ヤフオクポリス(ミニスカなし)、警邏中の偽者です
ワタシがGERBER というメーカーのナイフを収集していることは
以前からお話ししております
こういうコレクションは古ければ古いほど偉いのですが
わたくしがコレクションの対象としているのは
70-80年代のもので
同社がフィンランドの刃物メーカーフィスカに買収される前のもの
これを一般にオールドガーバーといいます
ピート・ガーバー氏が社長を務めていたころのものです
オールド何々というのは骨董となるヴィンテージが大体100年以上経過したものを指すので
それ未満の古いものを”オールド”というのですが
表現のインフレと言いますか
ヴィンテージナイフとか訳のわからんことを言うやつが出てきて
困ったものです
これワタシも持ってましたけど、失くして買いなおしたら
ブレードのタングの形状が変わっていてちょっとがっかりしました
その後、この形状のものも入手しましたけど
これの特筆するべき点は付属のペーパー
この樹脂ハンドルはガーバーの廉価版で
ワタシが持っていたものもそのものずばりの製品でした
でもこのペーパーはついていた覚えがない
もう一点
同じ出品者さんのようですが
コーティングって言ってますけど
これただのサテンフィニッシュじゃないかな
ボルトアクションとか、これ以後の製品みんなこういう梨地仕上げだけど
コーティングというのは聞いたことがない
そもそも、鋼材は440Cなので錆に強く、ダイバーズナイフですら
コーティングしていないんだが
上の2つのような真鍮とウッドを使ったナイフから
下の2つのような樹脂ハンドルになって価格も下がった
この2つの間にもう少し高い樹脂を使ったモデルがあって
段階的に軽量化、低コストへ」移行してしているのがわかる
コーティングってのはないと思うけどねぇ
でカーブドリカッソって言っていて
リカッソというのブレードをグラインドしていって出来たタングとの境目
この言葉でコレクターには通じるんだけど
この場合はタングっていう方が正しいような気がする
見送ったのはこれ
JRCという歯科医用のレジンのメーカーというか問屋さんの御主人が刀剣ナイフがお好きで
そういうコレクターグループを作っていた(その話はこちらから)
Gサカイがだしていたジェス・ホーンの作品を模したタイプのハンドルに
同じくホーンの別の作品のブレードを組み合わせたような製品
ちょっと欲しかったけど見送り
ちょっと欲しいものまで買っていたら破産しますわな(笑)
ハンドルもシースも初期型でバリバリなんですが
意外と値段が行かない
このメーカーはブレードにハイスピードスチールを使ったことがあって
それがまあコレクターズアイテム
ワタシも何本かは持っていますが
ワタシが対象としているのは、もう少し後の製品です
ブレード材が440Cなのですが今でこそ一般的な鋼材ですが
本来はダイスに使う鋼材でこれをナイフに転用したのは
ガーバーが最初かどうかは知りませんがかなり早かったと思います
これをHRC-57くらいの熱処理で仕上げたものが
刃持ちと切れ味のバランスがよく好みです
一時期Tというタレントが自分の番組で取り上げて
一時期Tというタレントが自分の番組で取り上げて
中古価格が上がったようですがそれも落ちいてきてよかったです
以上警邏任務終了!
おまけ
昔なじみのスナックにポールさんというあだ名の人がいて
何でと聞くとお店の人がチ●コがでかいからだそうです
でさ、ガーバーのナイフにサインを入れて価値のあるポールって誰
(多分ピート)
おまけの2
額に瑕のある男が鬼を退治する話はしないでおきましょう(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます