したのは7時42分(料金支払い中に、たまたま顧客から電話がかかってきた)。手早くチェックインを済ませ、荷物も持ったままタクシー乗り場に向かう。
 タクシーに乗り、行き先(地下鉄「飯田橋」駅近く「鳥こまち」)を告げるが、分からないと言う。それなら、飯田橋駅に行くようお願いした。一応、フロントでも尋ねたが「分からない」との返事。
 到着。って、交差点付近の横断歩道じゃん。さすが都会。

≪着いたぞ、ここか………どこだ、お店は?≫
 人とお店がいっぱい………よく考えたら、「JRおよび地下鉄飯田橋駅近く」って範囲広すぎ。武生駅付近ならすぐたどり着けるが、JRか地下鉄か、西口か東口かさえ分からない。

 普段の私なら、嬉々として店を調べ、地図を調べ、プリントアウトしておくのだが、プリントアウトしたのは、椿山荘付近と椿山荘から飯田橋駅までの範囲の地図と都心内の位置が把握できる小縮尺の地図のみ。「英さんを歓迎し、羽生三冠が名人位を奪還することを応援する会」への私の力の入れ方が分かるだろう。
 都会の大きさを舐めていた……取り敢えず、nanaponさんの携帯に掛けてみる………出ない。3度鳴らしたが、出ない。仕方がないので、勘を頼りに動いてみよう。運が良ければ辿り着ける。
 ……運が悪かった。道行く人に尋ねても分からないと言う。公衆電話を見つけたので、電話帳から住所を探すか、お店に電話してみようか…(通常の精神状態なら、nanaponさんに電話を掛けてあとぐらいに、ネットで検索しているはず、やはり、通常の精神状態ではない)
 電話ボックスに入ろうとしたところで、nanaponさんから着信が。(着信時刻は8時11分)
「まだ来れんの?」
「いえ、もう飯田橋には着いています。でも、場所が分かりません」
「今、どこに居るか分かる?」
「ええと、でかい建物があります……東京区政会館て書いてあります」
「区政会館?ちょっと待って……ああ、駅についてから勝手に歩いた?取り敢えず駅に戻ってみて」
 駅に戻って電話。
「何か場所を示す具体的なものないかな?」
 折り返し連絡すると告げて、ウロウロ歩くと、「ラムラ」というショッピングモールみたいなところに行きつく。
「ラムラ……ああ、ラムラね。じゃあ、市谷方面に乗り継ぐ改札を目指して」
「市谷…ですか。何とか行ってみます」
駅員を見つけて尋ねると
「B-3口じゃあないかな」
と言う訳で、取り敢えずB-3を目指す。
 再び、ウロウロ歩いてB-3に出る。
 出たところで、携帯が鳴る。今度はssayさんからだ。
「今、どこに居ます?」
「ええと、マクドナルド神楽坂店があって、近くにモスバーガーがあります」
「モスバーガー……ああ、あった。今からそちらに行きます。もう見えているはずですよ」
お、おお!、電話しながら歩いてくる長身の男性が!

 ssayさんだった。ssayさんが正義の味方、救世主に見えた。
 ssayさんに引率されて、店に向かう。
 なかなか着かない。かなり世話を掛けてしまったなあ。

 ようやく到着。【続く】

今回も引っ張りました。
でも、今回は盛り上げるためではなく、別の理由があります。

 上方の地図から関係ある情報だけ抜き出し、歩いた経路などを付け加えた図です。Sはスタート地点(タクシーを降りた地点)、Tは区政会館前(nanaponさんから電話を受けた地点)、Gはお店、Aはssayさんの電話を受けた地点。
 何が言いたいか、分かりますよね、nanaponさん。(笑)
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳時メモ ハナミズキ開花

2013-04-18 16:00:06 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 近辺のハナミズキが一斉に咲き始めました。
 例年は4月末からゴールデンウイークにかけて咲いていると記憶しているのですが、今年はハナミズキも早いですね。
 (参照1参照2参照3参照4
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする