福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「不条理に報いるに祈りを以てす」

2024-02-29 | 法話
「不条理に報いるに祈りを以てす」   以前CNNで「神様がいるなら何故コロナが流行るのか?」という視聴者の問いに対して「私たちは天国にいるのではない。地上にいるのです。」と福音派の牧師が答えていました。ロシアがウクライナを侵略虐殺しても西欧諸国はブダペスト合意を破りどこも身を挺して助けません。當にこの世は無法地帯です。此の世は天国ではないことに納得します。 仏教でいえば我々は極楽で . . . 本文を読む
コメント

今日は聖誉上人が行法中に遷化された日

2024-02-29 | 法話
  高野山往生伝「聖誉上人。之を西谷勝誉房と号す。元仁和寺の住僧也。永く彼の寺を離れ久しくこの寺に住す。不動明王を以て本尊と為す。大法を修し薫修積む。入壇灌頂油鉢傾けず。身漸く暮齢に及び、口に世事を言ず。爰に風疾相侵し天命殆危。仁安二年1167二月二十九日、弟子に示して曰く、『千坐千日の行法,已に九百九十九日を満ず。明日は是密厳国土の日也。運明日時今日終らんと欲す。残る所の時、総て是れ . . . 本文を読む
コメント

29日は一燈園創始者西田天香師が逝去された日です

2024-02-29 | 法話
29日は一燈園創始者西田天香師が逝去された日です。昭和43(1968)年2月29日、96歳でした。「出家とその弟子」を書いた倉田百三は手紙で「・・・私は此の頃は、心の歩みのなかに渋滞と障礙とを感じて苦しんでゐます。 進みにくくて困ってゐます。 内に熟するものの力を切に祈り求めてゐます。 享楽的な生活をしてゐる人々のなかにゐると天香さんのやうな生活には直ちに、力さへあれば、入れるやうに感じますが、天 . . . 本文を読む
コメント

29日は勝賢が宮中二間(天皇の私的仏間)において初めて勤行した日

2024-02-29 | 法話
勝賢は藤原信西(保元・平治の乱の蔭の主役)の息で、醍醐寺座主・東寺長者・東大寺別当。保延4年、1138から建久7年6月22日、(59歳)遷化。守覚法親王と共に後白河法皇の六条殿に孔雀経法を修す。永仁3年、1295、2月29日宮中二間(天皇の私的仏間)において初めて勤行。 . . . 本文を読む
コメント

今日は大極殿において大般若経を転読させた日です

2024-02-28 | 頂いた現実の霊験
今日(天長六年二月二十八日)は大極殿において大般若経を転読させた日です。日本紀略に「日本後記三十七、酉巳六年(天長6年、829年)二月戊寅(2月28日)僧百口、沙弥百口を請じて大極殿(朝廷の正殿)に於いて大般若経を奉読せしむ。以て甘雨を祈る也。」当時は宮中の中心で読経するのは当たり前でした。大師は天長元年に神泉苑で請雨法を修されて雨を降らせておられますから、この時も導師をされていたのではと思われま . . . 本文を読む
コメント

今日は桂昌院が護国寺に初めて参詣した日です

2024-02-28 | 法話
今日(正確には明日)は桂昌院が護国寺に初めて参詣した日です。天和三年二月二十九日(1683)桂昌院が初めて護国寺に参詣されています。護国寺は天和二年二月七日に上野大聖護国寺の亮賢が徳川綱吉より高田薬圓を与えられ桂昌院の祈願寺護国寺の建立を命ぜられて後、天和二年九月に観音堂の上棟が行われています。(護国寺史) . . . 本文を読む
コメント

今日は信証が女院御祈祷のため大炊殿において孔雀経法を修した日

2024-02-28 | 法話
治五年1130、2月28日は西院流大僧正信証が女院御祈祷のため大炊殿において孔雀経法を修し、法験あらたかで御願時即成就した日です。(仁和寺諸院家記)信証は平安末期の真言僧。後三条天皇の孫。仁和寺の寛助より灌頂をうけ廣澤流の奥義を窮め、西院流流祖。東寺長者,広隆寺別当,僧正。保延7年(1141)鳥羽上皇出家の戒師。永治2年4月8日死去。45歳。通称は堀池僧正・三宮僧正・法浄院僧正。著作に「阿字観鈔」 . . . 本文を読む
コメント

