「昔、比丘あり、行く道に渇きに迫り水を得て 蟲の命をあわれみて 死して道果を得たりけり」ここは第一不殺生戒の功徳をのべる。此の最初の四句は水中に虫あるを飲まずして道果を得たる功徳を讃嘆せるなり。二人の比丘三か月の夏安居を満じて、世尊を拝し奉らんと道にしたがって行きしが、残暑強くて渇きに苦しめり。水を得たが無数の虫有。一人は世尊の制戒は虫ある水を飲むを許さずとて飲まずして渇きに依りて死す。一人は水を . . . 本文を読む
「戒・定・智慧も三密も三十七の道品も身三口四と、意三より 皆生じたる功徳なり 」・ここでいう「戒」とは、在家の五戒(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)、八戒(優婆塞・優婆夷が一日一夜受持する戒。離殺生・離不与取・離非梵行・離虚誑語・離飲酒・離眠座高度厳牀座・離塗飾香鬘・離歌舞観聴・離食非時食)、沙弥の十戒(不殺生・不偸盗・不淫泆・不妄語・不飲酒・不塗飾香鬘・不歌舞観聴・不坐高大広床・不非時食 . . . 本文を読む
「戒・定・智慧も三密も三十七の道品も身三口四と、意三より 皆生じたる功徳なり 」・ここでいう「戒」とは、在家の五戒(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)、八戒(優婆塞・優婆夷が一日一夜受持する戒。離殺生・離不与取・離非梵行・離虚誑語・離飲酒・離眠座高度厳牀座・離塗飾香鬘・離歌舞観聴・離食非時食)、沙弥の十戒(不殺生・不偸盗・不淫泆・不妄語・不飲酒・不塗飾香鬘・不歌舞観聴・不坐高大広床・不非時食 . . . 本文を読む
十善に世間の十善と,天の十善と、出世間の十善とあり。世間の十善は、太古のときに聖王出でて人民を統制するの正法にして即ち人たる道の根本なり。故によく之を守るものは修身治国利民の益あり。当来は必ず天に生じることを得る。天の十善とは、忉利天の帝釈天王が能く十善を以て諸々の天衆の放逸を誡慎せしむる、これ天の十善なり。出世間の十善とは一には声聞乗の十善、二には縁覚乗の十善、三には菩薩乗の十善、四には佛乗の十 . . . 本文を読む
今日は横田めぐみさんが拉致された日
1977年(昭和52年)11月15日拉致新潟の女子中学生、横田めぐみ(1964年(昭和39年)10月5日(56歳) - 当時13歳)新潟県新潟市において新潟市立寄居中学校からの下校途中に自宅付近(現中央区西大畑町、新潟大学付属新潟小学校前)にて拉致.
当時マスコミは産経新聞を除き拉致事件を全く無視しました。その売国奴ぶりは未来永劫歴史に刻まれています。いまで . . . 本文を読む
三代実録 / 貞観七年(865)四月五日乙卯条「五日乙卯 是日 内裏并諸司諸所、名僧一人を延べ十善戒を受け般若心経を読む。 僧俗所読の経巻数は各別に録し奉進す。 去年天下咳逆病を患ひ、 今年内外に疫気の萠あり、 故に経を転じ之を攘ふ」天皇は清和天皇。前年の貞観六年には貞観噴火。三代実録 / 貞観六年(864)十二月十日癸亥条には「年来疫旱荐臻(センシン /災いなどが、あとからあとからおこる)課丁欠 . . . 本文を読む
慈雲尊者は「十善法語」の中で「死刑」「国防軍」を肯定して殺生罪に該当せずとされています。それどころかお釈迦様は前世で規律ある軍を創設された功徳で悟りを開かれたとされています。「ここに一つ疑いが有るべきことじゃ。・・若し世間に在りて國の政を執に、其の盗賊徘徊し悪人徒党を結ぶ、此等の事もなしといふべからずじゃ。その時若し殺せば佛戒を軽んずるに似る。若し宥むれば政道立せず。人民の害となる。此二途何れに従 . . . 本文を読む
業は心相より起る。事に大小あれども理に巨細ない。此心あるところ此業ある。理にそむき法性に違ふ。地獄もあるべきことじゃ。餓鬼畜生も有べきことじゃ。此三途に堕するを異熟果と云ふ。
