星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

到着

2005年11月29日 07時13分30秒 | 自分

何とか無事にイスタンブールに到着。

ロンドンの自宅から、空港まで通常なら、1時間掛からないところを、
2時間半掛かって、45分前にチェックインした。
絶対に間に合わないと思ったけれど、フライトが一時間遅れたので、
何とか飛行機に乗ることが出来た。
かなり焦ったけれど、何とか無事に到着。

今、同僚と夕食と食べてホテルに戻ってきたところです。
結局、イスタンブールを楽しむ時間はなさそうだなぁ。

明日、少し早起きして、外の景色を見てみるかな?

準備中

2005年11月28日 08時47分05秒 | 自分
明日から、トルコ、イスタンブールに出張です。
今年は、今回で3回目の出張です。

イスタンブール。アジアとヨーロッパの文化の境界線。
二つの大きな橋が海峡を跨いでいて、
そこで、アジアとヨーロッパが交じり合う。

何だか、アジアの雰囲気を感じることが出来て、心が落ち着く。
家の壁の色、街明かり。。

そして、海が見える景色。山が海のそばまで迫っている景色。
港街に生まれ育った僕にとって、海と山が一度に見渡せる景色は、
それだけで心が安らげる。

街並みは、学生時代に中国を放浪したときの上海の街に似ている。
(今では、上海はすっかり近代化されてしまったのだろうけれど。)

ゆっくり、イスタンブールを堪能できる時間が取れたらいいのだけれど。
今回も時間がなさそうです。

しかし、トルコだけに暑そうだなぁ。コートを着ていくと荷物になるなぁ。
ネットで気温を調べて、コートを置いて行くかどうか決めようっと。

そんな、いろんなことを思いながら、今、ぽつぽつと準備をしています。

去年のこと。 ~続き~

2005年11月27日 09時09分45秒 | 思うこと

僕のグループと先輩のグループが上手く仕事が回るようになって、
同じ課にいるから、共同で仕事をすることが多く、
グループ内のメンバーの交流も活発になってきた。

たまにみんなで居酒屋でお酒を飲んで大騒ぎをしたりもした。

夏休みが明けた直後、部長に呼ばれて、
イギリス行きを告げられた。

すぐに家に帰ってパートナーには相談したけれど、
あまりに急なことで、パートナーも戸惑っていた。
もちろん、僕もどうすればいいのか、決断できずにいた。

その週末の土曜日、その先輩と二人で休日出勤をしていた。
先輩に訊いてみた。
”この間、イギリス赴任を部長に言われたよ。
元々、海外赴任を希望していたのだけれど、
イギリスは希望していた場所ではないし、
仕事もがらりと変わるから、正直、どうしようか迷っているんです。”
と。
そしたら、先輩は、
”海外を希望してたんでしょ?行くなら今だよ。
来年、お前のグループの仕事は今の俺達みたいに本当に忙しくなる。
そんな時期に誰も行かせてくれないよ。行くなら、今だよ。”
”でも、お前が抜けたら、来年は、忙しくなるなぁ。。”

去年の始めに、仕事が忙しくて、うつ病になりかけたというのに、
僕が抜けたら、一番被害を被るのは自分だというのに。
また、病気になるかも知れないと思うと、不安にもなるだろうに。。

一言めに、”行って来いよ。”って、言ってくれた先輩。
僕は、その一言で、ここに来ることを決断したようなものだった。

今まで、自分のおかれた立場の中で、自分の出来る限りのことをやってきた。
初めて、自分のやりたいこと、やってみたいことを通してみようと思った。


ちょうど一年前。
50人近く集まった、僕の壮行会の幹事を引き受けてくれて、
最後に、みんなの前で、ぼろぼろ涙を流しながら、
”あの時は、本当に助かったんだよ。
困ったことがあればいつでも言えばいいから。”
と、僕がいっしょに仕事をしていたときに先輩にいつも言っていた言葉を、
逆に貰った。

