白隠禅師のおっしゃる衆生と佛の関係 . . . 本文を読む
2、野中寺の次は、高貴寺に参拝しました。
高貴寺は役行者が葛城山中に法華経二十八品に配して二十八寺を建立したうちの一宇です。当時は香花寺と称したようですが弘法大師巡錫の折、高貴徳王菩薩を感得され以来高貴寺と称するとされます。大師は自ら五大明王、弁財天様を彫り出されています。
慈雲尊者は1773年(安永2年)から1804年(文化元年)87歳で京都で遷化されるまで30年間当寺に住まわれました。尊者 . . . 本文を読む
昨日三月二十六日は旧暦の二月十五日に当たりお釈迦様入滅の日でもありましたがこの日縁あって花冷えの中、大徳の方々の驥尾に付して慈雲尊者ゆかりの野中寺、高貴寺等を参拝でき感無量でした。慈雲尊者に惹かれて数十年、昨年は悉曇免許も師から頂いたうえ、このようにありがたい法縁に浴することができ改めてありがたさに涙した日でもありました。あまりのありがたさに概要を記録しておき今後駑馬を打つ鞭にすることといたしまし . . . 本文を読む
華厳経世間浄眼品「・・衆生の大海は広くして限りなきもことごとくよく具足してその心を知り、衆生の知恵海を開発す、・・如来は普く為に世に出興したまひ、偏く十方を照らして悉く余すことなし。・・無数劫海のうちに難行苦行するは衆生のためなり。・・」 . . . 本文を読む
Q,四十九日の法要はなぜ大切といわれるのですか?
A,お経に死後四十九日の追善供養により故人の受ける福分がきまってくるとされているからです。
出典をあげます。
佛説灌頂隨願往生十方淨土經卷第十一に「普廣菩薩復佛に白して言さく、『若し四輩の男女善く法戒を解し、身の幻の如くなるを知りて精勤修習して菩提の道を行じ、未だ終らざるの時に逆修三七(21日間)燈を然(もや)し、明を續ぎ、旛蓋を懸け、衆僧を . . . 本文を読む
満開の桜に触発されて桜の歌などおもいつくままに書いておきます。桜は古来 道を求める人も多く詠んでいます。
「 白雲とまがふ桜にさそはれて心ぞかかる山の端ごとに・・藤原定家」
「この頃は山の端ごとにゐる雲の たえぬや花のさかりなるらん・・洞院公賢」
「吹く風を勿来の関と思えども 道もせに散る山桜かな・・源 義家」
「吉野山さくらが枝に雪ちりて花おそげなる年にもあるかな・・西行法師」
「おしなべて花 . . . 本文を読む