リュウジョ飛ぶの時花城に満つ。 【柳絮】
26-1(九)9で出題されたこの問題、この一節を直接は知らず、【リュウジョ】 という音から、【柳絮の才】 のリュウジョだろうということで正解はしましたが、1ヶ月もたった今頃になってようやくきちんと調べました。出典は、中国北宋時代の詩人蘇軾(そしょく)の七言絶句でした。
梨花淡白柳深青
柳絮飛時花滿城
惆悵東欄一株雪
人生看得幾清明
「柳絮飛時花滿城」 の部分そのものは「春の美しい景色を叙した句」とのこと(←大漢和)ですが、そうした美しい情景と、移転先の舎の欄干から見える雪のように咲いた一株の梨の花とを対比させ、人生でそれを見られるのはあとどのくらいの期間かと「惆悵」していて、全体としては人生の無常さを謳った句のようです。
今のところ、私個人として漢詩に特段の興味関心はありませんが、漢検の問題の出典になるような句(おそらくは大変著名なものなのでしょう)には、やはり感じ入るところがありますね。
26-1(九)9で出題されたこの問題、この一節を直接は知らず、【リュウジョ】 という音から、【柳絮の才】 のリュウジョだろうということで正解はしましたが、1ヶ月もたった今頃になってようやくきちんと調べました。出典は、中国北宋時代の詩人蘇軾(そしょく)の七言絶句でした。
梨花淡白柳深青
柳絮飛時花滿城
惆悵東欄一株雪
人生看得幾清明
「柳絮飛時花滿城」 の部分そのものは「春の美しい景色を叙した句」とのこと(←大漢和)ですが、そうした美しい情景と、移転先の舎の欄干から見える雪のように咲いた一株の梨の花とを対比させ、人生でそれを見られるのはあとどのくらいの期間かと「惆悵」していて、全体としては人生の無常さを謳った句のようです。
今のところ、私個人として漢詩に特段の興味関心はありませんが、漢検の問題の出典になるような句(おそらくは大変著名なものなのでしょう)には、やはり感じ入るところがありますね。