福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日31日は京都愛宕神社の千日詣りです。

2024-07-31 | おすすめ情報
今日は京都愛宕神社の千日詣りの日です。千日詣りとは7月31日~8月1日の早朝までに愛宕神社に参拝すると、 1日で千回登ったほどの御利益があると言うことです。 「仏像図彙」には「愛宕権現。軻遇突智神を祭る。斯神為火所灼薨故有救火誓。奥院太郎坊後将軍地蔵(勝軍地蔵)を本宮と為す。」とあります。   . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の5/17

2024-07-31 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の5/17   五、尼僧徹の事 并州(紀元前106年(元封5年)、前漢の武帝が全国を13州に分割し各州に刺史を設置した際、山西省の大部分と河北省・内モンゴル自治区の一部(今日黄土高原が広がる地域)を并州とした)後代に長安に世を厭ふて出家せり。物をあわれみて敢えて瞋る事の色をみず。常に念佛を業として往生を願ふのみなり。母念佛を信ぜず。更にたもつ事なし。尼 . . . 本文を読む
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今日は男体山登拝祭

2024-07-31 | おすすめ情報
今日は男体山登拝祭です。登拝祭は、奈良時代末より連綿と続く二荒山神社中宮祠の最大の祭り。毎年7月31日から8月7日までの8日間行われ、祭りの中心は「男体山登拝」と「ご内陣参拝(この期間に限りできる日本で唯一の特殊参拝)」の二つ。 . . . 本文を読む
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今日は蝸牛忌です

2024-07-30 | 法話
今日は蝸牛忌です。幸田露伴は昭和22年7月30日に80歳で没しています。露伴の作品は現代人にはもう難解になってきていますが、仏教の教養がないとわからない作品が多いように思います。「連環記」は「日本往生極楽記」を著わした慶滋保胤(かものやすたね)を書いたものであるし、「運命」には一行阿闍梨が出てきます。「五重塔」は題名から仏教そのものですし、「風流佛」に至っては各章の名を法華経方便品の十如是をアレン . . . 本文を読む
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今日は靖国神社社頭掲示の「林秀夫命」の戦死された日

2024-07-30 | 法話
「待望の日が遂に来ました。」陸軍曹長林秀夫命昭和二十年七月三十日 ルソン島にて戦死。長崎県出身。「永らく御世話になりました。待望の日が遂に来ました。遥か大連の空をのぞみ、便りをしたため居る此の思ひ、感無量です。とうとう心配のかけ通し、孝行らしき事何一つせずに発つのは断腸の思ひ。心残りそれのみです。幼かりし想ひ出の事どもは忘れ様としても忘れられない。人一倍キカン気の秀夫を一人前に育てて戴いた御両親の . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の4/17

2024-07-30 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の4/17 四、同じく善寂寺の像の事  梁朝(6世紀中国の南北朝時代に江南に存在した国)の漢州徳陽縣(四川省徳陽市)の善寂寺の東廊壁上に絹を張りて観音地蔵各一躰を彩畫す。かたち僧の 張僧孫,地蔵菩薩・観世音菩薩各一体を彩畫す。かたち僧の貌の如し。鋟披(しんひ)して坐せり。時の人瞻礼すれば異光を放つ。麟徳元年(664年)にいたりて寺の僧、敬をなす事常に異ならんとほ . . . 本文を読む
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今日30日は多くの文学者の忌日となっています

2024-07-30 | おすすめ情報
今日30日は多くの文学者の忌日となっています。蝸牛忌(幸田露伴昭和22年7月30日死去。81歳)、左千夫忌(伊藤左千夫大正2年7月30日死去48歳))、谷崎忌 ・潤一郎忌(谷崎潤一郎昭和40年7月30日死去79歳)、弦斎忌(村井弦斎昭和2年7月30日 死去63歳)です。このうち幸田露伴には親近感を覚えます。露伴の「努力論」では「徳」について書いていて、徳には、惜徳(徳を自分のために無駄使いしない) . . . 本文を読む
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今日は左千夫忌

2024-07-30 | 法話
今日は左千夫忌(伊藤左千夫)です。伊藤左千夫は大正2年(1913)7月30日50才で死去。子規の門下の歌人・小説家。『野菊の墓』は小学生の時よんで胸が熱くなった覚えがあります。「さびしさの極みに堪へて天地に寄する命をつくづくと思ふ」「牛飼が歌よむ時に世の中の新しき歌大いにおこる」などの歌は教科書で読んで覚えています。 . . . 本文を読む
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「天地万物と和解せぬときは神は助けたくとも助けることができぬ」

