やどちかく うめのはなうゑじ あぢきなく まつひとのかに あやまたれけり
宿近く 梅の花植ゑじ あぢきなく 待つ人の香に あやまたれけり
よみ人知らず
宿の近くに梅の花を植えるのはよそう。来てくれるのを心待ちにしている人の香と間違えて、がっかりすることになるのだから。
待ちわびるあまり、梅の香りを愛しい人のそれと間違えてしまうまでの恋情。
やどちかく うめのはなうゑじ あぢきなく まつひとのかに あやまたれけり
宿近く 梅の花植ゑじ あぢきなく 待つ人の香に あやまたれけり
よみ人知らず
宿の近くに梅の花を植えるのはよそう。来てくれるのを心待ちにしている人の香と間違えて、がっかりすることになるのだから。
待ちわびるあまり、梅の香りを愛しい人のそれと間違えてしまうまでの恋情。