鳥羽の島めぐり 菅島編

先週 木金と三重県志摩市に出張する機会がありましたので
土曜日まで現地に滞在し 鳥羽市の島を巡ってきました
出張のための往復の交通費と1泊分の宿泊費は出張旅費が出ますが
追加分の宿泊費と島めぐりの交通費は自前となります
それでも独自で旅行するより断然経済的で助かります

鳥羽市には 昨年の11月に紀伊半島ツーリングをした際
伊勢湾フェリーに乗るために訪れていますが
通過しただけなので 改めての訪問になります

金曜日の仕事は 午前中で終わったので
その日の午後に菅島に行くことにしました
菅島には鳥羽駅の近くの鳥羽マリンターミナルから市営の定期船で渡ります
片道510円です
便数は多くはありませんが 乗ってしまえば15分弱とあっけなく到着します 


1 鳥羽市営定期船航路図


2 鳥羽マリンターミナル


3 鳥羽市営定期船
  平成21年に就航したカタマラン船です
  アルミニウム合金の軽量船体に829馬力のエンジンを2基搭載しています
  カッコイイですね 


4 航海速力は22ノットですが最高速力は27ノット以上出るそうです


5 カタマラン船なので揺れも少なく快適です

6 あっという間に菅島に到着しました
  正面の建物は菅島小学校です
  特徴的な形は「島の宝物」がモチーフになっています


7 「島の宝物」を目指して歩いて行きます


8 狭い路地を進みます


9 集落を抜け坂道を登り散策路にでました
  左に進みます


10 20分ほどで「島の宝物」に到着しました


11 「島の宝物」とは菅島灯台のことです
  英国人技師 R. H. ブラントンの設計により 明治6年に造られた歴史的建造物です
  現役では日本最古のレンガ造りの灯台と言われています
  竣工式には西郷隆盛ら政府の面々が参列したと言われ 
  当時の国家プロジェクトだったことがうかがい知れます
  完成当時は官舎も併設され 昭和34年まで灯台守が住んでいました
  撤去された官舎は 博物館明治村に移設され 保存展示されています
  当時の島の人たちは 明治時代の到来とともに 
  こんな洋風施設ができて びっくりしたと思います


12 重要文化財に指定されています


12 敷地内にはスイセンが植えられ
  訪れる人の目を楽しませてくれます


13 そろそろスイセンの季節も終わりですね


14 名残惜しく灯台を後にします


15 灯台の山から島の東端の浜辺に下りてきました
  ここから海沿いに船着き場まで戻り
  2時間ほどの菅島散策を終えました


次回は 別の島に渡ります

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伊豆半島屈指のビューポイント

爪木崎の次に向かったのは 伊豆半島の南端 石廊崎です
石廊崎オーシャンパークにバイクを停めて
7~8分ほど歩くと岬の先端にたどり着きます
岬の先端には 石廊埼灯台と石室神社があります
地名は石廊 灯台名は石廊と表記します
さらに神社は石室と書いて「いろう」と読みます


1 石廊崎先端に至る遊歩道


2 石廊埼灯台
  灯台の中には入れませんが 敷地には入ることができます
  灯台の左側の先に見える小さな島は神子元(みこもと)島です
  明治3年に建てられた現役最古の灯台がうっすらと見えます


3 石廊埼灯台


4 岬の先端には熊野神社(手前)と石室神社(後方)が祀られています


5 石室神社のお社は岩の窪みに建てられています
  まさに石室です


6 平成31年にオープンした石廊崎オーシャンパーク休憩棟
  豪華なメニューはありませんが食事もできます
  眺めがよくツーリング途中のランチ場所として利用しています
  いろいろな困難を乗り越えて完成した施設なので応援していきたいです  


石廊崎の次の目的地は伊豆半島で最もお気に入りの場所  雲見です
雲見といえば存在感抜群の烏帽子山です
急峻で登るのは大変ですが 登らなければ雲見に来た意味がありません

7 雲見浅間神社
  烏帽子山には浅間神社が祀られています


8 参道の急な石段をひたすら登ります


9 烏帽子山の展望台
  25分ほどで山頂に着きます
  山頂の展望台は大人3~4人位のスペースしかありませんが
  360度の展望が広がります
  柵の外側は高さ160mの断崖です


