FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

精工と泰平とワタシ

2023-11-01 06:00:00 | 映画
 
隣りの国の軍隊の装備なぞ何を使おうが余計なお世話なのですが・・・
 
 
この機関短銃という言葉が面白かったので
日本は短機関銃、機関短銃、機関拳銃、マシンピストル というようです
機関短銃って日本語由来じゃん いいのか
この言葉は、おそらく英語のSubmachine Gunの訳なのですが
Submachine Gunは第一次世界大戦後の1919年、トンプソン・サブマシンガンの発表時に小型機関銃という
意味合いで開発元のオート・オードナンス社によって造語されたもの
だそうです
拳銃弾を使うマシンガンを発明したのはドイツでMP18が始祖ですなMaschinenpistole という言葉があり、機関拳銃のもとになった単語です
短機関銃をさすとともにフルオート付きの拳銃をさすこともあります
 
こういうのね。サブマシンガンというよりマシンピストルだ
などという表現もあるのですがこのマシンピストルという単語
Maschinenとpistoleの組み合わせではなく Maschinengewehre mit Pistolenmunition
の略ではないかと思っています
 
Subという言葉、サブカリバー(Subcaliber)の意味
メインカリバーとは何かといせば制式ライフルの弾
ようはそれまでの重機関銃や軽機関銃とは違いますよという意味なのです
サブは何かといえば拳銃の弾になるわけで
転じて拳銃の弾を使うマシンガンをサブマシンガンと呼ぶようになりました
で、WW2までは結構普及したカテゴリーだったのですが
時は下って1960年代 アメリカが.223rem(のちの5.56X45mm)という軽量な弾頭を
高速で飛ばす弾を使ったサービスライフルを採用します
メーカーは当然の様にこれの短縮版を出します
従来にないカテゴリーだったので短縮版をSMGと呼びます
サブマシンガンという言い方はあまりされずSMGバージョンという使い方が多かったように思います
記事中の韓国軍の機関短銃というのは上のもので
このサービスライフルの短縮版(軽量化のためにショートストロークピストン方式から
ダイレクトインピジメント方式に変更するという変態設計)
記事中では光学照準器がつけられないとありますが
wikipediaにある画像だとこんな感じ
ハンドガードを改良すればライトも付くと思いますが
で採用したのがこれ
 まんま米軍のM4
うーん でね老朽化の話ですけど
米軍の場合もの持ちが極めてよくて
最初期に採用したM16のフレームを回収に改修を重ねて
現行のM4にしているものもあるようです
銃の本体はフレームなので銃身やボルトが付いているアッパーレシーバーは
パーツなんで交換して使い続けることが可能なのですが
これをしないのはなんでか
うーん、邪推だけど軍の採用である程度生産数を確保して
単価を下げて、民生用に輸出したいんじゃないかな
でもね米軍供与のM3グリースガンの後継としてK2を開発して
その後継を選定
われらが自衛隊は9㎜機関けん銃を採用したと思ったら
これは将校用で戦車部隊は相変わらずM3を使用中(らしい)
いいのかこれ(笑)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする