FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Are you talk to me?

2013-01-11 06:00:41 | どうでもいいこと
思いついて午前10時の映画祭いってきました
掛かっているのはタクシードライバー

カッコよろしい映画でした
有名な台詞は”You talkin' to me?”で
アメリカ人でもときどき”Are you talk to me?”と勘違いしてるときがあるみたい
良い映画でしたが、アーマラー(銃の殺陣師)がいい加減なのか
トラビスが銃を買うシーンで、間違いがあります
ワルサーPPK。戦争中、P38に替わって使用された、と説明されるんですが

と本来はコレ(対米輸出用で、ドイツ軍指定拳銃とはちょっと違うけど、まあそれくらいはいいか)
ですが、出てくるのは、コレ

スペイン製の類似品、アストラコンスータブル
劇中では調子よく動作していますが、ダブルアクションに不具合が多発し
シングルアクションとして発売されたという曰くつき(モデルガンかよ)
コルト25もかうんですが

これか

コレのはずなんですが、実際に売られるのは
S&WのM61エスコートという銃で

これ、アストラ=ワルサーは密売人がだまして安物を売ったのかもしれませんが
M61は1976年当時だとコルトより高かったんじゃないかな
密売人の割りに良心的な商売で、当時定価240$実勢価格500$の
S&WM29 44magnumを350$で売っています。
こういうことを考えると、ASTRAはだまして売ったわけではなさそうです。
するやはり、アーマラーがいい加減だということですね
面白いのはここらへんの銃が違うという表記は、Wikipediaに日本語版にはありますが英語版にはありません(笑)
銃の画像を検索していたらいINFDBにまるっと、記載がありました。
くそーさき越された(笑)
あと密売人から銃を買う際に、M29用のホルスターを貰うんですがTV放映版ではサービスだよ
といわれたと記憶していますしWikipediaにも『貰う』と記載がありますが
本編では15$だかを請求されています。
面白いのは元海兵隊のはずなのに、右手で持って、左目で照準しています。
コレだと、視線と銃口の向く方向に、角度が付くので、命中精度的に不利で
訓練を受けた人間なら、こんなことはないはずなんですが、何か意味があるのかもしれません。
それと最後の殺陣まわりで、M29は使わないと思ったんですが、最初に数発撃っていますね

このプロップは、日本を始め各国の映画監督にかなり影響を与えたらしく
シュウワルツェネッガーのレッドブルにも出てきますし
日本のビデオシネマでもかなり使われました。
よく見てみると分かりますが、ストレスなく飛び出させるには
袖口がかなり広くなくてはならず、まあ映画の中だけの道具ですね
ただし、劇中では野戦服を着ていますので、効果的に使えます。
トラビスがあこがれる、大統領候補の選挙事務所の職員はどこかで見たことがあると持ったら
シビルシェパードかぁ当時26歳 ブルームーン探偵社のときは30台半ばかぁ
綺麗な人ですねぇ
ハーヴェイ・カイテルがどこに出てるか分からなかったんで
調べてみると、ええ?ポン引きのスポーツ役ですか、あれメキシコ系の役者だとばっかり思ってました。
NYの町並みは、今はもっと綺麗になってしまい、こういった雑多な部分は極少なくなってしまいました。
ワタシが、訪れたときは、夜劇場からホテルまで歩いて帰っても、全然危険ではありませんでした。
NYが東京並みに安全だというつもりはありませんが、タクシーの運転手にさえ
”Hilton?たった6ブロックだから歩け、歩け”といわれてしまいました(笑)
タイムズスクエアのあたりも出てきますが、今はずいぶん綺麗になっています
(といっても12年前か(笑))



コメント
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