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読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

ウクライナ戦争泥沼化へゼレンスキー大統領には戦争を終わらせる知恵も能力もない

2025-03-04 03:18:39 | 日記
ウクライナ戦争が各国の思惑が絡み合い、泥沼化しそうだ。ウクライナ戦争の背景にあるのは、軍事力を使い民主主義で世界を統一しようとするネオコン❝アメリカでネオコン(新保守主義)と呼ばれる集団が民主・共和両党に影響力を持つ。ウクライナ戦争の背景にあるのは、軍事力を使い民主主義で世界を統一しようとするネオコンがロシアを追い詰める構図である。クリントン元大統領は自分の大統領再選のために東欧移民票の獲得を目的に「NATO東方拡大」に踏み切り、オバマ元大統領の時代には親露派のウクライナ大統領を、ネオコンが民衆運動を扇動してウクライナから追放した。❞がロシアを追い詰める構図である。プーチン大統領は対抗策としてロシアの黒海艦隊の拠点があるクリミア半島を併合したが、それはウクライナから見れば「侵略」に当たる。しかし当時のオバマ大統領は「侵略」と言って戦争を始めなかった。オバマの理性が第三次世界大戦を押しとどめた。ロシアにとってウクライナとジョージアのNATO加盟は、アメリカにとってのキューバ危機と同じである。核戦争を覚悟して対処することになる。問題は第三次世界大戦を避け、ウクライナをNATOに加盟させずに安全を保証する方法を考えることだ。トランプはウクライナの鉱物資源をアメリカが共同で開発するプロジェクトを考えた。現状はウクライナがロシアから攻撃を受けても、アメリカに助けなければならない理由はない。アメリカの国益とウクライナの安全は無関係で、そこでトランプはアメリカとウクライナの間にアメリカの国益になる関係を構築しようとした。
アメリカの国益になれば、その利益を侵害するロシアの行動に対し、アメリカ国民の税金を使いアメリカの国益を守る理由が成り立つ。バイデン政権の3年間は何の見返りもなしにアメリカはウクライナを支援した。大義名分は「プーチンが国際法に違反して侵攻した」という一点だ。
つまりアメリカは国民の税金を使い「世界の警察官」として行動したのである。トランプはそうした考えに立たない。「世界の警察官をやめる」のがトランプの選挙公約だ。国民の税金を使って他国の戦争に介入することはしない。戦争するのは国益のためだけだ。
国益がなければウクライナ支援もやらないのがトランプの考えだから、これまで3年間の支援分はウクライナから返還してもらう。その考えは欧州に対しても向けられた。2月24日の米仏首脳会談で、トランプは「欧州がウクライナに貸した金額」と言った。するとマクロン大統領が慌ててトランプの腕を押さえ「6割は無償供与だ」と訂正した。それをメディアは「トランプのフェイクをマクロンが訂正した」と報道したが、メディアは本当にスチューピッド❝感情的に物事を見る人間はスチューピッド ❞だ。トランプは「この戦争に無償の資金提供するほど欧州は愚かなのか?」という意味で、嫌みで言ったのにメディアはそれを見抜けない。それよりもトランプはこの戦争を「プーチンの侵略」とは考えていない。欧州各国と西側メディアは「プーチンの侵略」と思わされているが、それはスチューピッドなだけだと思っている。トランプからすればアメリカ民主党のリベラル思想が諸悪の根源だ。バイデン政権のメディア操作でNATO各国と西側メディアは真相を見抜けないでいる。


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