福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

中天相承慈雲流悉曇血脈の印可をいただきました。

2012-11-01 | 法話
悉曇(しつたん)とは梵語(サンスクリット)を書き表すのに用いる文字です。梵語は梵天の言葉ともいわれ、日本には漢訳経典と共に伝来しました。法隆寺には貝葉に書かれた悉曇が残っています。天平期には遣唐使や道璿、鑑真らの唐僧が悉曇梵語に堪能であったとされます。平安時代に入ると、弘法大師が大量の密教経典を招来されましたがこれらの中には陀羅尼が梵字で書かれています。したがって悉曇梵語ができないと . . . 本文を読む
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