此不偸盗を犯ずる者は。たまたま人間に生するも貧窮な。資材に自在を得ぬ。此を等流果と云。
國に在て。植る所の五穀も霜雹を被むるを増上果と云。
謬る者は。本體かけめなき佛性に背いて。生々の貧窮下賎の身となる。
唯謹慎奉持 . . . 本文を読む
総じて何れの國にも。謬れば文華に過る。文華に過るときは。實を失ひ盗を招く。慎むべきことじゃ。
且く支那の事跡を視るに。誠に禮義文物の郷と云べし。それじゃが。此文物といふものは。國の為にはならぬものじゃ。三代の末に至て。國を盗む者が有た。次第に増長して。秦の時、趙高が天下を盗んだと謀った。此は成ぜずして刑せられた。漢に至て王莽は天下を盗み周禮等に依て政度を改めた。此れは奸謀すでに成じたれども。久か . . . 本文を読む
華厳経に偸盗の罪。又衆生をして三悪道に堕せしむ。若人中に生すれば二種の果報を得る。一には貧窮。二には共財自在を得ずとある。(華厳経・十地品第二十二之二「劫盜之罪。亦令衆生。墮三惡道。若生人中。得二種果報。一者貧窮。二者共財不得自在。」)
此偸盗の罪の悪趣を現ずることも。通途の者は信じがたきか。世間の道理を以て看よ。少々の盗を作者は必ず國の常刑有て許さぬ。何の國にも古今違はぬ。
周の末に田氏が斉 . . . 本文を読む
又具に思惟すれば。是戒は不可思議の趣あるじゃ。経中に。寶間比丘と云者有り。初て具戒を受て佛所に往き。禮拝して佛に白す。既に受戒し竟る。云何修業して無漏聖道を得べきと。世尊云く。汝が物に非ずば取ることなかれと。
此比丘一言の教えを受け。禮拝し去て。樹下に至り石上に座具を布き、結跏趺坐して思惟す。大聖世尊の汝が物に非ずば取ることなかれとの教は。いかなる義ぞ。他の金銀財寶。禄位官爵は。此類何ぞ世尊の教 . . . 本文を読む
向上の趣は且く略す。此人界の中。近くは身を百年に修して。家を千歳に守り。國を萬々世に傳ふる道じゃ。爰に至て君臣分定る。君は常に君たり。臣はとこしなへに臣たり。たとひ首に悪瘡ありて足肥白なるも。その位の易へられぬ如く。其君愚昧なるも。臣としては推戴すべし。其臣徳あるも。敢て其位をき窺窬(きゆ・うかがう)すべからず。
支那上代に。尭の位を舜に譲る。舜の位を禹に譲る。其聖人至公の心は貴む冪べきなれ . . . 本文を読む
地を盗むと云は。農人が田畑の畔際をかすめ侵する類。水を盗むと云は。五六月旱魃の時。他の田作るべき水を我方に引く類。火を盗むと云は。暗夜に他の燈光をひき。寒天に他の炭火を妄に用ふる類。風を盗むと云は。炎暑の時。涼風を我屋に引く類。多般の事皆準じて知るがよい。又他の智慧をも盗む。禄をも盗む。其の功をも盗む。位をも盗む。官をも盗む等。みな此に例して知れ。
佛物を法に用ふるも盗じゃ。僧に用いるも盗じゃ。 . . . 本文を読む
この人の世界に在る。上たる者は上相応の利あり。下たる者は下相応の利あり。君子は君子相応の利あり。小人は小人相応の利あり。是を互いに奪うべからずじゃ。禄位官爵にも此の戒あり。智愚にも此の戒あり。佛法僧三宝の境にも此の戒あり。地水火風空の五大に於ても。各此の戒具ると云ふことじゃ。
此中に上相応と云は百官の富。宮室の美。南面拱手して萬國の主となり。一人を以て億兆の上に居す。山海の珍味。華夷の玩好。目前 . . . 本文を読む
又律蔵に。昔世尊。蘇羅婆國に遊び。大比丘衆五百人と共に毘蘭若國に至る。此処に毘蘭若婆羅門と云者有て。佛と五百羅漢とを一夏九旬の供養に請じ奉る。佛の常法黙然として請を受たまふ。婆羅門がその夜の夢に。七重の白氎(びゃくじょう)。城を囲繞すると見る。博士を呼て占しむ。此博士固より外道を信じ佛法を嫉む。正く福徳の相と知りながら。詐り告ぐ。此は大悪夢なり。若は強敵きて國をうばうふべきか。又自ら身命の終る相な . . . 本文を読む