おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

横の大沢川に今年は天然アユが泳いでいない

2008-07-31 20:58:48 | Weblog
薪の作業と遅く晩酌をしたので寝坊した。
魚市場に行ったらもうセリが始まっていてイカが売られていた。
昼定食に一箱買い、大鯛とノドグロを一箱買って、メロウを煮物に使い色合いに夕頭海老を用意した。
野菜直売所に白い肌のカボチャがあったので買いそれも煮物の付け合せに使う。
カボチャの名前は雪のの何とかとマキ婆が教えてくれたがもう忘れてしまった。
昼定食は生姜焼肉に小イカの刺身付き、きっと売れ残るので明日はイカの生姜焼きか地野菜とイカの天ぷらになるだろう。
なお売れ残ると砂糖醤油でグタグタに煮て、その煮汁に出汁を足しカボチャなどを煮込んで煮物にしてしまう。
柔らかくなって昔食べたイカの缶詰のような触感になる。
森林組合が大沢川の土手の草刈をした。
土手の上に勝手に植えたコスモスと蕎麦の花は残して行ってくれた。
それに合わせて店の上に借りている田んぼの草刈もした。
どうも今年は魚野川から天然アユが遡上してこない。
一回だけ姿が見えていよいよ夏到来と期待して、毎日アユの泳ぐ姿を眺めるのが楽しみだったのに変だと思ってたことのなぞが解けた。
空梅雨で水が少ないせいと思ってたが川が少し浅くなって店の横の流れがゆるくなってしまった為清流を好むアユは少し上の瀬のほうに生活の場を移した様だ。
ゆるくなった流れに水草が揺れ、羽黒トンボとオイカワが群れている。
干草が乾き、日向臭い懐かしい香に包まれている。
草も倒されたので虫の音もほどほど。
粟島のレストランのオーナーから電話が有り、この前送った塩漬けワラビが好評だったから又送れと言って来た。
この前ほとんど送ったからもう無いというと、ほかの山菜は無いのと言って来た。
誰が食べるのと聞くと観光客と言った。
粟島まで行って山菜なのと言うと、今魚が取れないのだと言った。
そういえば今は底引き漁が休みだから定置網か一本釣りか刺し網しかないなーと思った。
メジまぐろが取れ、山菜の代金に送るといった。
それならメジマグロをオイル煮にして夏野菜と海草などで一品作ったほうがいいのではないかと思った。
明日そのことを電話で伝え、残ったワラビとフキの酒粕漬を送る。
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梅干完成間近

2008-07-30 20:24:46 | Weblog
朝五時前に目が覚めた。
涼しいのと昨日早めに休んだのと焚き付けの材木が来るので涼しいうちに少しでも木を片付けておこうと考えたからだ。
隣の親父さんはもうモロヘイヤの収穫が終わりそうになっていた。
自宅の畑の隣にある畑は収穫が間に合わないのかナスもしし唐も弾けそうになっている。
道の駅も野菜が盛りになって売れ残るようになってきたのだろう。
ミッキーも起きていたがまだ眠そうで頭をなで車に乗るともう横になっていた。
板長が休みだったがこの頃暇になってラーメンスープつくりの後は朝食を取ってから薪作り。
大きなハリも切ると木の香が広がる。
きっと百年ぐらい前に切り倒され木なら叉百年近い年月を生きてきたのだろう。
まだチョンマゲの人達の時代に育った木だ。
粟島から七箱、55キロのイゴ草が届いた。
漁師が自慢するだけのことはある。
結局キロ三千円で買うことにした。
その値段が漁協の値段に近い。
曇っていたが晴れてきたので、この土用の強い日差しで紫蘇を入れて漬け込んだ梅を天日干しにした。
薄い赤い色が干されると赤い梅干の色に変ってきた。
そのままで干し上げようと思ったが、親方が砂糖を少し入れて口当たりをまろやかにしないとこの頃の人たちには合わないと言われてた事を思い出し少しだけ梅汁に入れた。
なるほど塩と酸味がまろやかになった。
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粟島天心丸からイゴを送ったと電話

2008-07-29 14:16:31 | Weblog
小雨交じりの朝。
昨日は星野さんたちが飲んでいたので仲間に入れてもらった。
店に泊まり起き掛けにラーメンスープを仕込み新聞を見たらセリ時間に送れそうになった。
そうゆう時に限って工事をしていて停められてしまう。
止まった真横がはす畑、純白の花が目に留まった。
蕾も咲き始めたのも白くて綺麗。
ヒラメとバイガイ子鰯とアジ、イシモチ、中トロマグロなどを買い、帰りに野菜も買った。
妹のところでクレソンとキュウリ、完熟トマトを頂いて帰った。
手打ちうどんを踏んで作り、パスタも作った。天心丸の船長から電話で頼まれた以後をとったから本当に要るのかへと言われた。
当然いるよ、いくらと聞きなおすとなんとキロ五千円。
キロ二千円ぐらいでと言ったら手間にもならないから止め様かと言い出すので買うことにした。
いくら燃料が高いとは言えへぼりすぎ。
干して一万何ぼのイゴがそのままで五千円では高すぎる。
お昼過ぎ頼んでおいた薪が来た。
僕が生まれるより前に建てられた大きな家に違いない。
その大きな家の張や柱をダンプに山盛りに積んできた。
曲がってチョイナで削った跡のある張など焚き付けようにチェーンソーで切り積み込んだ。
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魚野川の橋が流された

