今日は諸国の寺で文殊会を開き、窮民を救うように太政官符で命じた日です。
文殊会は勤操・泰善等が窮民救済のために行なったのに始まるといい、天長五年(八二八)太政官符で制度化されました。太政官符では7月8日に諸寺で文殊会を行い、この時は前後三日にわたって殺生を禁じ、参集した男女に文殊菩薩の名号を一〇〇回唱えさせ、三帰五戒を授け、貧者に施しを行えとしています。後に京都の東寺・西寺のものが著名となりまし . . . 本文を読む
「元慶寺(注1)の鐘銘一首幷序(菅家文章)」
此の寺の此の鐘有る、弘誓甚だ深し。至心等しきこと无く、元胎願を発す。其の人の八万蔵を開くに遇ふ。九乳誠を翹(はげま)し、彼の力の三界に及ばむことを待つ。是故に日融内に應じ、霜氣外に催す。皇帝馭(おさめたまふ)暦の四歳己亥、月庚午を建つ。八日丁酉(元慶三年五月八日)、金火事を用ひ、治鋳功を施す。禅器を謹む也。梵音を唱ふる也。有縁行道の徒をして圭漏を窺ひ . . . 本文を読む
1,今世界の最優先事項はプーチンを抹殺することであることは世界中の人々の眼に明らかです。
多くの罪なき人々の苦しみを一刻でも早く救う為にプーチンの殺害が不可欠です。まさに「一殺多生」です。
「一殺多生」は成實論・三業品では「福と罪と双方を得る」としています。
「問曰。有人、殺生を以ての故に多人を利益す。人、賊を破すれば則ち國に患なし。若し毒獸を殺して則ち人民を利するが如し。是等は殺生を以て福 . . . 本文を読む
史料綜覧 永享八年(1436)五月「廿八日 相国寺及ビ神泉苑ニ雨ヲ祈ラシメラル 幕府 亦諸寺ヲシテ之ヲ祈ラシム」天皇は後花園天皇。室町幕府は足利義教。相国寺は義教の弟・虎山永隆が住職をしています。 . . . 本文を読む
「元慶寺の鐘銘一首幷序(菅家文章)」
此の寺の此の鐘有る、弘誓甚だ深し。至心等しきこと无く、元胎願を発す。其の人の八万蔵を開くに遇ふ。九乳誠を翹(はげま)し、彼の力の三界に及ばむことを待つ。是故に日融内に應じ、霜氣外に催す。皇帝馭(おさめたまふ)暦の四歳己亥、月庚午を建つ。八日丁酉(元慶三年五月八日)、金火事を用ひ、治鋳功を施す。禅器を謹む也。梵音を唱ふる也。有縁行道の徒をして圭漏を窺ひて以て警 . . . 本文を読む
高野春秋「(文治二年1186)冬十月五日、北御守法新皇、東寺卅帖策子幷五筆両界曼荼羅を請借し(仁和寺)大聖院に移渡さる。是則ち行あん法橋を以て使節と為す。東寺に令旨を贈る故也。」 . . . 本文を読む
今日は諸国の寺で文殊会を開き、窮民を救うように太政官符で命じた日です。
文殊会は勤操・泰善等が窮民救済のために行なったのに始まるといい、天長五年(八二八)太政官符で制度化されました。太政官符では7月8日に諸寺で文殊会を行い、この時は前後三日にわたって殺生を禁じ、参集した男女に文殊菩薩の名号を一〇〇回唱えさせ、三帰五戒を授け、貧者に施しを行えとしています。後に京都の東寺・西寺のものが著名となりまし . . . 本文を読む
1,今世界の最優先事項はプーチンを抹殺することであることは世界中の人々の眼に明らかです。
多くの罪なき人々の苦しみを一刻でも早く救う為にプーチンの殺害が不可欠です。まさに「一殺多生」です。
「一殺多生」は成實論・三業品では「福と罪と双方を得る」としています。
「問曰。有人、殺生を以ての故に多人を利益す。人、賊を破すれば則ち國に患なし。若し毒獸を殺して則ち人民を利するが如し。是等は殺生を以て福 . . . 本文を読む
人類の敵プーチンへの配慮はかえって世界の大崩壊を招く
人類の敵プーチンをおそれてウクライナへ有効な武力支援を行えない西欧諸国はまさに「義を見て為ざるは、勇無きなり」の標本です。
「論語為政第二」に
「子曰く『其の鬼に非ずして之を祭るは、諂ふなり。義を見て為ざるは、勇無きなり』と。」(其の祭る所に非ずして之を祭るを、名づけて淫祀という。淫祀は福無し。義は、宜しく . . . 本文を読む
光明真言袖鑑 密厳(天保九年編) 抑我等一切衆生は生れながらの仏にて五智四身の仏徳一も欠たることなしといへども、無明煩悩に覆はれて我本よりのほとけ成る事をしらず、身の外に仏を求て遠劫生死に流転する事尤あさましきことにあらずや、爰に毘盧舍那大日如来は諸仏の本地衆生の父母にておはしませば、同体の大悲止ことを得たまはずして本より仏身にそなはるところの五智の光明功徳をもつて廿三字の梵文に封じ籠させたま . . . 本文を読む
光明真言鈔序 頼慶阿闍梨娑婆世界処広して常住のところなし。衆生は形多けれども永く存するの質なし。苦界波高し。いずれの日にか浄土の彼岸にいたらんや。生死の里はるかなり。誰人か涅槃の心部にみちびかん。二鼠の我を引くこと日夜不休なり。百年三万六千日も瞬目の中に迫り、獨羊の人を追うこと常時に覚ること無し。一期千秋の万歳の時も弾指の間にすなわち尽きぬ。退いて往因を思へば一善の種子無し。進んで来報を案ずれば . . . 本文を読む
以前「トイレの神様」という歌があって「トイレには女神様がいてトイレをそうじすると女神様のような美人になれる・・」という趣旨の歌詞がありましたが、これは本当だったのです。
掃除の功徳について「釈氏要覧」に次のようにあります。
『掃地、仏、逝多林におわすとき地不浄なるを見て衆生を樂福ならしめ勝福田に淨業を植えんと欲して、仏即ち自ら箒をとり掃はんとす。時に大聲聞見て、皆箒をとりて共に掃く。仏曰く、およそ . . . 本文を読む
2021年5月26日11:30 - 13:30、インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラの法王公邸より、ダライ・ラマ法王がモンゴル全土で行われるサカダワ(チベット暦で釈尊の降誕・成道・涅槃の縁日)の行事の日に、モンゴル人に向け短い講演と法話を行われる。主催はガンダン・テクチェンリン僧院。続いてジェ・ツォンカパの『修行道の三要素』(lamtso namsum)についての法話と発菩提心(semk . . . 本文を読む
先程石巻市役所から手紙が来ました。
中を開いてみると10年前の東日本大震災のボランテアの礼状でした。
「2011年3月11日
あの日すべてが変わってしまいました。
「行ってきます」と出て行った家も「いってらっしゃい」と見送ってくれた家族も 見慣れた景色も さっきまで働いていた職場も 仲間も
どれか一つ欠けても立ち直れないような出来事を 一度にすべて失ってしまった人が あの日どれほどいたで . . . 本文を読む