流浪の転勤族のあちこち訪問写真集
◆Rectangular Memories◆
2015 夏季ツーリング オホーツク海に沿って
北海道の最北端からオホーツク海に沿ってバイクを走らせます
この辺りは 著名な観光地が無いため 観光客の数はぐっと減ります
たまに出会うのは 北海道周遊中のライダーやチャリダー そしてキャンピングカーなどです
失礼ながら 何もない所です
では寂れた日本の最果てかというと さにあらず
この地域は 日本一の水揚げ量を誇る養殖ホタテの一大産地なのです
かつては ニシン漁と北洋漁業で栄えましたが ニシンは乱獲でダメになり 北洋漁業も200海里問題で衰退
存亡の危機に陥ったこの地域を復活させたのが養殖ホタテだそうです
最近では海外への輸出も好調のようで とても活気のある地域です
1 猿払村のオホーツク海
一見何も無い海ですがホタテの一大産地
2 エサヌカ直線道路
前方はひたすら平原
3 エサヌカ直線道路
後方もひたすら平原 とにかく広い
4 北見神威岬
オホーツク海に面した海岸線は比較的単調ですが このような険しく突き出た岬もあります
5 浜頓別町のクッチャロ湖
屈斜路湖と名前が似ていますが別の湖です 冬になると白鳥が飛来します
〔DSC-RX100M2〕
2015 夏季ツーリング 宗谷岬
稚内で1泊して 翌朝一番で宗谷岬に向かいました
お天気は 相変わらず曇りがちですっきりしません
2日目は ここからオホーツク海に沿って一気に網走まで進み 更に北見まで行きます
1 宗谷岬
観光客で賑わう場所ですが早朝なので最北端の風景を独り占めです
2 岬に立つ最北端のモニュメント
3 間宮林蔵の像
自らが探検した樺太を眺めています(宗谷海峡を隔てて樺太が薄らと見えています)
4 宗谷岬灯台
5 宗谷丘陵
この独特な地形は周氷河地形と言うそうです
6 宗谷丘陵
なだらかな地形を利用して牧場が広がっています
〔DSC-RX100M2〕
2015 夏季ツーリング 稚内
小樽を午前5時に出発し 途中休憩や寄り道をしながら ずっと一般道を走り 午後3時に稚内に到着しました
走行距離は約440kmでした
稚内には仕事で何回か来ていますが バイクで来たのは初めてということで また新たな達成感を味わうことができました
オホーツク海から吹き付ける風が冷たく お天気も曇りがちで 小樽とは違った気候に改めて北海道の広さを実感しました
1 稚内市のノシャップ岬
ちなみに北海道最東端は根室の納沙布(ノサップ)岬でこちらは野寒布岬
2 ノシャップ岬のモニュメントと稚内灯台
3 稚内公園に立つ氷雪の門
沖を往くのは 利尻島 礼文島と稚内を結ぶフェリー
4 稚内公園から見下ろす市街地
への字をした防波堤の付け根が稚内名物北防波堤ドーム
5 北防波堤ドーム
冬場の波浪から港を守るために昭和初期に造られた大型防波堤 北海道遺産
6 北防波堤ドーム前の広場ではイベント開催中
オホーツク海から吹き付ける風に時折小雨も混じり 観客の皆さん寒そう
1 2 〔K-3Ⅱ/16-85mmF3.5-5.6ED DC WR〕
3~6 〔DSC-RX100M2〕
2015 夏季ツーリング 北へ
夏の北海道は ライダー達の聖地
夏休みに入ると全国から荷物を満載したバイクが北海道を目指してやってきます
ただ今年の北海道は 7月中旬以降 ずっとすっきりしないお天気が続いており
雨の中 カッパを着て走るライダー達を見ると 少々お気の毒に思えます
バイク乗りは お天気の良し悪しで一喜一憂しない覚悟ができている・・・つもりですが
雨の中のツーリングは テンションが下がります
実は 昨年も一昨年も8月前半まで あまりお天気が良くなくて
自分自身も昨年は 夏季ツーリングに行くタイミングを逸してしまいました
そんな経験から 今年は8月後半に休みを取ることとしました
今回のツーリングは 道北とオホーツク海側を巡る2泊3日の旅程です
1日目は小樽から日本海に沿って北に進み 稚内まで行きます
お天気もまずまずで オロロン街道の愛称を持つ国道232号線と道道106号を鼻歌まじりで快調に北上します
1 増毛町 映画「駅 STATION」のロケに使われた建物(現在は観光案内所)
2 小平町望洋台から
3 オトンルイ風力発電所 28基のプロペラが一列に並ぶ
4 北緯45度モニュメント 北半球の中間地点
5 幌延町
6 サロベツ原生花園 あたりに人家は無くバスは1日3本
7 北上するにつれて雲が出てきて残念ながら利尻富士は雲の中
8 あの山並みを越えると稚内
1 〔K-3Ⅱ/16-85mmF3.5-5.6ED DC WR〕
2-8 〔DSC-RX100M2〕
2014 秋季ツーリング 阿寒湖
ツーリングの最後も湖です
摩周湖を後にして阿寒湖に向かいました
意識したわけではありませんが 後になって考えると 湖を集中的に回っていたことになります
ちょうど日も暮れて 宿は湖畔の温泉ホテルです
一日バイクで走って 冷えた体を阿寒の温泉が温めてくれます
1 ペンケトー
雄阿寒岳を挟んで反対側に位置する小さな湖で 北海道の形に見えると言われています
2 夕闇迫る阿寒湖
3 翌朝の阿寒湖
4 翌日は雨になりました
小樽出発時の天気予報では2日間晴れとなっていましたが 不安定なお天気となりました
2014年の秋季ツーリングは これでおしまいです
