猛暑の中の四国ほぼ一周紀行 大洲の街並み編

前回の西予市の北隣に位置する大洲市の街並みです
大洲には 1年半前の広島に在住していた頃に 一度素通りしたことがありますが 実質初めて訪問する地です
初めての地は とても興味深いのですが あまりの暑さに 街並み巡りも 意識朦朧気味です






























〔α55/DT 18-250mm F3.5-6.3〕

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猛暑の中の四国ほぼ一周紀行 卯之町(西予市)の街並み編

四国には各地に 古い町並みが残されています
卯之町は 江戸時代に宇和島街道の宿場として発展した町です
通りすがりで じっくりと散策する時間はありませんでしたが ちょっと覗いただけでもいい雰囲気でした
ただ四国カルストの涼しさに慣れた身には ここの猛暑は 少々こたえました
























〔α55/DT 18-250mm F3.5-6.3〕

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猛暑の中の四国ほぼ一周紀行 四国カルスト編

日本三大カルストといえば 山口県の秋吉台 福岡県の平尾台 
そして高知県と愛媛県の県境にまたがる四国カルスト だそうです
アクセスは あまり良くありませんが 四国をツーリングするバイク乗りが よく訪れるところです
前回紹介した興津埼から四万十川に沿って 一気に標高1,400m超の天狗高原までバイクを走らせます
道はくねくねしていますが 途中信号もほとんどなく 空冷4気筒のサウンドをBGMにしながら快適なツーリングが続きます
1日目は この天狗高原の国民宿舎に宿を取りました 神戸から約500kmの道程でした
宿では 初代のCB750Kというビンテージバイクを駆って熊本から来たというライダーと暫しバイク談義に浸りました



①天狗高原 高知県(南側)と愛媛県(北側)の県境を跨いで


②四国の背骨にあたる山を風が駆け抜け薄っすらと雲が形成されます


③そんな風の通り道を利用して建てられた風力発電施設


④天狗高原に広がるカルスト台地


⑤カルスト台地の所どころで咲くヒメユリ


⑥小さくて可愛らしいヒメユリの花


①③    :〔COOLPIX P7100〕
②④-⑥:〔α55/DT 18-250mm F3.5-6.3〕

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猛暑の中の四国ほぼ一周紀行 岬めぐり編

またしばらく更新をさぼってしまいましたが 忙中閑ありといったところで 
7月最後の週末に三連休が取れたので この機会を利用して 「四国ほぼ一周の旅」をしてきました
全行程バイクですので お天気が気になるところですが 幸いにも雨に降られることはありませんでした
その代わり 強烈な日差しと猛烈な暑さの中で 過酷なツーリングとなりました

バイク乗りは 陸地の果てを目指す習性があると言われていますが
ご多分に漏れず 自分にもそのDNAが備わっています
今回の一周旅行で立ち寄った 陸地の果ては 
室戸岬(高知県室戸市) 興津埼(高知県高岡郡四万十町)そして佐田岬(愛媛県西宇和郡伊方町)の3ヶ所です
室戸岬と佐田岬は 場所も名前も全国的によく知られている場所だと思いますが 興津埼は少々マニアックかも知れません


室戸岬

四国の南東部に位置し太平洋に鋭く突き出た室戸岬
海抜150mほどの高台には 白亜の室戸岬灯台が建っています
この灯台は鉄製で 明治時代の後期に造られたものです
案内板には「日本一の一等レンズ」と書かれていますが 一等レンズとは 灯台のレンズの大きさを等級で表したもので
直径が2.6m 光達距離は49kmと 日本最大級の灯台の中の灯台です
古い灯台は 石積みやレンガ積みが多いのですが 鉄製の古い灯台が 
長年の風雨や戦禍に晒されながら現役として活躍していることに驚きを感じます
一般公開は行われていませんので 中に入ることはできませんが 外観とレンズだけでも感動的です   



①室戸岬灯台の案内板


②室戸岬灯台(鉄製のユニークな形)


③室戸岬灯台(日本一の一等フレネルレンズ)


興津埼灯台

興津埼灯台は 戦後の昭和26年に建てられたコンクリート製の灯台です
この灯台へは 四万十町の興津地区から車一台が何とか通れる悪路を数キロ進む必要があり 非常にアクセスが悪く
また灯台の周りは 木々が生い茂っていて 海を見渡すことができないため 一般の観光客が訪れることはありません
この辺りの主要国道は 海岸線が険しいため深く内陸部を走っており 興津地区へのアプローチも主要国道から
つづら折りの峠を越えて行く必要があります
こうした秘境的な要素が 逆に興味を惹きつけます 



④興津埼灯台(手前の金属製のポールは電子基準点)


⑤興津地区に向かう峠からの展望(バイクの向こう側に見える山の先端が興津埼)


佐田岬灯台

佐田岬は四国西端の佐田岬半島の先端に位置します
豊後水道を挟んで 対岸には 九州の佐賀関が薄っすらと見えます
佐多岬半島は 付根から長さ40km 幅2~3kmと とても細長い半島です
海岸線は 入り組んでいますが 尾根伝いにきれいな道路が整備されており 
左右に海を見ながら快適なツーリングを堪能することができます
半島をどんどん西に進むと 佐田岬間近のどん詰まりの駐車場に到達します
ここから灯台までは 片道30分程度の山道を歩くこととなります
灯台は 大正7年に建てられたコンクリート製で 八角形の美しい灯台です
灯台下に立つと ほんとうに地の果てに来たなという実感が湧いてきます



⑥駐車場から佐多岬の眺望(先端の山の中腹に佐田岬灯台の頭が見える)


⑦豊後水道を見下ろす佐田岬灯台


⑧豊後水道を航行する自動車運搬船を見守る灯台


⑨灯台脇に咲く浜木綿


①-③⑥-⑨:〔α55/DT 18-250mm F3.5-6.3〕
④⑤           :〔COOLPIX P7100〕
 

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