2008-07-28 09:57:45 | Weblog
昨日夕方大きな積乱雲が夕日に輝いて、そして虹まで掛かってるのを眺めていた少し前、上流は豪雨に襲われていたらしい。
あの大きな入道雲の下はかなり雨が強いのだろうと思ってたぐらいで大雨の予感は無かった。
暑くてあせもが出来初めて、知り合いが川口温泉に行くとあせもが良くなると教えてくれたので、商売をほっぽり出して出かけた。
露天風呂に入ると町の明かりが輝き、山本山の上はまだ夕焼けの名残りの空が有った。
赤さは消え雲は黒くなりただ青空だけがくすんで見え、椰子の木のシュルエットでも有れば南国のリゾート夕暮れのビーチみたいになっていた。
昼間は国道の温度計が35度を現していて、暑さに慣れたのか温泉の暑さは気にならなく、心地よかった。
自宅に帰りNHKを見ていたら上流は大変な被害が出て橋も流されていた。
流された橋は簡単な木造の橋だったからだろう。
昔は良くその橋の前後でアユ釣りをしたものだ。
親方もテレビを見たと心配して電話をくれた。
肌寒さで目が覚め、魚野川を覗いたらたいした水量になっていなかった。
ただ瀬に流された木々の残骸がひっかっていて豪雨のすざましさが判った。
叉梅雨空に逆戻り。
予約が三つ。
一つはいつもの老人会。
お昼はたいしたことは無いなーと交通量を見て予測していた。
ところがいつもより一杯来て、夏休みになった事が実感できた。
ピザはお持ち帰りが多かったのだが、この頃店内でほかのメニューと一緒に食べる人が増えた。
パスタもうどんも売り切れ、卵もなくなったのでパスタを作ることが出来なかった。
老人会も早く始まって終わりも早かった。
明るいうちにバスで送り出し、いつもと逆のコースで出発。
ほろ酔い加減のバス旅行だと喜んでいたのは出発してから30分ぐらいで、堀の内はこんなに広いのかとため息交じりのションベンマッチョ。
長旅に疲れたようになって無言で最後の方の人達はバスより降りていった。
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埼玉からピザを食べにバスがやって来た

2008-07-27 18:05:36 | Weblog
昨日は曇りだったのでラーメンも売れた。
大口の暑気払いのお客さんがあり、始まるのが七時半だったので終わりもそれなりに遅くなってしまった。
最後は広神に送っていったが、滝の叉まで頼めるかと言われたのでもうほかの送りが無いのと大勢でかなりの売り上げになったので気安く受けた。
帰りは山古志に出て竜光に出れば時間的に近いと踏んだからだ。
ところが考えていたその沢は一つ手前の沢だったのを忘れていた。
かなり走ってからおかしい事に気が付いた。
もうあきらめて行くだけ行こうと進んだ。
三十分も走って、行きかう車も無く、人家もたまにしか無かった。
尾根に出て、谷に下り、どうも旧道を走り、心細くなってライトを消し光の見える方角を探した。
そのころは雲も晴れて久しぶりの星空が見えた。
明かりの無い山の中は星の数が違う。
結局山古志縦断ツアーになってしまった。
道が良くなったから良かったが魚沼の明かりが見えたときの嬉しかった事。
そして分かった事が一つ、あれほど走ったのにタヌキに逢ったのは一回だけ。
それも人家の近く。
何も無い山の中は魅力が無いのかもしれない。
小さなお祝いと埼玉からの団体がピザを食べに来てくれた。
お昼の最中に重なって、ピザのほかに食事をしてくれたからてんてこ舞いだった。
スタッフも自分もくたくたで食材も切れ始めたので早仕舞い。
外に出て看板を倒したりして空を見上げると鳶沢の峰に虹がかかっていた。
夕焼けの光が積乱雲を光らせ、その雲が大沢川に映っていた。
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岩手産ハーブ豚ゆっくりとグリエし、ポテトのコンフイを添えて

2008-07-25 22:18:04 | Weblog
八百屋市場に行って八色スイカを仕入れ店先に並べた。
ガンタと言う空洞のあるスイカがほとんど。
味には代わりが無く、値段が半値。
並べていると群馬の御夫婦があまりの安さに三個買ってくれた。
暑く糖度が高いから値段も少し高い。
利益を少なくして早く回転するようにする。
大きなスイカが980円。
後で計算すると配達料と税金を引くと利益が100円を割っていた。
明日少し値段を上げる。
今日から小中学校が夏休みになった。
子供達と一緒におじいちゃんおばあちゃんがやってくると思ってたが、来たのはおまわりさんと交通安全の父兄だった。
それが気になってみんな素通りしてしまった。
夜は予約が二つ。
皆遅い開始なので料理が出たらスタッフのほとんどは帰ってもらい、小西さんと留守番。
スイカ運びがたたり、片付けは明日にして速めに止めた。

