星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

かけがいのないもの

2009年09月29日 23時44分58秒 | 思うこと

海外の生活も今年の末で満5年になります。
家族は来年3月で5年になります。

幼稚園を卒園して、ヨーロッパになってきた上の娘は来年には小学校最高学年。
3歳でやってきた下の娘は、彼女の人生の中で、海外生活の方が長くなりました。
子供たちにとっての4年間は大人たちと比べ物にならないくらい大きく、
インパクトがあるようです。

とは言え、僕もパートナーもかけがえのないものをここで手に入れました。

人とのつながり。これは遠く離れていても続いていきます。
これからも大切にしていきたいと思います。

海外でも、いろんな人が自分を信じて頑張っています。
そして、ここで活躍している人は、そのつらさ、大変さを知っているから
他人に対して、とても優しく接することが出来る人ばかりです。

その気持ちの持ち方、関わり方を知ることが出来ました。

ここに来てすぐは、なぜ自分だけがこんなにつらい思いをしないといけないんだろうと
思いながらの毎日でした。
そうではないと気づかされたのは、ここで知り合った人たちのおかげです。

仕事でもそれが生かされていると思います。
それは、僕自身が仕事を取り巻くスタッフが本当に恵まれていると思うからです。
自分が仕事の成果を出せているのは、自分のせいではなく、
周りのスタッフのおかげだと本当に思います。
こんな頼りなくて、中途半端な自分をしっかりと支えてくれるスタッフがいることに
感謝しています。

自分だけが。。自分が。。という気持ちがなくなり、そうすると自分の周りが
とても恵まれていることに気づきました。

今、僕の周りは何も問題はなく、とても素敵に回っていると感じます。


ポタリング Hohe Strasse

2009年09月27日 23時59分37秒 | 自分
今日、日曜日はいつもの倶楽部のメンバーでポタリングでした。

9時にフランクフルトの東公園(オストパーク)のスポーツホール前で待合せ。

メンバーに問い合わせたところ、路面状況からMTBで参加したほうが良いとの
アドバイスをもらったので、MTBで出掛ける準備をしていました。

前日にGoogle Mapで調べると自宅から12kmの距離。
僕の家は、フランクフルトの西方なので、街を横切ります。
MTBで横切らないといけないので、日曜日の早朝とはいえ、
なれない道なので50分と計算して、8時過ぎには出発するように準備を始めました。

しかしながら、準備にもたもたしていて、出発できたのは、8時15分。
その時のことを考慮して、S-Bahnで最寄の駅まで行くルートも計算していました。
幸い、待合せ場所の最寄り駅と、自宅の最寄り駅が同じ路線でした。

ルートを変更して、地下鉄(U-Bahn) 7号線の始発駅へMTBで。
8時半について、さあ切符を買おうとしたら、電光掲示板に出発の表示がない?!
電車が止まってる?慌てて、U7線とU6線が合流する駅までMTBを飛ばします。
駅二つ分を走って、この時点で8時45分
50分にU6線の電車が来ました。
後は、車内のルート表を見て最寄り駅を探して、そこから再度MTBです。

次の駅に入ると、他のメンバーの方が同じ電車に乗ろうとしていました。
僕は先頭車両、彼らは最後尾車両でした。
携帯で連絡を取り合って、降車駅のホームで待合せ。

ドイツの地下鉄は混まないので、自転車をそのまま持ち込んで乗車している人を
よく見かけます。
日本じゃ考えられない光景です。
僕も今回自転車を乗せて電車に乗るのは初めての経験でした。


結局、待合せ場所に15分遅れで到着。
トイレ休憩を済ませて、早速スタートしました。
今日のメンバーは僕を入れて5名。

今回の目的は、Hohe Strasse(ホーホシュトラッセ)を走ることです。
メンバーから素敵な場所だと聞いていたので、是非行きたいとリクエストしていて
実現したのでした。

入り口まで、旧市街や住宅街を抜けてホーホシュトラッセへ。



ところどころ、砂利道やダートが残っていますし、道幅が狭いことや、
自転車道というわけではなく、いろんな方が利用する道なので、
RRですっ飛ばすには向いてないようです。



ゆくゆくは、ライプツィヒを経由して、ポーランド内まで続ける構想のようです。
しかし。。いつ完成できるのだろう?



