昨日、北大通を舞台にした町歩きイベントに参加してきました。
正式な開業は明後日14日なのだけど、釧路市在住の方による私設博物館を観てきました。
釧路駅構内や、北海道銀行釧路支店の隣接にもある「なつかし館 蔵」の最新館で、アイヌ文化を象徴する言葉としておなじみになった「イランカラプテ」という副名も付いています。
1階は入館無料だそうで、アイヌ民族に関する資料が多数展示されています。
といっても、アイヌ民族関係専門というわけではなく、館長さんが周囲の協力を受けたりしながら収集した懐かしいものが所狭しと並べられています。
昔の幣舞橋の写真は、私のような、歴史主体の町歩きをしている者にとってはたまらない資料だと思います。
これは、幣舞橋の先、富士見坂を登り切った辺りを撮った古い時代の写真。
横長の建物はかつての釧路市立病院で、隣接して、釧路市役所や、釧路市公会堂などがこの場所にありました。
「霧の町釧路」をPRするポスターですね。
と思ったら、こんなのもありました。
これも私にとっては嬉しい限りです。
2階は入館料200円で(このときは無料で観覧させていただけました)、懐かしい生活用具が展示されているスペースがあります。
でも、やっぱり私が注目してしまうのは、こういう資料なんですよね。
現在のMOOの場所に市場があった頃の写真だそうです。
出漁前でしょうか、この船の数だけを見ても、国内を代表する漁業基地としての釧路港の賑わいが感じられます。
再び1階に戻って。
この博物館が広くPRされると、全国から鉄道ファンが集まってきそうな気がします。
他にも撮りまくったのだけど、キリが無いのでこの辺で止めます。
ということで、最後に紹介するのはこちら。
「ファンタピーチ」なんてあったんですね。
私が高校生の頃「ファンタメロン」というのがあって、当時自宅の側にあった小さな個人商店で何度か買った記憶がありますが、これは知らなかったですね。
「北海道民あるある」として、絆創膏のことを、何でもかんでも「サビオ」と言ってしまうということがあるようですが、それと同じような感じで、私の亡くなった祖母は、ジュースのことを何でもかんでも「ファンタ」と言っていたということを思い出しました。
場所はこちらです。
開業は14日(金)で、追って、1階には喫茶コーナーもオープンするそうです。