彼岸花風景2022

2週続けての台風襲来で在宅率の高いシルバーウィークとなりました
昨年の自分のブログを見てみたところ
秋の長雨と台風14号の襲来で云々と書いてありましたので
今年も同じようなお天気のパターンのようです

そうこう言っているうちにヒガンバナが咲き出しました
何とか雨の合間を見計らって 近場の公園の様子を見てきました
今年はこれで見納めになりそうです

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バイク旅2022 西へ 3日目

バイク旅2022 最終日となりました
3日目は 米子から一気に神奈川県の自宅まで戻ります
途中 丹後半島先端の経ケ岬(きょうがみさき)
と敦賀市の立石岬(たていしみさき)に寄ります

米子市のビジネスホテルを朝5時に出発し
山陰道を鳥取方面に向けて走りました
鳥取県内の山陰道は無料区間となっていて
早朝時間帯は交通量も少なく 非常に快適です
ほんとは鳥取県内もゆっくり見て回りたいのですが
先を急ぐため 今回は通過するだけです

途中 豊岡市内でガソリンスタンドとコンビニに寄った以外は
ほぼ走りっぱなしで 経ケ岬駐車場に9時前に到着しました

1 経ケ岬
  経ケ岬灯台近くの袖志園地駐車場に到着しました
  こちらは神戸在住の時の2011年に来ていますので 11年振りです
  灯台は正面の山の向こう側にあります 


2 経ケ岬
  駐車場からは山道になります
  最初の登りがキツイですが15分で到達できます


3 経ケ岬灯台
  せみ時雨の木立の中を歩いていくと白い灯台が姿を現します


4 経ケ岬灯台
  灯台に到着しました


5 経ケ岬灯台
  急に視界が開けます
  手前のオブジェは日時計です
  古い灯台の敷地内で よく見られます
  2011年訪問時の写真を見ると
  日時計の上の指時針がありますが
  今回 無くなっていました
  破損したのか 盗られたのか 残念です

6 経ケ岬灯台
  明治31年に建てられた由緒ある端正な灯台です
  眼下に広がる日本海の眺めが素晴らしいです


6 経ケ岬灯台
  海側から見るとこんな感じです
  青空に映えますね


7 経ケ岬灯台
  この灯台も第1等レンズが使われています
  多くの灯台は 人家がある陸側に灯火を放出しないように 
  遮蔽版が設置されていますが
  この灯台は 付近に人家が無いため遮蔽版がありません
  灯火が360°放出される稀な灯台です


8 経ケ岬灯台
  灯台敷地内の付属舎です
  今は空き地になっていますが
  昔はここに灯台守が勤務する退息所がありました



経ケ岬灯台を見て 駐車場に戻り
ちょうど1時間 時刻は午前10時となり
次の目的地 若狭湾を挟んで 反対側の
敦賀市の立石岬へと向かいます
今日中に自宅に戻るため
立石岬は時間と体力が無かったら
パスしようと思っていたのですが
初めての場所でもあり
時間も体力も何とか大丈夫そうなので
行ってみることにしました

9 立石岬
  経ヶ岬から3時間かかって13時に立石岬に到着しました
  漁港の片隅にバイクを置き ここから500mほど徒歩で灯台に向かいます


10 立石岬
  海辺の道を100mほど歩き ここから灯台まで登り坂です


11 立石岬
  うっそうとした森の中をひたすら登ります
  熊出没注意の看板もあり 少々心細くなります


12 立石岬灯台
  20分弱で灯台に到着しました


13 立石岬灯台
  経ヶ岬灯台に比べると
  丸くて小さな カワイイ灯台です


14 立石岬灯台
  日本海の港湾拠点である敦賀港の入口を示すため
  明治14年に建てられた古い灯台です
  入口の扉がオシャレです



15 立石岬灯台
  お約束の日時計があり
  指時針の影が13時過ぎを指していました



以上で 今回のバイク旅終了です
あとは 立石岬から自宅に戻るわけですが 自宅までは約450㎞ 
敦賀から高速道路に乗り 一気に走破します
450㎞となると 途中1回は給油が必要となります
高速道路のガソリン代は めちゃくちゃ高いので
できるだけ給油量を減らそうと 敦賀市内で満タンにして 
高速道路に乗り 自宅まで400㎞を切ったところで1回だけ給油して 
あとはエコ運転で 自宅まで持ちこたえることにしました

