ときしもあれ あきやはひとの わかるべき あるをみるだに こひしきものを
時しもあれ 秋やは人の 別るべき あるを見るだに 恋しきものを
壬生忠岑
よりによって秋に人と死別するなどということがあってよいものか。生きている人とでさえ、会って別れると悲しい気持ちになる季節であるのに。
一つ前の 0838 に続いて紀友則の死を悼む詠歌。友則は秋に亡くなったのですね。
ときしもあれ あきやはひとの わかるべき あるをみるだに こひしきものを
時しもあれ 秋やは人の 別るべき あるを見るだに 恋しきものを
壬生忠岑
よりによって秋に人と死別するなどということがあってよいものか。生きている人とでさえ、会って別れると悲しい気持ちになる季節であるのに。
一つ前の 0838 に続いて紀友則の死を悼む詠歌。友則は秋に亡くなったのですね。