お大師様の誓願「日々之影向をかかさず、処々の遺跡を検知す」(いまでも毎日、四国をはじめ縁のあった各地に出向いている)
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「若し能く日月之輪光を觀じ、聲字之眞言を誦じて三密之加持を發し、四印之妙用を揮はば、則ち大日之光明廓として法界に周ねく、無明之障は忽ちに心海に歸せん。
無明忽ちに明と爲り、毒藥乍ちに藥と爲る。五部三部之尊、森羅として圓かに現じ、刹塵海滴之佛忽然として涌出せん。此三昧に住するを諸佛祕密三摩地と名ずく。」
(もしよく自身のなかに日輪と月輪の光明を観じて音声と文字による真実の姿としての真言をもって身 . . . 本文を読む
・『金剛』 弘法大師御詠歌第一番
ありがたや 高野の山の岩かげに 大師はいまだ在しますなる
( これは、お大師様から約四百年後の十二世紀に天台宗慈鎮和尚が高野山へお詣りし、灯籠堂に籠られた際お大師様にお会いできた感激を詠んだものです。)
・『光明』 弘法大師御詠歌第二番
高野山結ぶ庵に袖くちて こけの下にぞ 有明の月
(大師ご入定から九十年近くあとの延喜21年(921)醍醐天皇は . . . 本文を読む
第11回護国寺定例参拝会の記録
11月17日、定例参拝の会が護国寺でありました。
暖かい陽射しだった先月とはうって変ってこの日の東京はしっかりとした雨に見舞われましたが、寒さはそれほど感じませんでした。
今月もお茶の催し物があったようで、護国寺境内には和服姿の女性が大勢いらっしゃいました。
定刻からいつものように高原さまのご指導のもと般若心経や観音経全文などを声をあわせて読誦いたしました。 . . . 本文を読む
御真言は三種あります
[火界呪]:ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケン ギャキギャキ サラバビキンナンウン タラタ カンマン
(全方位の一切如来に礼したてまつる。一切時一切処に残害破障したまえ。 最悪大忿怒尊よ。カン。一切障難を滅尽に滅尽したまえ。フーン。残害破障したまえ。ハーン。マーン。)
[慈救呪]:ノウマク サマンダバザラダ . . . 本文を読む