地下鉄南北線札幌駅の構内通路。
改札口を通り、大通駅へ通じる「地下歩行空間(チ・カ・ホ)」への途中です。
御覧の通り、ドラッグストアが入っていますが、久しぶりにここの前を通り、ショックを受けました。
何故なら、ここにこの店舗が入ったのはごく最近の話で、ここには、私が小学校の頃から通っていた書店があったのです。
「札幌国際ビル」というビルの地下。
ここには、私が小学校の頃(私が札幌に引っ越してきたのは、昭和59年(1984年))から「弘栄堂」という書店があり、この近く、現在の「APIA」にあった「札幌駅名店街」にあった店舗共々よく利用し、特撮関係や、当時強く興味を持っていたプロ野球関係の本をよく買った思い出があります。
その後、平成20年(2008年)12月に「文教堂」という書店に移管されたものの、売り場の様子はそれほど変わることもなく、移り変わりが激しい札幌駅前の店舗の中にあって、長らく変化のない店ということで、私も安心して立ち寄ることができたものでした。
あれは確か平成14年(2002年)の春だったと思うけど、ここの店内で、長らく会っていなかった大学の同級生と偶然再会し、それがきっかけでまた連絡を取り合うようになったという思い出も。
そんな、私にとって思い入れの強いの店が、昨年の7月28日に閉店していたと知り、しかも一年近くそれを知らなかったというのは大変な衝撃でした。(こんな状況だったそうです。)
釧路に単身赴任中だった昨年は、コロナ禍で帰省もままならない時期があり、帰省しても中心部に足を運ぶことはそんなになかったとはいえ、このことを事前に知っていたら、間違いなく閉店前に一度は行っていたと思います。
残念ですけど、仕方がありませんね。
でも、店内の光景は、私の記憶の中にずっと残り続けていきますよ。