10 伊豆半島屈指の烏帽子山頂上からの眺め


11 富士山もうっすらと見えます


12 雲見海岸
  烏帽子山を下って海岸に行ってみました


13 夏は海水浴客で賑わいます


14 雲見海岸の奇岩


15 沖の牛着岩(うしつきいわ)越しに望む富士山


もう一か所 西伊豆の戸田に寄りたかったのですが
雲見で時間を費やしてしまったため ここから一気に自宅に戻ることにしました

雲見から帰る途中 三島あたりで給油する予定でしたが
予想以上に燃費が良く この調子なら無給油で帰れると判断し
ノンストップで走破しました
高速道路でガス欠にならないか若干ヒヤヒヤしました
この日の走行距離は約390㎞で 燃料タンクの残量は1Lでした 
燃料タンクの容量が12Lと小さめのCL500ですが
うまく走れば無給油で400㎞位走れることが分かりました

南伊豆には また河津桜の咲くころに行ければと考えています
桜の開花とお天気と自分の予定がうまくマッチすることを願っています

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水仙の咲く岬風景

新年最初のツーリングは 冬でも暖かい南伊豆方面へと向かいました
まず向かった先は 下田市の爪木崎で お目当てはスイセンの花です
何度も訪れていますので 目新しさはないのですが
毎年 スイセンとアロエの花の咲き具合が気になって来てしまいます
行ったのは先週ですが スイセンは五分咲き程度といったところでした 
開花情報によると ちょうどいま見頃になっているようです

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8 岬の先端には爪木埼灯台が立っています


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2024年 150歳を迎える灯台

遅ればせながら
明けましておめでとうございます
本年もマンネリ化した記事を週一のペースでアップしてまいりますので
引き続きよろしくお願いいたします

新年早々に大きな災害や航空機事故で異例の年明けとなってしまい
祝賀ムードではありませんが この先 何とか平穏であってほしいと願うのみです

さて 新年最初の記事ですが
ここ数年 富士山の画像をアップしていましたが
今年は趣向を変えて 灯台ネタとしました

当ブログでも灯台を取り上げることがしばしばありますが
灯台は お気に入りの被写体です
人工物でありながら 自然風景の中で違和感がなく
むしろ灯台があることによって風景が引き立つ感じがします
そんなことからバイクでのツーリングの目的地として灯台を目指したり
出張のついでに灯台に立ち寄ったりしています

全国津々浦々 大小様々な灯台が全国に点在していますが
今回取り上げるのは 千葉県銚子市にある犬吠埼灯台と静岡県御前崎市にある御前埼灯台です
いずれも1874年(明治7年)に造られたレンガ造りの灯台で 今年(2024年)150歳を迎えます
建物は建設当初のものが現役として使われていて 国の重要文化財に指定されています

由緒ある灯台の黎明の時間から日の出までの様子です


1 犬吠埼灯台


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6 御前埼灯台


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〔夕日スポット〕
さて ブログ繋がりでお世話になっているcondorさんからのお尋ねで
バイクと夕日が撮れるスポットについて 自分の記憶をたどってみました
自分自身でバイクと夕日を撮ったことがないので あまり当てにはならないのですが
今まで行った先で ここなら撮れるかもと思った場所をピックアップしてみました

ご承知のとおり 夕日といっても 夏と冬とで沈む方角が変わりますので
季節によって撮れる場所も変化します
ざっくり言って 夏は日本海側 冬は太平洋側がいいのではないのでしょうか
そうした中で 比較的近場ということで 静岡県の遠州灘あたりは撮れそうな気がします

実際に現場に行ったところでは
天竜川が遠州灘に注ぐ河口に位置する掛塚灯台の辺りはよさそうな気がします
(掛塚灯台)

砂浜までバイクを乗り入れることは難しいと思いますが
この写真の手前側が駐車場になっていて
海側も開けていますので 太平洋に沈む夕日バックの写真が撮れるのではないでしょうか
ちなみに「日の出・日の入りマップ」サイトで調べてみた結果
これから日にちが進むにつれ 日没の方角が北にずれて春分の日には
陸地側に寄ってしまいますので 撮れるのは冬の間だけです
(1月7日の日出没)


もう少し東側の御前崎付近なら 何とか春分の日あたりまでは 海に沈む夕日が見られそうです
御前崎付近の海沿いの道は ずっと防波堤があるのでバイクを乗り入れることはできませんが
御前崎の岬から3㎞ほど西に行ったところに 海側の駐車場に入る道がありますので
その辺りで撮れるかもしれません
(3月20日の日出没)


