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星と船とワタシ

2022-08-21 06:00:00 | 映画
行ってきました、映画 ナイル殺人事件
ケネス・ブラナー&ディズニーの
クリスティバースシリーズ(とかってに命名)の第2弾です

現代はDEATH ON THE NILE
原作小説の翻訳のナイルに死す
が”正しい”ような気がします
1978年のジョー・ギラーミン/ピーター・ユスティノフ の
映画の評判が高いので
そこら辺の関係かな
それとも、映像版はぜんぶ
ナイル殺人事件と命名するという閣議決定があったとか
そういう事かしら

ポワロ/ケネス・ブラナー

この映画はガル・ガドットの美しさを愛でる映画


YAHOO映画では★3.4
これは高いのか低いのか
レビューの中で
前作と内容は同じ
というのがあるのだけれど
前作とは”オリエント”のことか
多分1978年版のことだと思うけど
原作付きなのだから同じ話で当たり前だと思いますよ

うつくしい
うつくしい
もっと嫌な奴に描けよという
レビューがあるのにはわらいますな
うつくしい ガルちゃん
前作と同じという人もいたけど
ポワロ物のワトソン役 レイス大佐は出てこない
公開直後のレビューに
観光映画なのにほぼ全部CGでがっかりした
というのがあって悪いけど笑ってしまった
78年版は確かにオールロケだろうから
”本物のエジプト”が見られたんだろうと思う
観光地を舞台にした映画を観光映画というのだそうで
その観光地を魅力的に描写しなくてはいけないのだそうだ
まあ、ある意味正しいですな
CGを異常なまでに毛嫌いする人がいますよね
CGに頼らない
という表現も好まれます
まあCGというのは、その表現をするために一番安価な方法だから
使われるのです
でもCG嫌いな人は安価にやるからだめ
という人はいませんな
CG使わないほうが丁寧な作り
と思っている人が多いようです。

ポワロ
本作において、彼の人物像が掘り下げられる
WW1への従軍の話とか
原作にない(たぶん)黒人歌手とのかかわりとか
ディズニーは人物に厚みを持たせて
バース化しようとしているのが見て取れるのですが

「ブラナーはポアロの長年放置されてきた繊細な部分を掘り起こすという賭けに出た。一部の人には冒涜とみなされるかもしれないが、私はうまくいっていると思う。ポアロには切なる思いがあるのだ。」 
うーん
あのラストはちょっと違和感を覚えますな

M1911をかっこよく使うポワロ先生
これもWW1の従軍経験のなせる業か
でもさ、原作だとベルギー人でWW1でイギリスに亡命してきたことになっていて
フランス語圏の人間でることを誇りに思っている
みたいなところが生かし切れなくなるんじゃ
やっぱ、ディズニーの拡張政策に対する批判的な評価は免れませんな
まあ、面白い映画でありました
続編にも期待します

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