札幌市手稲区にある、JR函館本線の「星置(ほしおき)駅」。
小樽市との境近くにあります。
星置駅は、大正12年(1923年)に仮信号場として開設され、昭和60年(1985年)10月1日に、正式な駅となりました。
「星置」という地名は、アイヌ語で「崖の・その下」を意味する「ペシ・ポキ」が由来とされていますが、定かではなく、かの松浦武四郎の探索日記には「ホシホキ」「ホシボキ」という呼称も見られます。
地域の歴史としては、明治17年(1884年)に広島県人33戸が入植し、同29年(1896年)に稲作が始められ、大正から昭和にかけては、大根の一大産地としても知られたそうです。
ホームで目に入った注意書き。
ここまで強い口調で書かれると、いやでも慎重に作業するようになるものなのでしょうね。
駅舎には、七色の虹と星のマークが取り付けられています。
そんな星駅の側にある「手稲星置駅前郵便局」。青い外観と星が印象的です。
この郵便局は、駅周辺の開発が進み、西区から手稲区が分区した平成元年(1989年)に開設されたもので、平成26年(2014年)に外壁の工事が行われた際に、水色に塗り替えられています。
郵便局前にある、同じく水色の郵便ポスト。
現在は、地域の人達だけでなく、噂を聞きつけた観光客が訪れて写真を撮っていくほど話題になっているようです。
確かに、色が珍しいだけでなく、何だか夢の感じられる造りになっていますね。
投函すると、何かいいことがありそうな予感もします。
(「星置駅前郵便局」はこちら。)