2日目はオンネトーや然別湖にも行きたかったのですが お天気が悪いため 断念し 早めに小樽に戻ることとしました
1 2 〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕
3 4 〔DSC-RX100M2〕
2014 秋季ツーリング 屈斜路湖 摩周湖
能取岬から網走市内を抜け 内陸に向け 39号線→243号線へと進み 美幌峠を目指しました
美幌峠は 日本最大のカルデラ湖 屈斜路湖の外輪山を越える峠です
美幌峠を越えると 雄大な屈斜路湖が姿を現します
1 美幌峠
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小樽を早朝に出て約500kmほどバイクを走らせてきましたが 秋の日は釣瓶落とし お日様が だんだん西に傾きだしました
先を急がなくてはなりません まだもう一か所立ち寄るところがあるのです
その場所とは 摩周湖です
昨年の夏のツーリングで立ち寄りましたが その時は「霧の摩周湖」状態で 湖面はおろか100m先すら見えない状態でした
ということで 再挑戦する機会を1年間待ち続けた摩周湖が今回のツーリングの目的地ということになります
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〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕
2014 秋季ツーリング サロマ湖 能取湖 能取岬
遠軽から更に北に進み 湧別町で国道238号線に出ます
国道238号線は 通称オホーツクラインと呼ばれ その名のごとくオホーツク海に沿って網走市と稚内市との間を結んでいます
湧別町から サロマ湖 能取湖に向け 国道238号線を東に進みます
1 日本で3番目に大きな湖 サロマ湖は砂嘴でオホーツク海と隔てられています
砂嘴は 標高が低く目立たないため サロマ湖は一見海のように見えます
2 能取湖は サンゴ草の群生地として知られています
サンゴ草は 正式にはアッケシ草といい 秋になると紅色に色づきサンゴのように見えます
訪れた時期は ちょうど最盛期ですが 昔に比べると 規模が縮小してしまったようです
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5 国道238号線を外れ 能取湖と網走市の間にある能取岬を目指しました
岬の先端には 灯台が立ち オホーツク海が見渡せます
冬になると流氷のビューポイントになります
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〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕
2014 秋季ツーリング 石北本線の駅 2
白滝から石北本線に沿って北進すること約1時間 遠軽駅に到着です
遠軽駅といえば 国鉄時代は石北本線と名寄本線の接続駅としてオホーツク海に抜ける鉄道の拠点になっていましたが
平成元年に名寄本線は廃止され 石北本線がスイッチバックする駅になっています
昭和7年に建てられた切妻屋根の立派な駅舎は かつて交通の要衝として賑わった名残を感じさせます
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〔DSC-RX100M2〕
2014 秋季ツーリング 石北本線の駅 1
今年は 夏に計画していた長距離ツーリングが 運悪く天気に恵まれず ことごとく中止を余儀なくされ
泊りがけの遠征が まったくできませんでした
なんとかシーズンが終わる前に一度は遠征したいと 気持ちは焦るばかりでしたが
ようやく9月末の土日に出かけることができました
長距離ツーリングは 体力を消耗するのと 戻ってからバイクの手入れをしたいので
通常 土日では泊りがけのツーリングはしないのですが 10月はいろいろ予定が詰まっていて
この機会を逃すと いよいよ今シーズンは 長距離ツーリングなし ということになりそうなので
少々強行軍で出かけることにしました
まずは 小樽からオホーツク海を目指して 北へ進みます
旭川から旭川紋別自動車道(国道450号線)を経由して
日本海とオホーツク海の分水嶺 北見峠を長大なトンネルで一気に抜けると白滝の町に出ます
小樽からノンストップで約3時間走ったので JR石北本線の白滝駅の駅舎で小休止です
1 JR白滝駅のしゃれた駅舎
2 ちょうど特急オホーツク2号(網走→札幌)が入ってきました
3 白滝駅舎と特急オホーツク2号(前と後ろでデザインが異なっています)
1 〔DSC-RX100M2〕
2 3 〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕
北へ
明けまして おめでとうございます
本年も よろしくお願いします
年末から神奈川県の自宅に帰っておりましたが お天気に恵まれていいお正月を迎えることができました
まだお屠蘇気分が抜けていませんが 早々に北海道に戻ってきました
戻りは 飛行機です
眼下の東京の夜景を名残惜しく眺めたかと思ったら あっという間に北海道に到着してしまいました
1 羽田空港
2 東京の夜景
〔DSC-RX100M2〕
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