   ジョエル ロブション

ハーブ豚を低温でゆっくり焼いてあったため触感はハムのような口当たりだった。
ただ塩分が強くしょっぱいと感じたがこれが伝統的な味付けなのだろうか。
ジャガイモを低温の油で煮てあり表面はカリカリで香ばしくポテトのソースの上に添えてあった。
僕たちは油で揚げる事はするけど煮ると言う発想は無かった。
知り合いのフレンチのシェフが似たような料理を持ってきてくれたことがあったが今になってその正体が分かった。
ソースに生ハムをカリカリに焼いて何かの酒でこくを出したソースがかけられていた。
香ばしくまろやかで深みのある懐かしい味であった。
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蕎麦の実と夏野菜のリゾットうなぎ蒲焼載せ

2008-07-24 14:44:08 | Weblog
待望の雨が降ったが、畑が濡れるほどには降らなかった。
上流の方はかなりの雨量なのか魚野川が濁っていた。
今日は予約がある。
一組はうなぎを食べに行きますというのとただの飲み会。
土用の丑の日なので蕎麦の実が余計あるので夏野菜とリゾットにしてうなぎの蒲焼を上げようと考えている。
後岩ガキが手に入ったのでフライにして出す。
刺身は中トロ、鯛と〆アジ、ヒラメ。
若い人達もいるのでピザも出す。
一枚のピザはウニのピザにしようと考えている。
曇り空でお客さんの出足も良く少し忙しかった。
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続 ロブション スズキ ポワレにして、ブイヤーベースのジュレキャビヤ・ド・オーベルジーヌ

2008-07-24 13:32:25 | Weblog
次はスズキ。
皮をぱりっと焼いて、火の通りは絶妙。
小さな白菜をさーと焼いてあったがほとんど生でソースが掛かっていた。
もうビールとワインが効いて来て美味しいだけで食べてからメニューを見たらキャビアがあったことが判った。
火が通ったキャビヤは色で分かっただけだった。
もう少し慎重に食べればよかった。
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土用の梅干

2008-07-23 17:20:09 | Weblog
雨が降るような予報があったので期待して起き出したらどうも明るいので障子を開けた。
立派な晴天。
雲がたまに見えるようになったからそのうちに雨雲でもと思ってたが期待通りには行かないようだ。
とうとう夕方まで雨が降らないでしまった。
昨日の日差しが強かったのと梅漬けにカビが浮き始めたので土用干しと紫蘇漬をしょうと八百屋市場に行った。
紫蘇は売れないらしく、ナジョウモと言われたので有りっ丈三十葉買い込んだ。
まきの上に干物のかごを敷き並べた。
うすっ雲が流れてたが風があり夕方には乾いてた。
紫蘇を塩でもみ干した梅と梅酢を入れたら紫蘇が発色して綺麗になった。
カビが浮いたのは塩の計算が間違ってた。
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気温35度 うな丼が売れた

2008-07-22 15:18:41 | Weblog
昨日は気温が35度を超えたが湿度が低い為日陰にいればどうにか過ごせたが、今日は朝のうちは雲があって過ごしやすいのかと考えていたらやはり暑く、湿度が高い分きびしい。
空梅雨でいつの間にか梅雨前線が消えて梅雨明けになっていて、そこらじゅうがからから。
日月と馬場ちゃんがどうゆうわけか岩魚が釣れてと毎日十匹も届けてくれた。
御代はと聞くとそんなの要らないよと言うばかり。
お言葉に甘えていただき、予約の人達にただで頂いたから、お店からのお中元と言って塩焼きでサービスした。
綺麗な谷川で生きてきた天然の岩魚はお酒でたとえれば吟醸酒のような磨かれた素朴な味でしょうと例えたせいか、一匹だけ食べない人を除けば完食であった。
一匹だけ食べないので後で味見ができると言ったらお父さんに食べさせたいから食べないのと断られてしまった。
蝉時雨と谷川の涼風に吹かれながら穴場の大淵で岩魚を狙ってみたいものだ。
遺跡堀の人達が飲み会をやってくれた。
お昼の暑い中あっちこっちから来てくれて盛り上がっていた。
市場で付き合いで買ったうなぎがあったが土用うなぎを食べたいと言ってきてくれた人達が食べてくれた。
地震で長年続いたタレが無いのだがとお話したらかまわないとのことであり、感想を聞くと昔食べた美味しい味であったと言われた。
タレに焼いた骨と頭を入れて煮込んだ即席のタレだったが。
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