米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。終値は前営業日比30.30ドル高の31832.74ドルとなり、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅に反発し、同464.66ポイント高の13073.82。電気自動車(EV)のテスラなどが急騰した。そろそろ調整一巡で上値を追う展開ですが、今回は史上最高値越えを目指す大相場、買いに分がありそうです。
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3/9の日経平均は4日ぶり反発。終値は284円高の29027円。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1848/値下がり302。円安進行を材料に、トヨタ、三菱自動車、スズキなど自動車株全般に買いが入った。景気敏感株が強く、三菱UFJや三井住友など金融株や、日本製鉄や中山製鋼所など鉄鋼株の物色が活況となった。東京電力、関西電力、東北電力など電力株にも非常に強い動きが見られた。ラウンドワンや三越伊勢丹などアフターコロナ関連の一角が急伸。上方修正と増配を発表した大紀アルミニウムが値を飛ばした。
一方、任天堂やソニーなどゲーム株が軟調。日本電産やアドバンテスト、レーザーテックなどハイテク株は、下げ渋ったものの大きめの下落となった。パナソニックは過去最大級のM&A観測が伝わったが、市場の反応は厳しく6%を超える下落。新株予約権の発行が嫌気されたアンジェスが大幅安となった。バリュー株が強く、大型ハイテク株を見直す動きも出てくる中、coly、アピリッツ、 WACULなど直近IPO銘柄が手仕舞い売りに押された。
日経平均は後場に入って買いの勢いが強まり、3桁の上昇で29000円台を回復した。グロース株がきょうで下げ止まったとみるのは気が早いが、グロースに買いが入れば指数は上に値幅が出やすくなることが改めて確認できた。そして、きょうのバリュー株の値動きは特筆される。きのう昨年来高値を更新した日本製鉄や三菱UFJは、後場に伸び悩みはしたものの、しっかりとした基調が続いた。グロース株が見直され始めれば真っ先に利益確定売りに押されても不思議ではなかったが、資金は逃げなかった。グロースが持ち直す局面でもバリューが崩れなければ、指数の方向は必然的に上となる。終値(29027円)ではきっちり5日線(29024円、9日時点)を上回った。あす、29000円や5日線より上をキープできるようなら、そこから先は調整一巡期待の買いが指数を押し上げることになるだろう。
一方、任天堂やソニーなどゲーム株が軟調。日本電産やアドバンテスト、レーザーテックなどハイテク株は、下げ渋ったものの大きめの下落となった。パナソニックは過去最大級のM&A観測が伝わったが、市場の反応は厳しく6%を超える下落。新株予約権の発行が嫌気されたアンジェスが大幅安となった。バリュー株が強く、大型ハイテク株を見直す動きも出てくる中、coly、アピリッツ、 WACULなど直近IPO銘柄が手仕舞い売りに押された。
日経平均は後場に入って買いの勢いが強まり、3桁の上昇で29000円台を回復した。グロース株がきょうで下げ止まったとみるのは気が早いが、グロースに買いが入れば指数は上に値幅が出やすくなることが改めて確認できた。そして、きょうのバリュー株の値動きは特筆される。きのう昨年来高値を更新した日本製鉄や三菱UFJは、後場に伸び悩みはしたものの、しっかりとした基調が続いた。グロース株が見直され始めれば真っ先に利益確定売りに押されても不思議ではなかったが、資金は逃げなかった。グロースが持ち直す局面でもバリューが崩れなければ、指数の方向は必然的に上となる。終値(29027円)ではきっちり5日線(29024円、9日時点)を上回った。あす、29000円や5日線より上をキープできるようなら、そこから先は調整一巡期待の買いが指数を押し上げることになるだろう。