ということで 自宅まで約360㎞地点の名神高速道路の
養老サービスエリアで給油しました
30㎞/リッターで走れば 満タンで400㎞以上は走れる計算で
余裕のはずでした…が
名神高速道路の集中工事とやらで 途中で大渋滞にはまりました
工事渋滞なので そこそこの時間で抜けられるだろうと予想しましたが
10㎞以上の渋滞を抜けるのに 1時間半近く費やしてしまい
燃費も25㎞/リッターと先が思いやられる展開に

のろのろ運転の渋滞を何とか抜け
燃費を取り戻すべく 順調にエコ運転に徹して走っていましたが
愛知県から静岡県に抜けるあたりで 日が暮れ
更に雲行きが怪しくなり パラパラと雨が降ってきました
すぐに止むかと思って そのまま走っていましたが
先に進むにつれ 本格的な雨となり
しかたなく浜松サービスエリアに立ち寄り カッパを着用しました

既にびしょ濡れ状態で 気分も下降気味でしたが
カッパを着用すると 保温性が増し 少し元気が出てきてました
ただ 雨の高速道路で しかも夜とあって 
バイクにとっては最悪のコンディションです
視界が悪く 周りは大型トラックだらけ
水煙の中で 自分の存在が認識されているのか とても不安です
できるだけペースの安定している大型トラックの後に追従して 
大人しく走行することに徹しました
お陰で燃費は30㎞/リッター台まで回復し
予定より1時間以上オーバーで 何とか自宅に帰還することができました
まあ結果オーライでしたが 立石岬に寄ったのが
少々厳しかったかな と反省する次第です

さて 3日間のバイク旅の総走行距離ですが 
2,024㎞となりました
ガソリンの給油量が62.74リッターですので
総合燃費は32.26㎞/リッターとなりました
東北地方を巡ったバイク旅2019の時が34㎞/リッター
北海道を巡ったバイク旅2020の時が33㎞/リッター
なので 何となく年々悪化しているような気もします
新東名の120㎞/h区間は NC750Xにとって 
特に頑張ってる感はありませんが 制限速度いっぱいで走ると
燃費は30㎞/リッターをキープできませんでしたので
これが尾を引いた形になったのかもしれません

以上 長々とバイク旅2022でした
お付き合い ありがとうございました

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バイク旅2022 西へ 2日目

バイク旅1日目は瀬戸内海の風景を堪能し 倉敷市内に泊まりました
2日目は日本海側へと向かい 月山富田城跡→美保関→出雲日御碕と回ります
中国横断自動車道で岡山から米子まで一気に抜けます
中国横断自動車道は一部対面通行区間があります
高速道路の対面通行区間は 追い越すのも追い越されるのも不自由で苦手ですが
今回は通行量が少なく ペースの合わないクルマに遭遇することなく 
快調に走破し 予定より早く最初の目的地に着きました

1 月山富田城跡
      最初の目的地は 月山富田城跡です
      安来市の山間部に位置します
      戦国時代にこの地を治めた尼子氏の居城で
      難攻不落といわれた山城です
      当初 足立美術館に行く予定で 開館まで時間があったので
      周辺の観光スポットを探していたところ
      近くにこの城跡があるのを知り 行ってみることにしました  
      1時間くらいの散策の軽い気持ちで本丸跡を目指して登り始めたら
      さすが難攻不落の山城 予想以上に時間がかかってしまい
      逆に 足立美術館に寄る時間が無くなってしまいました


