「孝養父母観念 (興教大師覚鑁上人)」(印・明・経により自身・父母・衆生が成仏すると説いています。)
「吾が父の遺骨我が身に留まって白色円形・金剛界曼荼羅となり、我が母の遺体我が身に留まって赤色八葉形胎蔵界曼荼羅となる。よって吾印を結ぶによって心月輪顕る。心月輪顕るるがゆえに吾無始以来の罪障悉く皆消滅して忽ちに成仏し、金剛界の諸尊聖衆に囲繞供養恭敬せらるる。吾この陀羅尼を誦して心蓮開く、心蓮開く . . . 本文を読む
毘盧遮那佛説金剛頂経光明真言儀軌 大興善寺三蔵沙門大広智奉詔訳「そのときに毘盧遮那如来諸の菩薩一切の天人大衆に告げ玉はく、われいま末世の一切の諸の行人法者のためにこの光明真言の法を説く。汝ら大衆まさに聴け。我今次第に汝がために演説しべし。若し、無量百千万億の衆生あって諸の苦悩災悪を受けんに、この真言秘密呪を聞くことを得て受持せば、必ず無量の災悪の苦悩を滅除して福寿を増徴し、安穏快楽を蒙らん。若 . . . 本文を読む
この世に生まれてきている人には二種類の動機があります。迷いの執着による者と衆生済度の願いによる者の二種類です。
「大般涅槃経・聖行品」「凡夫の愛は之を名けて集と為し、名けて諦と為さず。菩薩の愛は之を名けて實諦となし、名て集と為さず。何以故。衆生を度せんが為の所以に生を受く。愛を以ての故に生を受けざる也。」 . . . 本文を読む
佛説大輪金剛總持陀羅尼經
如是我聞。一時、佛、王舍城耆闍崛山中にいまして大比丘衆千二百五十人と倶なりき。復た菩薩摩訶薩三萬六千ありて上首たり。爾時世尊、般涅槃に臨む後、佛法滅せんとする時、比丘比丘尼優婆塞優婆夷天龍八部、前後に圍遶し共に會して説法せんと。爾之時にあたり執金剛神ありて其の法要を問ふ、「世尊般涅槃後、總持の法
門云何んが受持せんや」。佛執金剛神に告げたまはく「善哉善 . . . 本文を読む
ダライ・ラマ法王 講演『新しいミレニアムにおける心の教育』(ネット中継)
2021年11月24日(水)12:30~13:30
ダライ・ラマ法王 講演『新しいミレニアムにおける心の教育』(法王庁サイト)
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1,新義真言宗の開祖興教大師覚鑁上人は「末代真言行者用心」でこうおっしゃってます。
(なかなか効現のあらわれないのは、仏様がその人の信心を試されている場合、本人の宿業が重い場合、かすかに成就しているが本人が分かってない場合、しばらく魔が隠している場合など、があるが深い信心をもって修行を続ければ必ずお蔭がある。)
(「経にいはく(大日経のこと)いかなる心をおこすもの必ず悉地を成ずるや、いはく深信 . . . 本文を読む
「信仰雑感
今年も早いもので、秋半ば。間もなく、12月、師走がきます。今年も新型コロナウイルス騒動に見舞われ、多くの死者が出ました。合掌です。また、台風・地震・洪水などの自然災害にも見舞われ、多大の被害を出し死者を出しました。その他、政治、産業、農漁などあらゆる分野でも一日たりとも安穏とする日がなく、悲しく暗い事故や事件が起きていて、果たして日本という国はこのままでいいのだろうか、という危機感を . . . 本文を読む
自己完成こそ護国の根本であること。
「元来弘法大師の理想は『即身成仏』『鎮護国家』にあった。すなわち人間完成の理想として即身成仏を提唱し、国家完成の目的として鎮護国家を標榜された。ここにこそ大師の日本仏教建設への大誓願が窺われるのである。
『即身成仏』『鎮護国家』の2つの理想は決して対立的な2つでなく、不二に立脚した而二であり、而二を表とした不二なのである。自己完成こそ国家成就への根本であり、 . . . 本文を読む
金勝王經祕密伽陀
圓律師(真圓・大師の弟子)眇年にして俗を脫す。器は則ち瑚璉(尊い器)なり。江海の經論、懸河の其の辨、國家之を屈し最妙典を講ぜしむ。公予に託して伽他を覓もとむ。余時觀暇なく匠に代わりて仁に當り、凍筆を寒燈に含んで深致を釣る。散を遠ざけ思いを凝らし、乙夜(五更のうちの二更・午後10時)に金石を沙汰す。總て十七偈を得たり。勒して一軸となし金勝王經祕密伽他と名く。
夫れ如來の說法は必 . . . 本文を読む