イギリスに来てからも、時々、メールが送られてきて、
”疲れてるみたいだけれど、大丈夫?”と、連絡が来る。


辛いとき、自分の力のなさを痛感したとき、悲しいとき、
いつも、そのことを思い出す。
そして、もうちょっと頑張ってみようかなと、奮い立たせる。

去年のこと。

2005年11月26日 10時10分23秒 | 思うこと

去年のこと。
僕よりも5つ年上だけれど、係長になったのが僕より一年遅い先輩がいた。
去年の始め、僕のグループとその先輩のグループがすぐ隣になって、
上司は同じ人になった。

その先輩は、グループのリーダーを前任者から引き継いだばかりで、
仕事の管理が上手くできていなくて、仕事が回っていなかった。
上からも怒られて、下からもプレッシャを掛けられていて、
大変だった。

僕が去年、新人の係長だったとき、同じ経験をしていたので、
見るに見かねて、声を掛けた。

”すぐ隣で困っている人を放っておくわけにはいかないから。
困ったことがあったら言ってね。”
でも、責任感の強い先輩は自分でやらないといけないと思い込んでいて
自宅にもパソコンを持って帰って仕事をしていた。

とうとう、見るに見かねて、仕事を無理やり引き受けることにした。
僕の部下に、
”俺は、サポートをするからね、自分たちも僕についてきて手伝いなさい。
来年には、立場が逆転するかも知れない。その時に誰も助けてくれないよ。”

僕の部下も、土曜日に仕事に出て来てくれて手伝って、なんとか納期通りに
間に合わせることが出来た。

そんなことが何度かあった。

ある時、その先輩に突然、呼び止められて、
”相談したいのだけれど。”
って言われた。
”何か有ったの?”と、僕。
”あまりに辛くて、頭が回らないし、言われたことがすぐに抜けてしまうんだ。
そしてみんなに迷惑を掛けているし、どうしたらいいのかわからない。うつ病になっているのだと思う。”

突然のことで、驚いたけれど、きっと誰にも言えなったのだろうなとおもったから、僕は言ったんだ。
”あまりに自分がしんどくて辛いと思うのなら、仕事を変えてもらうのも一つの案だよ。
自分でうつ病かも知れないと思えるのなら、今がチャンスだよ。本当のうつ病ならきっと自覚症状がないはずだから。
何よりも身体が大事だよ。あなたが身体を壊して一番不安なのは、自分じゃないよ、家族だよ。家族の人は頼りにしているのだから。
仕事の代わりは僕がいくらでもやってあげられるけれど、家の主の変わりは誰にも出来ないのだから。”
そして、またパソコンを家に持って帰ろうとする先輩を、
”パソコンを持って帰っちゃ駄目!”って怒鳴った。
”家にいるときくらい仕事を忘れないと!”って。

その陰で、先輩の部下一人一人に声をかけて、
”先輩をサポートしてあげてよ。”
と、お願いして頼んだ。

しばらくして、先輩は吹っ切れたみたいで、
自分のペースで仕事をこなすようになった。
すると、部下も付いてきてくれるようになって、
先輩のグループの仕事がうまく回るようになった。