2 月山富田城跡  


3 月山富田城跡


4 月山富田城跡
   本丸辺りから安来市街地方面の眺望
   その先に島根半島の山並みが見えます


5 月山富田城跡
      この地方独特の石州瓦屋根の家が立ち並ぶ城下の街並み


難攻不落の山城から下りて
駐車場に戻ったら 予定時刻をオーバーしてしまいました
次の目的地に 何としてもお昼前に着きたかったので
足立美術館はパスすることに…(泣)
中途半端に寄っても ゆっくり見られないので
また次の機会ということにしました

6 中海
  次の目的地に向かう途中の中海湖畔の駐車場にて小休止
  中海は境水道により日本海と繋がっていますが 湾ではなく湖だそうです
  この先に軽自動車のCMで有名になった
  「ベタ踏み坂」で知られる江島大橋があります(写真は撮っていません)


7 美保関灯台
  島根半島の東端に立つ美保関灯台に到着しました
  明治31年に建てられた歴史的灯台で 国の重要文化財です
  広島在住の2010年に一度来ていますので
  12年ぶり二度目の訪問です     


8 美保関灯台
  石積みの重厚な造りです


9 美保関灯台
  灯台の周辺は展望遊歩道になっています
  お天気が良ければ隠岐諸島も見えます


10 美保関灯台
  灯台に隣接する建物は 灯台守がいたころ使われていた旧官舎で
  現在は売店とレストランになっています
  中央に置かれているのは 以前美保関灯台で使われていたレンズです


11 美保関灯台
  レンズの中を覗くとこんな感じです
  人が入れるほど巨大です


12 美保関灯台
  ここのレストランの売りは何といっても窓からの景色です
  美保関灯台に お昼までに到着したかった理由は
  ここで昼食を食べたかったからです


13 美保関灯台
  窓際のカウンター席で日本海を眺めながら地魚刺身定食をいただきました
  12年前に来た時もここで食事をしました
  お気に入りの場所です


14 美保関灯台
  灯台近くの美保関町に立ち寄ってみました
  風情ある町並みは 青石畳通りと呼ばれています
  石畳が雨に濡れると青色に見えるそうです


15 出雲日御碕灯台
  長い長い島根半島の東端から西端に移動し
  今回のバイク旅の一番の目的地である出雲日御碕灯台に到着しました
  この灯台も明治36年に造られた歴史的建造物で
  美保関灯台と同様に重要文化財です
  この灯台は 中に入って 上までのぼることができます
  こちらも12年前に一度訪れています 
  その時は なぜかのぼりませんでしたので 今回初体験です
        

16 出雲日御碕灯台
   美保関灯台とは対照的に非常に背の高い灯台です

17 出雲日御碕灯台
   灯台の中は鉄製の螺旋階段になっています
   高さ約40mの踊り場まで グルグルとひたすら昇ります


18 出雲日御碕灯台
  高さ40mからの眺め
  西日に灯台の影が伸びています

19 出雲日御碕灯台
  日本の灯台で5ヶ所しかない1等レンズが使われています
  点灯する姿が見てみたいです


20 出雲日御碕灯台
  そうこうしている間に陽が傾いてきました


21 出雲日御碕灯台
  出雲日御碕の夕暮風景は一見の価値ありです


22 出雲日御碕灯台
  日本海に陽が沈みます


23 出雲日御碕灯台
  日没と同時に灯台が目を覚まし
  一等レンズが輝き始めました


今回のバイク旅では 出雲日御碕の夕暮風景を見るのが
最大の目的でしたので お天気に恵まれ
美しい夕景を見ることができ 大満足でした

これで 盛りだくさんの2日目が終了しました
この日の宿は米子のビジネスホテルです
次回3日目は帰路に着きますが
途中2ヶ所ほど寄り道をします

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バイク旅2022 西へ 1日目

8月末に短めの夏休みを取得し
久々にバイクで2泊3日のロングツーリングに出かけました
行先は 事前にいくつか候補は考えていましたが
お天気次第で決めようと 出発の2~3日前に決定しました

天気予報を確認して 今回は天気の良さそうな
西の方に向かうこととしました
この判断は大正解で 目的地では いずれも晴天に恵まれ 
暑さもバイクで走っていれば それほど気にならず快適でした
ただ復路は 途中で雨に降られ散々な目に遭いました