刈り取りの終わった麦畑や実ったトウモロコシ畑の中を突っ切ったり、
ブナの森の脇を回り込むように走ったり、すばらしいドイツの景色の縮図が連続します。
後方には、遠くにフランクフルトの摩天楼が見えます。



10時過ぎ
くるみの並木の脇で小休止
落ちているくるみはほとんど拾われていて見つかりませんでした。



ここでメンバーの方が用意してくれていたおにぎりと漬け物を頂きました。
オーストリアの山の頂上で食べたおにぎりも最高だったけれど、
こういう時に食べるおにぎりはやっぱり最高でした。

みんなの元気が出てきたのか、くるみの木を見上げるともうすぐ落ちてきそうな
クルミが目に入りました。
誰からか、自転車のボトルを木の枝に投げて、くるみを落とすことを始めました。
ばらばらとくるみが落ちてきます。

みんながやり始めました。
僕のボトルはアルミ製。投げたボトルが落ちてきたら危ないので、投げられませんでした。
でも、みんなが投げてどんどんゲットしているのをみて、うずうずしてきて、
2回だけやってみました。
くるみは落ちてきたけれど、ボトルがベッコリと凹んでしまいました。

ビニール袋いっぱいにくるみが集まって、全部僕が持って帰ることになりました。
背中のリュックサックがずしりと重たいです。

久しぶりにお腹を抱えて大笑いしました。
通りを行く人からも微笑ましく見られていました。


帰りは、ニッダ川の河川敷を使って帰りました。



天気が良く、河川敷の小道は混雑していましたが、
それを縫うように走りました。

それでも、トータルの走行距離は約50kmでした。
ポタリングとは言え、結構しっかり走った一日でした。


走行距離 50.53km
実走行時間 2:43:07

最高速度 47.15km/h
平均速度 17.41km/h

朝帰り

2009年09月26日 23時55分46秒 | 自分

先週までのモータショウ対応の打ち上げでした。
夕食をとりに日本食のレストランへ
疲れが取れてないのか、ストレスが溜まっているのか、
僕なりにはハイペースでお酒を飲んだら、潰れてしまった。
トイレで倒れていた。

そのあと、そのままスナックへ。
カラオケでストレス発散。
2時の閉店から、粘って2時半まで。
後輩たちはそのままディスコへ。若いなぁ。

僕は上司と帰宅。
飲みすぎで、胃が痛いです。荒れてるかも。
飲む前に、胃薬飲んでおけばよかった。

帰宅したのは、AM3時過ぎ
久々に爆発した一日でした。

体調は?

2009年09月21日 20時08分59秒 | 自分

日曜日の午前中に72km走った後、疲れが残った感覚があった。
夕方、家の片付けの用事があったけれど、その合間に少しベッドに横になった。

パートナーからは、
「相変わらず、スタミナがないねぇ。」
と、からかい気味に言われたけれど、やっぱり身体も気持ちも疲れていた。

夕食を食べて、すぐにベッドに向かって横になったけれど、
夜中に胃の調子が悪く、きりきり痛み出して、そのままトイレに駆け込んだ。
しばらく出て来れなくなった。

月曜日の朝になっても変化がなく、確か緊急の用事がなかったはず。
一件だけ、日本の後輩と電話で打合せる予定にしていたけれど、
電話してキャンセルさせてもらった。

一日、ポカリスウェットとラスクだけで過ごした。

パートナーからは、
「疲れが溜まっていたからねぇ。やっぱり一番弱いところからくるねぇ。」
と、言われた。

その通りだと思った。

明日からまた気を取り直して、仕事に戻ろう。

久々のラン

2009年09月20日 22時40分48秒 | 出来事

このところの業務多忙と、先週は土日返上で仕事をしていたこと、
陽の出ている時間が短くなったこと、いろんな要因が重なって、
実に丸々2週間ぶりの自転車走行となりました。

今日もRTFへ参加してきました。
朝、7時に同僚の家へ迎えに行き、二人で参加。
7時半に他のメンバーと待合せていたのですが、
カーナビの示すルートで向かうと、住宅街の中を通り抜ける道になっていて、
途中でバリケードがしてあって、通れなくなっていました。
結局、大回りをさせられて、到着したのは、7時半10分過ぎ。
もう、誰もいませんでした。

結局、同僚と二人で8時過ぎに走行開始。
70kmのコースを選びました。
平地が主なので、距離を伸ばせそうだったけれど、
久しぶりだったことと、午後には家の片づけをしなければならなかったので、
お昼前に終わらせられるように、70kmのコースにしました。

