『大乗起信論を読む』(高崎直道)から
・・・大乗仏教は釈尊入滅後五百年前後におこった新しい仏教運動で、『般若経』『華厳経』『法華経』『無量寿経』などの大乗経典とともにはじまり、大乗経典を信奉し、流布を使命としているグループです。
この中の教理をまとめ祖述して宣布した最初の偉大な人物がナーガルジュナ(竜樹または竜猛)です。彼は般若経にはじまる大乗仏教の教理の基本は『空』即ち、すべての現象は縁によ . . . 本文を読む
<第19番札所・牛宝山明王院最勝寺(目黄不動尊)>東京都江戸川区平井1-25-32
<第21番札所・川崎大師東京別院薬研堀不動院(薬研堀不動尊)>東京都中央区東日本橋2-6-8
<第20番札所・成田山新勝寺東京別院深川不動堂(深川不動尊)>東京都江東区富岡1-17-13
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弁惑指南(浄厳和尚撰)巻二
・第一に、地大阿字一切諸法本不生の義とは、一切色心の諸法は、本来本有にして因縁より生ずる物にあらずという義なり。上に云うがごとく、諸法は因縁より生ずるに似たれども、其の源泉を泝観(さかのぼる)するに、最初の一法は、因縁生にあらざるが故に、諸法因縁生の義、成立せず。ここにおいて、諸法は本有にして因縁生に非ずと知る。然ればすなわち諸法は本不生なり。本不生は地大阿字の義なるが . . . 本文を読む
今日縁者の四十九日の法要をつとめましたが、ここで不思議な話を聞きました。故人は六十三歳で十月に亡くなったのですがそのお孫さん・・一才前のかわいい愛嬌たっぷりの御嬢さんですが・・この子が数日前の朝突然起き上がって障子をさして「じいじ(故人のこと)」と何度もいったというのです。この子はまだ一才前なので普段はろれつが回らずことばがしゃべれません。それなのに突然しゃべったというのです。
わたしも法要中に . . . 本文を読む
「掌の中の無限」(マチウ・リカール(分子生物学者にしてチベット仏教僧侶)とチン・スアン・トアン(ヴァージニア大教授(天体物理学)共著)のなかから・・・宇宙は猛スピードで落下、膨張し、そして生死している
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「掌の中の無限」(マチウ・リカール(分子生物学者にしてチベット仏教僧侶)とチン・スアン・トアン(ヴァージニア大教授(天体物理学)共著)のなかから「もし現象の本質がそのようなもの(色相是空のこと・・・高原)であるとするならそれを理解することでマクロの現実つまり私たちと周りの世界にたいする私たちの考えは根底からかわるはずです。」 . . . 本文を読む
正岡子規は「草木国土悉皆成仏」と題して
「糸瓜さえ佛になるぞおくるるな」
と詠みました。
しかしこれは
「糸瓜まで佛であるぞあなどるな」
とでもいうところであったのに・・・と思っています。
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