浅間大社、
・御神体は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)。大山祇神の御息女にして大変美しく、天孫降臨された瓊々杵尊の后となられたが、貞節を疑われたことから、産に火を放ち、ホデリ(海幸彦)・ホスセリ・ホオリ(山幸彦、正しくは、天津日高日子穂穂手見命(あまつひこ(たか)ひこほほでみのみこと)。彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)を産み、神武天皇の祖父に当たる . . . 本文を読む
Q,仏壇にお線香等をお供えする意味は?
A,これは六波羅蜜の徳目をご本尊やご先祖にお供えしまた自分がその修行に努めますという意味です。六波羅蜜とは、増一阿含經、大日経等無数の経典に説かれる徳目で、仏教徒者が実践すべき6種の完全な徳目のこと。檀波羅蜜、戒波羅蜜、忍辱波羅蜜、精進波羅蜜、禅定波羅蜜、智慧(般若)波羅蜜です。
ここで仏壇に水、塗香、花、線香、飲食、灯明などを供えることは六波羅蜜を実践する . . . 本文を読む
日本国土と神仏は一体ということは当然です
・栂尾論文の続です
「・・・生命体としての全一の根本佛とそれによりて生かされておる各々個々のものとの交渉関連のうちに、組織し、形成されたものが現実の国土である。従ってそれは本来内外一体のものであり、物心一如のものである。」
・安岡正篤も「大八州と天照大神とは御兄弟である」と書いています。 . . . 本文を読む
福聚講護国寺定例参拝の記録 16-11-21 角田光一郎
都会の喧騒から隔てられた静寂と閑静に包まれた真言宗豊山派大本山の護国寺の境内。山門から、一歩、境内に入ると、そこは、凛とした張り詰めた空気が漂い、山門を潜る前まで、極め付きの煩悩と執着にはち切れそうだった頭の脳味噌が、一瞬、ろ過されて180度反転し、無心、空っぽになり、密厳極楽浄土に、立つような感じにさせられます。
折から、護国寺 . . . 本文を読む
・スチーブ・ジョブズは曹洞宗の乙川弘文師をNeXT社の宗教指導者に迎えています。
・ゴディバ日本支社長 ジェローム・シュシャン は「弓と禪(ヘリゲル、心眼が開ければ的を見ずに的中)」で開眼、売り上げ2倍と本人が「ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか? 」という本で書ています。
・ダスキン創業者 鈴木清一は金光教、一燈園経をて「道と経済の合一」を説いています。朝礼時には般若心経を社員と共に . . . 本文を読む
・土光敏夫は岡山の自宅を経王殿という日蓮宗の道場にしています。敏夫の母登美は齢70で『国の滅びるはその愚による』と子女教育の『橘女学校』を開設、土光も理事長を務めていました。毎朝、登美の導師でお勤め(方便品・自我偈)、大太鼓を叩いて唱題したといいます。
・十河信二は新幹線を始める時、同時に重度身障者施設「弘済学園」を開始して陰徳を積んでいます。
・協和発酵の加藤辯三郎は合同酒精社長・野口喜一郎から . . . 本文を読む
ダライ・ラマ14世が15日、創立130周年記念として招かれた高野山大学で「21世紀における仏教徒の使命」と題して講演し 「仏教は『心の科学』であり、「現在の世界の問題は煩悩があるがゆえにつくり出された。怒りや憎しみを起こさず、心を保つためにも煩悩を滅する対策を学び、より健全な世界を」と話されたということです。(産経新聞デジタル版に載っています。) . . . 本文を読む
昨日はスーパームーンでしたが雨で見えませんでした。しかし今夜は素晴らしい十六夜の月です。以前高尾山の峰中修行で杉木立の間で見た満月を思いだしました。そのときは、「修行者の皆の心もこのような満月になっているんですよ」という趣旨のことをどこからともなく聞いた気がしたものです。
今夜もその時のようにお月さんがあかあかと輝いています。
「あかあかと」といえば明恵上人は「あかあかや、あかあかあかや、あかあ . . . 本文を読む
・松下幸之助の信仰深さは有名です。神社仏閣至る所へ寄進しています。
高野山大学には松下講堂がありましたし、高野山奥の院には松下電器の企業墓があります。
・出光佐三は故郷の宗像大社を30年かけ復興、本社・製油所・タンカーにも分祀しています。
・稲森和夫は臨済宗僧侶であり、
・世界の精密測定器トップメーカーのミツトヨは浄土宗僧侶沼田 恵範の設立です。「仏教伝道の支援を通じて人々の幸福に寄与する」が社是 . . . 本文を読む
Q、お墓を親が他宗派の寺の墓地に移転しました。供養はその寺の御住職にお願いしていますが、先祖が浮かばれないのではないかと心配です。
A,移転してしまった以上、それを再移転することは手数もかかるし無理と思われます。それよりも新墓地ではその新しい寺の宗派のお経で供養していただくとして、自分でお参りするときや、自宅の仏壇では両方のお経を読むとご先祖も喜ぶと思います。どの宗派も元はお釈迦様で一つですからあ . . . 本文を読む
旧安田生命社長の竹村吉右衛門は、安田銀行に入行したが出世競争の中で、「一日除目(辞令)を見れば終身道心を損ず」(唐、姚合の詩)(注)をみて、「胸中の一物を放下せよ」という境地に到達したといいます。
母から観音様が守り本尊と聞かされていた吉右衛門は「浅草寺朝参会」を作り、月刊仏教書『心の糧』を発行、「仏教振興財団」も設立しています。
注)辞令を受け取るたびに、心が千路に乱れることはサラリーマンの常 . . . 本文を読む
・正力松太郎は昭和34年10月号「大法輪」に「私がはじめて座禅を組んだのは24歳帝大2年に進学したばかりのときであった。・・・その後戦争犯罪人として巣鴨に収容されることになった。・・ともあれ私は(学生時代指導された南禅寺管長・勝峰大徹)師のことを思い出して在監1年9ヶ月の間座禅を続けた。」とあります。松太郎は後に「利行は一法」(利他行と自利行は同じ、修証義「利行は一法なり、遍く自他を利するなり」よ . . . 本文を読む