今回のバイク旅の目的地ですが
バイク乗りの習性というか本能というか 
陸地の端っこを目指すのが好きで
これまでも半島や岬を数多く巡ってきましたが
今回もその形態を踏襲することとし 岬巡りをメインとしました
岬には必ずといっていいほど灯台があるので 
岬巡り=灯台巡り となります
灯台は 本来 船のための指標ですが 自分にとっては 
ツーリングの目的地としての指標ということになります

まず1日目の最初の目的地は 香川県高松市の四国村です
灯台とは関係なさそうな施設ですが 
こちらには灯台に関係する施設が保存展示されていて
以前から行ってみたいと思っていた所です
過去に広島や神戸に住んでいた時は 近くに居ながら あまり関心が無く
一度も行かなかったことが 今になって悔やまれます

自宅から四国村へは 新東名 新名神を通り
明石海峡大橋と大鳴門橋を渡る約650㎞のルートです
途中 給油とトイレ休憩で 1回休憩しましたが
あとはひたすら走り続け お昼過ぎには目的地に到着しました 


1 明石海峡大橋
   自宅を朝5時に出発し10時30分に明石海峡を通過しました


2 大鳴門橋
   淡路島を通過し大鳴門橋を渡り11時10分に四国に入りました


3 四国村
   12時30分 予定より早めに到着しました


4 四国村
   入村前に入口手前にある「わら家」といううどん店で昼食です
   四国村のルーツは このうどん店に由来するそうで
   うどん店の建物に四国の古い民家を移築したことが始まりとのことです


5 四国村
   村内には四国各地から移築した茅葺屋根の民家が多数保存展示されています


6 四国村
   祖谷のかずら橋(レプリカ)もあります
      本物より足元の板の隙間が大きいような気がします
 

7 四国村  祖谷のかずら橋(レプリカ)


8 四国村
   村内の一番奥に小さな灯台と洋風の建物が3棟並んでいます
      古い和式の民家が立ち並ぶ四国村にあって 
   このエリアは 少し雰囲気が異なっていますが これらが灯台関連施設です
   手前に立つ灯台は 瀬戸内海の大久野島にあった 旧大久野島灯台
   灯台に隣接して洋風の建物が3棟あります
   これらの建物は 退息所(旧灯台官舎)といい いわゆる灯台守の職場兼住居です
   いずれも 瀬戸内海の江埼灯台 鍋島灯台 クダコ島灯台に併設されていた建物で
   灯台が無人化され 不要となったため 四国村に移築されました
   江埼灯台と鍋島灯台は 外国人による設計のため洋風建築
   クダコ島灯台は 日本人の設計によるものなので
   外観は洋風ながら 室内は和風になっています
   明治初期に 瀬戸内海の離島にこんなモダンな建物が建てられ
   当時の島民は さぞびっくりしたと思います


9 四国村 クダコ島灯台退息所


10 四国村 クダコ島灯台退息所


11 四国村 鍋島灯台退息所


12 四国村 鍋島灯台退息所室内


13 鍋島灯台
  四国村を後にして 瀬戸大橋を渡り 途中の与島PAに立ち寄りました
  与島には四国村で見た鍋島灯台退息所の灯台本体が現役で存在しています
  与島PAから島内に出入りする道路は一般車通行禁止ですので 
  与島PAにバイクを停めてそこから歩いて灯台まで行きました


14 鍋島灯台
  この敷地の中に 四国村で見た退息所が建っていました


15 鍋島灯台
  1872年(明治5年)点灯のプレートが付けられています


16 鷲羽山
  与島PAから更に瀬戸大橋を渡り 本州へと再上陸しました
  ちょうど夕方の時間帯でしたので 瀬戸の夕景を見ようと
  鷲羽山に上がってみました


17 鷲羽山 瀬戸の夕景


18 鷲羽山 瀬戸の夕景



長い長い1日目が終了しました
この日の走行距離は 778㎞でした
2日目は 日本海へと向かいます

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