おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

十割蕎麦せんべい

2009-08-28 17:27:00 | Weblog
花金で予約が一つ。
店は相変わらず暇で、元気がいいのはプルーンの野生酵母。
ゆすって耳を近づけるとシュワシュワとガスがはじける音がする。
もう一日発酵させたら全粒粉に混ぜ、二三日繰り返し様子を見て、ピザ生地の発酵に使う。
これでヨーロッパの山荘風ピザ生地が出来そうだ。
他の細菌や、一番厄介な酢酸菌が入り込まないように願っている。
昨晩は板長と二人で店をやった。
たいした来客が無いだろうと、雑誌の取材の後横になっているような余裕だったが。
いきなり女性七人組が飲みに来て、続いて濃厚な酒付き夕食が続いた。
始まりに板長がしまった、もう少し人を増やしておくべきだったと愚痴ったが、もうその言葉もはっしられない様な惨状。
飲み物と接客は板長、自分はひたすら料理つくり。
二人しかいないので出来ればお断りしたいというのに、誰も聞く耳を持たずに上がりこんできた。
ゆっくり楽しめたという感じで怒る人もいなかったが、四十年の経験をすべて使ったような夜だった。
終わった後でやれるもんだなと二人で呟いた。
今日の予約はいろんな料理を食べなれた人達。
十割蕎麦の素揚げに死海の塩を振りかけた一品を出した。
かみ締めると上品な甘みと香ばしさが味わえる。
昼定食は新サンマの焼魚とマグロの叩き付き。
マキ婆の茄子漬と新さんまで自分もお客になっていた。
昨日の疲れで半日ゆっくり昼寝。
こんなことでいいのだろうかと思いが浮かんできた。


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コメント
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