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昨夜、テレビの事前予告というか番組宣伝を見て、ドラマ「不毛地帯」を2時間に渡ってみることに、皆さんご存知の山崎豊子氏の小説「不毛地帯」のテレビドラマ化したものだ。
私自信でいえば30年くらい前に読んでえらく感心したことを覚えている、特に小説を読んでからモデルとなった実在の人物がいることを知り、当時若干調べたりもしたのでよく覚えている。
私の記憶では小説のモデルとなったのは「瀬島 龍三」氏で、小説のとおり陸士・陸大を出て大本営参謀の時終戦、長期間のシベリア抑留の後帰国、その後伊藤忠商事に入社しFX戦闘機の自衛隊納入に辣腕を発揮し、ライバルの日商岩井に勝つというもの。
その後伊藤忠の会長まで勤めた後、土光臨調の委員を務め行政調査会で旧国鉄・電電公社の民営化を推進し、民営化後の日本電信電話株式会社では顧問、土光氏の一のブレーンである新藤氏が民営化後の社長、少し間を置いて瀬島氏が顧問とゆうことに。
少し話はそれましたが、伊藤忠時代のライバル日商岩井のモデルになったのは元副社長の海部八郎氏、私の記憶では海部氏は20年くらい前自ら命を絶たれ、其の時の辞世の言葉が「企業は永遠なり・・・」で当時世の中で騒がれました。
・・・・とまぁまぁ覚えています、そのドラマですから遂見入ってしまいました、難を言えば私が勝手に描いていた人物像とドラマの役者イメージが少し異なり、最初は戸惑いましたがすぐ慣らされ引きずりこまれました・・・・
小説の中では関東軍の調査機関として暗躍していた児玉機関(小説の中での名前は覚えてません)とかの、実在した人物・組織等が出てくるので、昭和史の暗部を垣間見る感じです。
テレビドラマは続くようですので、是非 小説を読むことと時代背景を多少調べられて見ることをお勧めします、何倍にも興味が 何しろ2007年・95才まで実在それていたのですから・・・・