学校は粗悪な工場・生徒は粗製濫造された商品

2024-02-28 | 法話
・「簡単すぎる人生に,生きる価値など無い。」 ソクラテス ・「世界は苦しいことでいっぱいだけれどもそれに打ち勝つことでもあふれている。」 ヘレンケラー ・「どうしてみんなあんなに、他人と同じことをやりたがるのだろう。自分は自分である。何億の人間がいても自分は自分である。そこに自分の自信があり、誇りがある。そしてこんな人こそが、社会の繁栄のために本当に必要なのである。」松下幸之助 ・「・・日の . . . 本文を読む
コメント

今日28日は50日分の功徳日

2024-02-28 | 頂いた現実の霊験
今日2月28日は50日分の功徳日です。今日お参りすれば50日分の功徳を戴けます。 . . . 本文を読む
コメント

二月は日本史初めて殺生禁断令の出た月

2024-02-27 | 法話
『扶桑略記』(敏達天皇) 七年戊戌春(578)二月。耳聡王子。年纔七歳。燒香し數經論を披見して奏曰「黒月(月の後半)・白月(月の前半)、各八十四五日。是を六齋と為す。此日、梵王帝釋來りて國政を見る。殺生を絶つべし」と。陛下饗應し、勅を天下に降し六箇齋日は殺生を禁制す。 . . . 本文を読む
コメント

今日は延命院僧都元杲遷化の日

2024-02-27 | 法話
今日は延命院僧都元杲遷化の日 元杲(げんごう)は 長徳元年995二月二十七日81歳で遷化。藤原京家の出身で、父は雅楽助藤原晨省。房号は真言房。とも称される。淳祐・寛空に灌頂を受け、内供奉十禅師・東宮護持僧。小野・広沢両流を受け、祈雨法を修して霊験。 . . . 本文を読む
コメント

今日は元杲僧都御入滅の日

2024-02-27 | 法話
  「高野春秋」に「長徳元年995二月二十七日、大僧都元杲、現身に西方世界に往詣す(寿八十二)。日課誦経専念の酬の故なり。長者牒に云、永延二年元杲、所職を辞退し永く以て醍醐延命院に籠居し西方極楽界を念ず。彼の遺誡に云、閑居本意他念無し。法花経を読み奉り之を以て日作と為す。弥陀佛を念じ奉り之を以て夜勤と為す。入滅の後、弟子等若し滴ま拝賀を致さんと欲せば當に西方にむかひて極楽を拝し奉るべし . . . 本文を読む
コメント

今日27日は神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの誕生日です

2024-02-27 | おすすめ情報
世界の根底には、もうひとつの世界である霊界が存在している。 . . . 本文を読む
コメント

今日天長五年二月二十七日は大師が「伴按察平章事が陸府に赴くに贈る詩」をお作りになった日

2024-02-27 | お大師様のお言葉
今日天長五年二月二十七日は大師が「伴按察平章事が陸府に赴くに贈る詩」をお作りになった日です。((日本後記・天長五年二月に)「甲寅,賜鎮東按察使-伴朝臣-國道餞.有御製.賜衣被及雜珍玩物」とあり。)「伴按察平章事が陸府に赴くに贈る詩」夫れ膚寸(雲)南北に心なけれども風に遭ふときは則ち飛ぶ。順の徳なり(命令にしたがう徳)。人臣東西に心なけれども命を銜ふくむときは則ち馳す。忠の至りなり。蕞爾たる毛夷(さ . . . 本文を読む
コメント

今日は笠置寺にいた貞慶を明恵上人が訪ねて貞慶から舎利を与えられた日

2024-02-27 | 法話
今日、建仁3年2月27日は笠置寺にいた貞慶を明恵上人が訪ねて貞慶から舎利を与えられた日です。春日権験記絵 . . . 本文を読む
コメント