星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

エンジニア

2007年03月08日 07時54分07秒 | 自分
小さい頃からの夢は、自動車のエンジニアになることだった。
幼稚園の頃から、来るまで遊ぶのが好きで、
小学校の頃のスーパーカーブームだったのもあるけれど、
走らせるよりも、作ってみたいと思っていた。

メカニックとして、機械オイルまみれになってみたい。
エンジニアとして、自動車を設計してみたい。
そんな夢を、小さい頃から漠然と持っていた。

大学を出て、それなりに、自動車に関わる会社に勤めることになった。

実は、僕は日本では気嫌いされている、
ディーゼルエンジンの設計、開発を担当している。

ディーゼルエンジン。
日本では、汚い、臭い、うるさい、エンジンの代表。
高速道路で、煙をもうもうと吐き出しながら、爆走するトラック、バス。
そんなイメージ。

とある知事さんが、随分前、ペットボトルの黒い粉をマスコミに振り撒いてから、
ますます日本では肩身が狭くなった。

ところ変わって、ヨーロッパ。

信じられないかもしれないけれど、ディーゼルエンジンは、
CO2の発生が少ない。燃費が良い。熱効率が良い。パワフル。
経済的(燃料が安い。)と言う理由で、乗用車の半分以上がディーゼル車。
ディーゼルエンジンの車に乗っていることが、
環境に優しいというステータスにもなっている。

技術開発が進み、煙をもくもく吐き出す車が無くなって来た。
(最近、日本でも見ないでしょ?そんなトラック)

もちろん、自分の運転する乗用車はディーゼル車。


この間、パートナーと日本語放送を見ていたら、
「欧州では、ディーゼルエンジンが主流で、
日本でもディーゼルエンジンを見直す機運が出てきた。」
と、ニュースで放送していた。

パートナーが言った。
「あんた、本場で、仕事してるんやねぇ。」
「そうだよ。プロ野球ちゃうよ。大リーグで戦ってるんよ。」
「ふ~ん。」
「松坂みたいやろ。ま、そんなに価値ないけどな。」
「あんた、ちょっとほめると、どこまでも有頂天になっていくなぁ。」

ここでも、一線級で活躍出来ているとは、もちろん思っていないけれど、
最前線で働いているんだ、と言う意識は常に持っているつもり。

プライドと自信を持って、でも、傲慢にならず、常に謙虚な気持ちで、
みんなの力を結集し、社会に貢献していく。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。