投網解禁、鮎やや不漁

朝ツバメを見ると一匹になっていた。
時々親ツバメが餌を運んでくるが量が少ないように感じた。
お腹を空かして初飛行を促してるのではないかと思う。
いつまでも居るわけにはいかないのだよ、雪が降らないうちに飛行練習を一杯して南の温かい国に帰らなくてはいけないのだと蕎麦を打ちながら語るのだが、ツバメの耳に念仏。
挙句の果てにツバメの引きこもりかと言いたい放題。
市場にも行った。
マグロと小鯵と活じめヒラメなどを買った。
予約が少ないのと、今日から八月だという思いでいつもより気持ちがおおらかになっていた。
芙蓉が咲き、懐かしい夏の花が見える。
遠くに里山の斜面が茶色に見え、所々山百合の白が散らばっている。
草刈をした住人が山百合を愛で慈しんでいる気持ちが山百合の魅力と相まって心を震わしだした。
曇り空遠くに切れ間から青空が見えだした。
たまに一杯お日様が当たれば地上の生き物達が喜ぶのにと思いながら走った。
今日は投網が解禁になり、天然鮎が手に入りやすくなるので、新しい看板を作った。


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