北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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代車のハンドル

2017-04-02 19:13:18 | 日々のもろもろ



車検の代車が、こんなハンドルカバー付でした。
いつもはハンドルカバー自体していないので、このようなカバーがついていると最初はちょっとやりにくかったけど、何回か運転していると慣れました。

この代車は明日まで。軽自動車なんだけど、次に買い替える時は軽にしようかなあって考え中。(今の車はこれ
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刻印入りの煉瓦

2017-04-02 16:22:21 | 函館



今回紹介するのは、元町公園にある煉瓦製の建物。





「旧開拓使函館支庁書籍庫」という建物で、かつてこの地に建てられていた「開拓使函館支庁」の付属施設として、1880年に建てられたとされています。
外壁に使用されている煉瓦は、1872年に創設された「茂辺地煉瓦石製造所」の物が使用されており、1907年に発生した大火でも類焼を免れています。





この外壁を構成する煉瓦で特筆すべき点は、製造された年の刻印が残っている物が多くあるという点です。
「茂辺地煉瓦石製造所」が創設された1872年は、和暦で言うと「明治5年」ですが、ここにある煉瓦には、和暦で製造年が刻印されている物が見られます。











刻印が確認できるのは、「明治七年」「明治八年」「明治九年」の三つです。

この書庫は、函館に現存する最古の耐火建築と言われており、建てられる前年と前々年(1878年~1879年)に発生していた大火をきっかけに、開拓使函館支庁が煉瓦製による耐火建築の施工を奨励し、この書庫が建造されたとされています。
それが、1907年に発生した大火による類焼を免れ、歴史を語る建物として現存しているということです。





この煉瓦の積み方には特徴的な部分があり、写真のように、横一列で見た時、煉瓦の長手と小口が交互に並ぶ形となっています。
これは、「フランス積み」と呼ばれるやり方です。





しかし、その一方で、同じ建物の別な部分では、一つの列は長手、その上は小口でそのまた上は長手と重なっている所もあります。
これは「イギリス積み」というやり方ですが、この二つの積み方による建物は、他にも幾つか見ることができますので、次回はそれを紹介します。
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