さらに全国に目を向ければ いままで行ったところでは
山口県の角島と秋田県の入道崎など きれいな夕日が見られそうです
距離的に簡単に行ける場所ではないと思いますが
いつか遠征できるチャンスがありましたら 候補にしてみてください

(角島)


(入道崎)


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犬吠埼の日の出

仕事の関係で千葉県の銚子市に宿泊できたので
早起きをして犬吠埼の日の出を見てきました
関東の最東端の犬吠埼は 離島や山の上を除き
日本で初日の出が一番早く見られるそうです
ポスターの「明日に一番近いまち 銚子」に納得です

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ハマの夏

関東地方は異例の6月中の梅雨明けとなりました
梅雨明け直後から連日の猛暑にうんざり気味ですが
今度は台風が接近してきています
水不足も心配されていますので 
被害が出ない程度に雨が降るといいのですが・・・

写真は梅雨明け直前の横浜の様子です
夏空が広がり 強い日差しに照らされ コントラストが鮮やかです

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春を求めて南伊豆へ

毎年恒例の南伊豆 爪木崎の水仙まつりの様子です
昨年は 新型コロナ感染症の緊急事態宣言のため 行くことができませんでしたので
今回 2年ぶりの訪問となります

風景自体は 変わることなく いつもどおりの風景で 特に目新しいものはありませんが
毎年 同じ風景を保つのも 大変だと思います
スイセンのシーズンになると 今年の様子はどうかと 見に行きたくなります

南伊豆なので 爪木崎は暖かいのですが
伊東から伊豆高原に抜ける辺りは 数日前に降った雪が国道の道端に残っていて
予想以上に冷え込みが厳しかったです

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9 爪木埼灯台


10 石廊崎
  爪木崎から さらに南にバイクを走らせ
  伊豆半島の最南端まで 行ってみました
  石廊崎に来るのは久しぶりですが 以前 岬の手前にあったジャングルパークが無くなり
  石廊崎オーシャンパークと広々とした駐車場になっていました


11 石廊埼灯台


12 石室神社


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遠州周遊 その1 御前埼灯台

所用があり静岡県西部に出かけ バラエティに富んだ旅をしてきました
まずは御前埼灯台を中心とした海風景です
太平洋に突き出た御前埼の断崖の上に立つ白亜の灯台は 明治時代初期に造られ
いまだに現役として活躍しています
その堂々として かつ優美な姿には 沖行く船の守護神に相応しいたたずまいを感じます
日暮が早いこの時期 灯台から夕日が海に沈む姿を見ることができました

さて 今回で今年最後となります
今年も新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした
ようやく落ち着きつつあるかと思えば 新たな変異種による感染拡大が懸念され
いつまで こんな状態が続くのかと うんざりしますが
どうか皆様方 油断することなく 体調万全で 新たな年をお迎えください

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三浦半島周遊

寒波到来で一気に寒くなりました
これだけ寒くなると バイクツーリングのコースは 温暖な海沿いのエリアとなりますが
今回のツーリングの目的は 三浦半島で収穫されるみかんを買い求めることです
三浦半島産のみかんは 広く市場に出荷されていないようで 
スーパー等でお目にかかる機会がなかなか無く 毎年産地まで買いに出かけています
ただ甘いだけでなく 酸味とのバランスが良く 味も濃くて とても美味しいです

さて富士山ですが
この季節になると 三浦半島からもよく見えるようになります
今年も 立石公園からの富士山の姿を撮影しましたが
今の時期としては めずらしいくらい雪が少なく 少々拍子抜けでした

灯台の写真は 城ヶ島の東端の安房埼灯台です
波打ち際に立っていた旧灯台が老朽化したため 城ヶ島公園内に新規に建てられました
一風変わったデザインは 一般公募の中から選ばれたもので
地元の特産 三浦だいこんのようにも見えます 

1 立石公園


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3 城ヶ島


4 安房埼灯台


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みなとヨコハマから富士山遠望

このところ富士山の風景を度々アップしていますが
富士山を見ると何か得したような気持になります
神奈川県からの富士山の眺めとなると 富士山に近い県西部が中心になりますが
県東部の横浜からもよく見えます
みなとヨコハマを象徴する風景として 横浜港を挟んで対岸となる大黒ふ頭側から
「みなとみらい」地区のビル群越しに眺める富士山がお気に入りです

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