何度か紹介している、平成16年(2004年)8月まで営業していた「丸井今井釧路店」の建物。
ここが、「丸井今井」となる以前は、「丸三鶴屋」という、地域密着型の百貨店として営業していたことも、これまで何度か触れてきましたが、その「丸三鶴屋」が、この地に移転してくる以前は、一体どこにあったのだろうということを話題にしたことがありました。
(その記事)
そのときは、断片的な情報をもとに、ここかもしれないという場所を紹介していましたが、調べてみたところ、北大通に移転してくる前は、「真砂町(現「南大通」)58番地」という所にあったことが分かりました。
これがその場所の地図。
赤囲みした箇所に、確かに「呉服店」(「丸三鶴屋百貨店」の前身は「丸三越後屋商店」という呉服店でした)とあります。
上の地図の現在地は、この辺りです。
ということで、ちょっと行ってみました。
特段痕跡らしいものもないように思いますが、ここが釧路の商業史に残る大きな足跡の出発点になったことに思いを馳せてみると、不思議な感慨のようなものを覚えます。
ちょうどこのバス停の向かい辺りです。