2024-07-30 | 先祖供養
「天地万物と和解せぬときは神は助けたくとも助けることができぬ」   以前四国遍路で77番道隆寺境内に思議な「7つ灯台のことば」という石碑を見つけました。ここには「天地一切のものと和解せよ、和解とは感謝なり、天地万物と和解せぬときは神は助けたくとも助けることができぬ・・・」と書かれています(注)。このことばは素晴らしい力を持っていると思います。何十年か前に数十年間の継母との確執 . . . 本文を読む
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今日は大師が勅により「急就章」等十巻を献上された日

2024-07-29 | お大師様のお言葉
弘仁三年812、七月二十九日は大師が勅により「急就章」等十巻を献上された日です。高野大師御廣傳に「弘仁三年七月二十九日、勅により雑文を献ず。其の状に云[ 雑文を献ずる表急就章一巻、王昌齢が集一巻、雑詩集四巻、朱畫(唐の詩人)の詩一巻、朱千乗(唐の詩人)の詩一巻、雑文一枚一巻、王智章の詩一巻、讃一巻、詔勅一巻、訳経圖記一巻、右伏して昨日の進止を承って探り得るに随ってかつ奉進す。遺るところの表啓等は零 . . . 本文を読む
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今日7月29日は叡尊が異賊調伏祈祷をして蒙古を撃退した日です

2024-07-29 | 頂いた現実の霊験
  今日7月29日は叡尊が異賊調伏祈祷をして蒙古を撃退した日です。以下「異国来襲祈祷注録」によります。 「弘安四年秋七月廿日、81歳、異賊調伏祈祷のこと。伏見院御宇勅使光泰卿、南都西大寺下向再三なり。宣旨状に納めらる。同七月廿七日、異賊の船すでに九州大宰府博多金津に入る由注進これあり。同廿八日西大寺思圓上人、勅により教興寺に御下向、次廿九日講堂千手宝前において百坐第仁王会を行ぜらる。 . . . 本文を読む
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今日は花園天皇宸筆御置文が書かれた日

2024-07-29 | 法話
「重要文化財・花園天皇宸筆御置文 妙心寺蔵」「塔頭玉鳳院の事、妙心寺混ずべからず。関山上人各別の沙汰と為す。塔主は門弟相続せしむべきなり。仍後証と為し筆を染る所なり。貞和三年七月二十九日  花押」 (宸翰英華に、「天皇は妙心寺の山内に塔頭として玉鳳院を創建されたが、其の塔主は関山慧玄の門流のみを以て相続せしむることに御定めになった」。)妙心寺のホームページには以下のようにありました。「花園法皇は、 . . . 本文を読む
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今日は玉城 康四郎師のお生まれになった日です。

2024-07-29 | 法話
玉城 康四郎は1915年7月29日 熊本市の浄土真宗の門徒の家に生まれています。東京大学教授、名誉教授、東北大学教授。『ダンマの顕現』『仏教の根底にあるもの』等自らの深い禅定体験に基つ゛き書かれています。当方もT先生のお誘いで井之頭線沿線の玉城師の邸宅へお邪魔してことがありますが奥様が「(師は)いつも瞑想ばかりしておりました」とおしゃったのが印象的でした。奈良のT先生のご自坊には玉城師の遺骨の分骨 . . . 本文を読む
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7月29日は大師が嵯峨天皇に「雑文を献ずる表」を出された日です

2024-07-29 | お大師様のお言葉
今日、弘仁3年7月29日は大師が嵯峨天皇に「雑文を献ずる表」を出された日です。 「急就章一巻 王昌齢が集一巻 雑詩集四巻 朱畫の詩一巻 朱千乗が詩一巻 雑文一巻王智章が詩一巻 讃一巻 詔勅一巻 訳経図記一巻 右伏して昨日の進止を承って探り得るに随ってかつ奉進す。遺るところの表啓等は零ちて他所にあり。今見に人をしてもとめしむ。取り来たらばすなわち馳せ奉ぜん。 それ尺水に本万里の鯤なし(水たまり . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の3/17

2024-07-29 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 5/14巻の3/17  三、唐の法聚寺地蔵の像の事   唐の益州(四川盆地と漢中盆地)の郭下の法聚寺の地蔵菩薩を畫く。却って縄床に坐せしめて脚を垂る。高さ八九寸、本像は張僧繇(ちょう そうよう / は、南朝梁の武帝のころの宗教画の様式で知られた画家)が畫なり。麟徳二年(唐の高宗李治の時代。665年)七月にいたりて當寺の僧一本を圖し得て光を放ちて乍(たちまち)出没すこと金環 . . . 本文を読む
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