北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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シュシュッと大勝利

2011-08-21 16:17:32 | 特撮作品鑑賞
(今週の海賊戦隊ゴーカイジャー)

ハリケンジャー編の後編。
前編の最後、レンジャーキーを渡す渡さないで対立する鎧と鷹介達。
一体どういう流れになるのかと思っていたら、人々を助けるためということで、ハカセとアイムがレンジャーキーを渡すことを決めた。
放送も折り返し地点を過ぎ、宝探しだけではなく、人々を助けるという意識がハカセ達にも根付いたってことなんだろう。
もっとも、その後の「力づくでも奪い返す」という台詞が、よもやアイムから出てくるとは思わなかったけど。

サタラクラjrの「ボキ空間」で封じ込められたマーベラス達が挑むは、「ボキ印クイズ ヒントでピピッと!!」。
懐かしいですね。日曜夜7時30分、土井まさるさんの司会で似たような名前のクイズ番組があったっけ。
結構好きでしたよあの番組は。

後半、ボキ空間を脱出したマーベラス達と、ハリケンジャー三人との共闘。
正に「VSシリーズ」そのものという感じで凄く楽しめた。
ハリケンジャー三人のあの名乗り、本当に懐かしかった。
あれからもう九年になるけれど、観ていた当時の色々な記憶が鮮明に蘇ってきた。

戦闘シーンの中で、目立たないけど注目すべきシーンだなと思ったのが、バリゾーグとゴーカイジャーが剣を交えるシーン。
バリゾーグの正体が、かつての先輩である剣士・シドだと知り戦いを躊躇していたジョーが、今回は先頭を切って突進していったあたり、彼もまた、戦士としての成長が伺えるなと思った。
マーベラス達が、ボキ空間でのクイズで、不用意に答えて人々を危険にさらすのを防いだことといい、冒頭のハカセ達と鷹介達の対立のくだりといい、今週はなんだか、彼らの成長が伺えたようで、その点では、折り返し地点に相応しい流れになったのかなと思う。

しかし、長年の戦隊ファンとして、残念だったことが一つ。
せっかくのハリケンジャー編で、しかも、「SPECIAL」という言葉がサブタイトルに入っているのだから、ここはやっぱり、鷹介達だけでなく、あのおぼろさんにも出てきてもらって、あの名台詞「スペシャルやしな」を言って欲しかったなあと。

【解説】
2003年の「忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー」で、両戦隊の力が融合した合体ロボが誕生した瞬間、モニターで戦いを見ていた、忍風館館長の娘・日向おぼろは、父のハムスター館長が驚くのを横目に、
「ま、私はこうなると思っとったで。スペシャルやしな」
という台詞を残した。この台詞は大好評を博したらしく、翌年の「爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー」でも、やはり両戦隊の力が融合した合体ロボ誕生の瞬間、
「そない驚かんでも~。ま、私はこうなると思っとったで。(一瞬間を置いてゆっくりと)スペシャルやしな」
という台詞が生まれることとなった。
私もこの台詞は、これまでのシリーズにおける名台詞のトップ3に入っていると思っている。


そして最後、「超忍法地獄耳」に対抗(?)してウサギの耳をつけたアイム。
最高に可愛くて、それまでの展開が全て吹っ飛んでしまいそうになった。
情報によると、アイム役の小池唯ちゃんは、「ウサ子」というニックネームで呼ばれているらしいので、その辺も意識したのかなきっと。
コメント
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