弘前公園近くにある「山車展示館」。
藩政時代から伝わる、弘前市内各町会の山車を一堂に展示している場所。
津軽藩四代藩主信政公の時代、天和2年(1682年)8月15日の弘前八幡宮祭礼の際に、各町内会の若者達によって繰り出されたのが、弘前における「山車」の歴史となっています。
ここでは、その中で、とりわけ印象に残った二つと、「ねぷた」に大いに関係のある一つを紹介します。
お、風見鶏?
いえいえこれはニワトリですが、何だかどっしりと君臨しているようにも見えますね。
(私信)チャーリーさん、浪音さんへ
ニンポーラーではありません。
なるほど、ニワトリのこのような姿は平和の象徴でもあるんですね。
どっしりとした存在感を覚えます。
おやおや、今度は大根ですか?
珍しいですねえ。
そうか、「五穀豊穣」の願いが込められているんですね。
ふたまたになっているのが神様を表しているというのも興味深いですね。
藩主信政公の名前は、「水戸黄門」でも何度か耳にした記憶があります。
そしてこれが、「ねぷた祭り」で先陣を切る「津軽剛情張大太鼓」。
なるほどなるほど。
「じょっぱり」というのは、肥後の「もっこす」、土佐の「いごっそう」と同じような、「頑固者」「意地っ張り」という意味の有名な方言だけど、「剛情(強情)を張る」というのは、ここから来る言葉だったんですね。
これは勉強になりました。