続きます。

ふぅ。

2005年11月26日 07時54分33秒 | 自分

自分がいっぱいいっぱいなのがわかる。
でも、一年前よりは、ましかも。

一年前は、ここに向かう準備と、
日本に残す仕事のはざまで、抜け出せずにいた。

結局、みんな投げ出して、ここに来てしまった。
それでも、残ったみんなは、
快く頑張ってこいと送り出してくれた。

困ったことがあったら、言ってくれたらいいからね。
あの時、助けてくれたでしょ、
今度は、俺達が助ける番だから。

いろいろ、声を掛けてくれたことを思い出して、
今、もうちょっと頑張ってみようかなと思う。

まだ、身体も心も大丈夫みたい。
まだまだ頑張れそうです。

仕事

2005年11月25日 08時22分22秒 | 自分

仕事が忙しい時にはいつも思う。

何をしてるのだろ。
自分に何を期待しているのだろ。

自分がわからなくなる時がある。
こんなことをしていていいのか?
と、思う。

頭がごちゃごちゃしてきて、
あーあ、もう帰ろ。と、思う。
そして気を取り直して、
明日に臨む。

とにかく、明日を頑張れば、
週末だ。
そしてホッとする。


深い霧

2005年11月23日 07時46分18秒 | 出来事
今日の仕事の帰りは、
昨日以上にさらに深い霧でした。

白いトンネルの中を走る感覚。
時々、走っていると言うより、
ふわふわ浮いているような気持ちになる。

白いもやが前から後ろに流れて、
メーター以上にスピードが出ているような気分になる。

そして、自分がどこにいるのかわからなくなり、
とても不安になる。
それでも、どこかわかるところにきっと着くのだろうと、
走っていく。

不思議な気持ちに囲まれて。

濃霧

2005年11月22日 09時15分38秒 | 出来事

今日の仕事の帰り。
すっかり遅くなって、21時半にオフィスを出た。
周りを見ると、真っ白になっていて、霧が発生していた。

ここのところ、晴天が続いていたので、少し驚いたけれど、
この季節、霧が発生するのは珍しいことではないらしい。

車に乗り込んで、ガレージを出ると、
辺りは本当に真っ白で、10m先も見えないくらいだった。
ライトをハイビームにすると、ライトの明かりが
白い壁に跳ね返ったみたいになって、目の前が真っ白になった。
そして、全く見えなくなった。

さすがにビビった。少しずつ減速しながら、
教習所や運転免許試験場で習ったように、
センターラインを確認しながら、車を走り続けた。
センターラインも2本先は、霧の中だった。

こんな中、車を走らせたのは、初めての経験だった。
やっとの思いで家に着いた。
結局、家の直前までそんな状態が続いた。

車の運転だけだったのに、どっと疲れてしまった。

サファリパーク

2005年11月21日 13時24分58秒 | 出来事

昨日、みんなで夜更かししたので、みんなが目が覚めたときには、
9時半過ぎていた。

我が家の週末は、いつも朝が遅い。
今日も天気が良く、晴れ間が広がっていた。
この季節のロンドンにしては、かなり珍しいことのようだ。
こんなに晴れの日が多いことは。
晴れの日が多いということは、それだけ朝が寒いということで、
毎朝、凍り付いた車と格闘しているのだけれど、
さすがに、10時前になると、陽射しがさすところは、
氷も溶けていた。

誰ともなく、こんないい天気、出掛けよう!
と言うことになって、まだ鼻水のひどい下の娘のことを考えて、
車から降りないでいい、サファリパークに行くことになった。

少し前に、友人から場所を教えてもらっていたのだった。
車でM1を使って、1時間ほど北上したところ。
M1のあちこちで追突事故が発生していて、とても走りにくかった。

入り口がとてもわかりにくくて、引き返そうかと言ったけれど、
そのまま走り抜けたら、入り口が出てきた。

車のすぐそばまで、ゾウやサイが近づいてきて、迫力のある
サファリパークだった。
敷地もとてもゆったりと作られていた。
ただ、冬だったから、動物達の動きが鈍かったのは、残念だったけれど、
仕方がなかったかな。

