北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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時を越えて

2011-11-27 15:32:56 | 特撮作品鑑賞
(今週の海賊戦隊ゴーカイジャー)

今年の1月、「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕」が公開された際、こんな疑問を感想として書いていた。


「シンケンジャーの最終回でも死ななかった骨のシタリに、何でゴーカイジャーがとどめを刺す必要があるんだろう?」


そして、これはブログでは書いていないけど、ゴーカイジャーがスタートして少し経った頃、こんな疑問も抱いていた。


「『ゴセイジャーVSシンケンジャー』はレジェンド大戦よりも前なのに、何でゴーカイジャーがレンジャーキーを持っているんだろう?」


その疑問が、少々強引な感は否めないけど、今週解決されたような気がする。
なるほど、ゴーカイジャーが過去へタイムスリップしていたというわけね。
確かに矛盾なく整理されている気はするけど、よく考えるとやっぱり矛盾がある気がする。
「ゴセイジャーVSシンケンジャー」の冒頭で、アラタが、外道衆のアヤカシを見て、幽魔獣かと思うシーンがあるけれど、ということは、あの段階では、まだ幽魔獣が健在で、マトリンティス帝国は地上に来ていなかったように思うんだけど、どうなのかな?
何で同じ日の出来事として、メタルAが出てくるのか?
やっぱり不自然な気がする。膜インか筋グゴンを出した方が良かったよという気も・・・。
あ、でも、今回登場したマトロイドは、「『ザンKT』のプロトタイプ」って書いてあったから、今回の時間軸上では、メタルAは、まだゴセイジャーと顔を合わせる前なのかも?
ウーン、奥が深い・・・。

そんなタイムスリップをマーベラス達に促したのが、元タイムイエロー=ドモン。
「未来戦隊タイムレンジャー」は、その設定上、ゴーカイジャーと絡めるのは難しいのではと思っていたけど、なるほどこういう絡め方があったわけか。
戦闘シーンでマーベラス達がタイムレンジャーにチェンジした際、「タイムレンジャー!」としか名乗らなかったけれど、そう言えば、タイムレンジャーって、自分達では「未来戦隊」とは名乗ってなかったよなと思い出した。
そういう点は忠実に守っているのねという実感を、正直持った。

ラストで、神社を守ったにも関わらず、肝心の大いなる力を得ていないことに気付き、マーベラスが憤慨するシーンがあったけど、鎧が、「ドモンさんが嘘をついているとは思えない」と言ったとおり、確かに、マーベラス達が騙されたわけでは決してない。
ドモンは、寝隠神社を守ることを「34戦隊の大いなる力を得るためのヒント」と言っただけど、「神社を守れば大いなる力が授かる」とは言っていないのだから。
ということで気になるのは、神社に奉納されている、あの物体。
一体何だろう?クライマックスへ向けての大きな鍵になるのかな?

それとビックリしたのが、タイムレンジャーでドモンの恋人だった、森山ホナミの再登場。
オープニングを観て、「吉村玉緒」という演者の名前に、「もしかして同姓同名のキャラ?」ということが頭を過ったが、実際は同じ方でした。(当時は「有輝りん」さんという名前。)
そうだったよね、彼女はドモンとの子供を身ごもってたんだよねと、ラストシーンを観て思い出した。
彼女は、ドモンが未来へ帰った後も、シングルマザーとして息子(未来君)を育ててたんですね。
素晴らしいことですこれは。
コメント
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