銃(ハンドガン)のお話
1984年の4月に月刊GUNの5月号が発行され
そこに衝撃的なハンドガンが紹介されておりました
オーストリアの新制式拳銃Pi80
市販名称Glock17
この銃の特色はフレームがプラスチックであることで
アメリカ輸入当初はX線検査で検出できない
などと誤った報道がされておりました
マスコミは今も昔も変わらず(笑)
プラスチック(非公表だけど多分ザイロン)なので顔料を入れれば
フレームの色は自由にできます
今の米軍制式拳銃用のカラードフレーム
おもちゃっぽいと思う人もいるようですが
このニュース
本物の銃をおもちゃの銃に「disguised 」(変装)させた犯罪者
これハズプロのNERFというシリーズのロゴを張り付けているのです。
これだとあまりピンときませんけど
これだと割とそれっぽくないですか
ちなみに実銃はGlock用のPistol carbineというやつで
拳銃用のストックシステムです
こんな感じで拳銃が入っています
20年代の禁酒法時代に、ストック付きのハンドガンは
コントロールが容易で危ないということで
禁止されているはずなんで
キャノン機関で有名なJ.キャノン氏は退役後
銃に接続しないストックシステムの会社を作っています
元はこんな感じ
NERFのロゴはマスキングですかね
プロッターを使ったカッティングシートかもしれません
とりあえず、プライマーは何を使ったのか知りたいです(殴
こうして、本物に混ぜると
おもちゃにしか・・・
実銃に見えるよね
犯人は麻薬業者だそうですけど
ただのオタクなんじゃ???
最近アメリカで販売されて物議をかもしているのがこれ
スマホ型拳銃こういう銃はたいていは22LRを使うことが多いのですが
これは.38口径
大沢在昌先生の出世作、新宿鮫にはポケベル型拳銃と
ショルダーフォン型拳銃が出て来ます
これ、トランスフォーマーみたいに拳銃型に変形させて
発射状態にするのはスマホ型のまま発射だと
目的不明の隠し銃みたいな扱いになるからかしら
護身用なら、そのまま発射できるようにした方がいいような気がします
それと、こんなでかいものを持つなら
デリンジャー型の銃のほうがいいような気もしますが
どうなんでしょうか
アメリカで民主党が政権をとったんですが
民主党政権になると銃の規制を進めることが多いです
多段数の弾倉を規制する法案(10年間の時限立法)も
民主党政権時代だったと思います
そんななかで
Indiana House votes to eliminate license to carry a handgun in state.
自動翻訳すると
インディアナハウスは、州で拳銃を運ぶための免許を廃止することに投票します。
なんですが、この場合ハウスは議会と訳するのが適切なようです。
carryは運ぶではなくて携帯
携帯するためのライセンスの廃止
廃止するとどうなるのか
日本の場合ライセンスが廃止されたんですから、
持ち運びができなくなる理屈ですが
アメリカの場合はライセンスが廃止されるということは
ライセンスなしでできるということです
つまりはインディアナ州では、州の住民であれば
犯罪の前歴がない限り、自由に銃を買って携帯してよろしい
ということらしいです。
民間人の手にある銃の48%がアメリカにあるそうです。
日本で銃メーカーの利益代弁者のように報道される
アメリカライフル協会ですけど
彼らは犯罪に使われる銃の80%以上が、
非合法に入手されたもの
という統計データから
銃を規制してもあまり意味はないと
言っております
それより、前歴のある人間に銃を売るなよ
犯罪者を簡単に仮釈放するなよ
という意味の主張をしています。
まあとりあえずGUNマニアは
インディアナ州に移住ですな
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