最初は集団に紛れて、ペースが上がりました。
常に30km/hを越えるスピードで走行していました。
その中に入っていたので、ずい分と楽に走れました。

70kmとそれよりも長いコースの分岐を過ぎると、
その集団は長い距離に入ったようで、一緒に走っている人は少なかったでした。
その後は二人で走りきりました。

8時過ぎにスタートして、11時過ぎに到着。
ゴール地点で休憩していると、僕たちの後でスタートした一人のメンバーがゴールしました。
その3人で、12時過ぎまでゴール地点にいて、それから解散しました。

そのほかのメンバーは、後からメールで知ったのですが、
120kmのコースに参加していたようで、無事に完走し、12時半ごろに到着したようです。
今回は、すっかり別々に走ったRTFでした。

走行距離 72.8km
走行時間 2時間56分05秒
実走行時間 2時間36分38秒

最高速度 161.8km/h (何かの間違い。これを除くと58.41km/hでした)
平均速度 28.1km/h

リビングのソファ

2009年09月19日 23時34分41秒 | 自分

今週は、毎日、リビングのソファが僕のベッドになっていました。
Tシャツと短パンに着替えた後、夕食を外で済ませて帰宅したときも、
家で食事をしたときも、シャワーも浴びずにそのままソファで
横になったのが最後、そのまま深い眠りについていた。

そうなったら、パートナーがいくら話しかけてももう朝まで起きない。
時々、ひんやりしてきて、2階の自分のベッドへ行くこともあったけれど、
たいていはそのまま眠り続けて、朝を迎えた。

コンタクトレンズをはめたまま、朝にはものすごい目やにと、
すっかりドライアイの状態になっていた。

朝起きて、コンタクトを一旦外して、シャワーを浴びて、
すぐに出掛ける用意を始める。
もう一度コンタクトをつけて、ひげを剃って、髪を整えて、
Yシャツに久々のネクタイをつけて、スーツを着込む。

朝は菓子パンを一つ口にくわえて、そのまま車を走らせていきます。
そして、外食の時には、たいてい午前様。

長い長い一週間でした。

この週末を充実させて、心と身体を癒そうと思います。


ひと段落へ

2009年09月18日 17時31分07秒 | 自分

今日の朝一番の仕事を片付けて、僕の一通りの役目が終わりました。
今週から、フランクフルトのメッセで、モーターショウが開催されています。
その接待と説明員の仕事をしていました。

ショウ自体は来週いっぱいまで開催されているのですが、
来週は一般のお客さんが入る日なので、他の人が対応します。
僕は、取締役やプレスなどの対応だったので今日が最終日でした。

今回は、なかなか時間がなくて、他のブースを見るチャンスがありませんでした。
それに前回の時のように、自分の中で盛り上がりに欠ける部分があります。

ドイツのニュースでは、景気の影響で規模が2割縮小されていると伝えていました。
見た目の感じでは、もっと縮小されているように思いました。
確かに、前回の方が華やかでした、今回はどことなく質素です。

ただ、今回も人はたくさん入っていて、盛り上がっているようです。

時間があればプライベートで出掛けてみたいと思いますが、
家族は、前回行ったので、もう興味ないとはっきりと言っていますし、
自分の中でも優先順位はなかり低くなっています。


効果あり?

2009年09月14日 23時41分43秒 | 自分

日曜日の夜、久しぶりに秋、冬用のスーツを出してみた。
今週は、たくさんのお客様がこの街にやってくるイベントで、
その接待に追われるのだ。

月曜日の朝、そのスーツのズボンを履いてみる。
なんと、ウエストがぶかぶかになっていた。
朝の会議の時間に間に合わないので、そのままオフィスに向かった。

車を運転している時はいいけれど、車から降りると
ズボンが落ちてきて、短足のようになってしまう。
会議の後、はさみを持ってきて、ベルトで調整することにした。

3cm短くする必要があった。
前回、このスーツを着たのが今年の1月で、その時にはちょうどだったはず。

体重は減っていないけれど、ウエスと周りが3cm減っていた。
これも自転車を始めた効果なのだろうか?

朝晩

2009年09月12日 13時35分03秒 | 自分

朝晩が涼しくなってきたからか、陽が短くなってきたからか、
休日の朝、起きることが出来なくなってきた。

いつもならば、休日の方が早起きで、
さっさと自転車の用意をして、飛び出していた。

9月に入る少し前から、仕事が忙しくなってきた。
プレッシャの掛かる場面が増えてきた。

確か去年も9月から11月までは忙しかったなぁ。
こことイタリアを行き来して仕事をしていた。

今は、腰も痛いし、一年前からのかかとの痛みの最近顕著
手術した右ひじは違和感がずっと残っている。
この歳になると身体もあちこちがガタが来るのだろう。
幸い大きな病気になっていないのはいいことなのだろう。

来週はまた忙しい一週間
それが過ぎれば、少しは落ち着くかな。

とは言え、今年の年末は大きな仕事が控えています。
その準備を少しずつ始めないといけません。


ひざの違和感

2009年09月06日 23時00分21秒 | 出来事


今日は、3度目のRTFの参加でした。
スタート地点が自宅のすぐ近くだったので、自走で会場に向かいました。

7時半の出発に合わせて、7時過ぎに家を出ます。
そのために6時ちょうどに起床。外は真っ暗でした。
これからどんどんと陽が短くなっていくのでしょう。

外の気温は9℃。
ジャージのズボンは長袖にして、シャツは半袖にアームウォーマーの
上にウインドブレーカーを羽織っています。

スタート地点に向かう時に一番冷たかったのは指先でした。
通常、グローブの指はむき出しになっています。

今日のメンバーと合流して、参加登録をしてスタートします。
7時45分過ぎにスタート開始。

前回ほどの上りはなく、比較的楽に進むことが出来ました。
74kmと112kmの分岐でどちらに行こうか悩んだけれど、
74kmのルートへと向かいます。

物足りないなぁと思ったくらいがちょうどよい距離と言われていたので、
それを実行します。
そこからはほぼ下りがメインでした。
景色もよく、それを見る余裕があるくらいで、本当に気持ちよく走れました。

しかしながら、交差点で止まっていて、再スタートした時のこと。
のぼりだったので、踏み込んだ途端、左ひざにつんとした痛みが走りました。
その後、少しずつ痛みが広がっていくような感覚がありましたが、
なんとか完走。11時15分にはゴールに到着。

いっしょに走ったメンバーとゴール地点で、コーラとソーセージで軽く乾杯。
しばらくして、いっしょに走ったメンバーの一人が帰ってきました。
その方も途中で112kmに向かったけれど、74kmに引き返してきたそうです。

午後は、一旦帰宅して、留守番している子供たちをいっしょに
スタート地点へ車で向かいました。
ちょうど、112kmを走ったメンバーの到着を待っていたのですが、
もうすでにコールしていて、帰宅に向かっていたのでした。
ゴールに引き返してくれて、挨拶だけ交わして、子供たちにソーセージを
食べさせました。

その後、パートナーが参加しているソフトボールのリーグ戦を観戦しに行きました。
この試合で、今シーズンは終了。
また、これで彼女は退団が決まっているので、お別れの挨拶をしていました。
「いい思い出になったわぁ。」その一言で、僕もホッとしました。


走行距離 90.9km
走行時間 4時間20分34秒
走行時間 3時間36分31秒

最高速度 56.1km/h
平均速度 25.5km/h

困っている人

2009年09月04日 23時13分55秒 | 思うこと

すぐ隣で、困っている人がいます。
悩んでいる人がいます。

自分自身も今はいっぱいいっぱいです。
自分だけでなく、みんながいっぱいいっぱいです。

僕には手を差し伸べるだけの知識も経験もありません。
でも、寄り添っていて励ましていてあげたいと思う。
踏ん張っていて、歯を食いしばっている人を見捨てることは出来ません。

ただ、いっしょになってボロボロになるだけかも知れません。
自分も傷つくかも知れません。

何も武器を持たずに立ち向かうことになるかもしれません。
でも、立ち向かっていって、たとえ負けても死ぬわけではありません。
やり直せばいいだけです。

手を差し伸べられる知識、力があるのに、それをしない理由がわかりません。
組織の和が乱れる?あるべき論?自分の身を守りたいだけ?

大変な時期には、僕も逃げ出したい気持ちでいっぱいです。
この場から、何とかして逃げていたい。
嵐が過ぎるのをそっと隠れて、見過ごしていたい。

逃げも隠れも出来ない人がいるのに、自分の身を守ってるだけなんて出来ません。


格好のいいことばかり言っているかもしれない。

最近、誰かに助けてもらわないと自分独りでは何も出来ないことがわかったから、
そう思うようになったのだと思う。
いつか自分が困った時には助けてもらいたいという気持ちがある。

自分自身の力不足をいつも感じている。
でも、出来る限りのことはしていたい。