娘達も興奮して、楽しんでくれたから、よかった。
最近、風邪が続いて、どこにも遊びに行けなかったから。

へんな夢

2005年11月20日 09時07分39秒 | 自分

今朝の朝の5時に飛び起きた。
あまりに変な夢を見たからだった。
怖くてうなされたのではなく、とても驚いて飛び起きたのだった。

僕が、妊娠した夢だった。
僕のお腹が動いていて、
それをパートナーに見せながら、産婦人科に行くべきか相談していた。

パートナーは、
”最近、男の人でも、妊娠することあるみたいだよ。
変なことじゃないから、診てもらってきなさい。”
と、言っていた。

そこで、ガバッと飛び起きた。
何だか、お腹がむずむずしていた。


朝の5時。
セントラルヒーティングのタイマーは既に切れていて、
部屋の空気はすっかり冷たくなっていた。
すぐに、身体が冷えてきた。
”ヒーターのタイマー5時に入るようにセットしたけれど。
動いてないなぁ。”
と思ったけれど、台所まで確認しにいく気になれなかった。

布団にくるまってガタガタ震えていると、
6時前くらいに、ヒータのスイッチが入る音が聞こえてきた。
しばらくして、部屋が温かくなってきて、
そのまま、吸い込まれるように眠りについた。
さすがに、今朝は眠たくて、起きるのがつらかった。

上の娘を土曜日日本語学校まで送って行った後、
朝食の時に、パートナーにそのことを話した。

食べ物を吹き出すくらいに、大笑いされた。
自分でも、かなり変な夢だと思ったんだけれど。。

コート

2005年11月18日 08時49分15秒 | 出来事
今朝は、あまりに寒くて、とうとうコートを引っぱり出しました。
車に乗り込んだときの気温が、-1℃でした。
車を暖機させる間、車の中でがたがた震えていました。

仕事からの帰り、ラジオの天気予報で、”現在-3℃”と放送していた。
風はもちろん冷たいけれど、雰囲気というか空気が冷たいです。
吸い込んだ空気が肺の中で溶けていく感覚。

今は風呂上がり、2階の自分の部屋の窓から外をのぞくと、
もう既に、車は凍っていて、庭の木や草にも氷が張っています。



信号機

2005年11月18日 08時00分16秒 | 出来事
昨日の出張からの帰り道。

朝はいつも渋滞する交差点があり、
仕事終わりの帰りには、ほとんど渋滞がなくなっている。

それなのに、昨日は、渋滞の列が出来ていた。
交差点で事故でも発生したかな?
と、思って、交差点に差し掛かると、
なんと、交差点内の信号機がすべて故障していた。

そして、交差点内に、歩行者や車があちこちの方向から
我先に侵入してきて、渋滞を引き起こしていた。

交差点に入ると、僕の車のすぐまえを、乳母車を押している
黒人の女性が横切っていく。
車で曳きそうになって、かなり怖かった。

交差点内をすり抜けるように通過した。
真横から迫ってくる車をやり過ごしながら。

こちらに来て、今までで運転していて、一番怖い体験だった。

信号の故障なんて、日本じゃあり得ないけれど、
こちらではしょっちゅう起こり得ることで、
しかも警察が出動する程のものでもないらしい。


速度カメラ

2005年11月17日 09時06分56秒 | 出来事
出張帰りのこと。
道端のカメラのフラッシュが2回連続で光った。

これは、速度オーバーの取り締まり用のカメラです。

イギリスでは、黄色い箱形の取り締まりカメラが
道路のあちこちに仕掛けられていて、
その先の道路に目盛りが刻んであります。

そして、速度オーバーの車に反応して、
カメラのフラッシュが2回光り、二つの写真を撮影します。

その二つの写真とその目盛りから、単位時間当たりの
車の移動距離、要は車の速度が計算されて、
スピードオーバーだと、その車の持ち主宛てに
罰金の支払い命令が来ます。

今日は、僕の真横でカメラのフラッシュが2回光った。
いつも通る道で、そこにはカメラがないことは分かっているから、
きっと、反対車線のカメラが光ったのだと思う。
いきなり、真横で白い閃光が光ったから、とても驚いた。

普段でも、カメラのあるところでは、走っている車が
急減速するから、ボーっとしていると、ぶつかりそうになります。

イギリスでは、車の運転に気が抜けません。