おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

静岡の筍

2007-03-31 17:03:42 | Weblog
魚市場仲間がもう一つの八百屋市場で新筍が出始めたと話していた。
だけど高くて一箱6千円以上するからどうしょうかと。
その市場に前は行っていたけど担当がそのときによって態度が違って嫌気が差して遠ざかっていたので筍が欲しかったがいつも行く市場に行った。
前に注文しておいたから何とかあった。
4200円だった。
だからあの市場には行かないのだと考えてみたが、仲間の話は5-6日前の事だからそのとき派手始めでかなり高かったかもしれない。
それで煮物はたけのこを追加して青味に菜花を使った。
予約がいっぱいあるのに16人前の料理を忘れていた。
もう胃潰瘍になるような大パニック。
言葉もまともにしゃべれないようだった。
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県議選両陣営が昼食

2007-03-30 14:51:54 | Weblog
朝で雨が止むかと思っていたらいつまでも降ったり止んだりをくりかえし、雨が止んで遠くの高い山を取り巻いている雲が切れると山肌は雪に覆われているのが見える。
まだ冬が残っているのだ。
県議会選の告示で昼ご飯を両陣営が予約してきた。
始めはゆうじさんが注文したが、山から帰ってみるとこうへいさんからの注文が入っていた。
これは厄介な事になったと思い、スタッフに事情を説明してお引取りを願えばよかったのにと話したら、それでも良いと言われたのでどうしょうもなく受けたと言った。
僕としては売り上げがあったほうが良かったので何かの不満やクレームがあった場合僕の責任と言う事で頭を下げることにしておいた。
両陣営の知り合いに繁盛で良いのーと皮肉をチクリ。
両方受けた手前、街選車が国道に面して平等に通る車にアピールできるよう場所を確保したり、待たせずに熱々を出せるように頭を使った。
げんを担いで両陣営はトンカツ定食とカツ丼。どちらが威力を発揮するか、投票を見てみたい。
夜は予約がいっぱいで一般客の席が無いので貸切にした。
それなりに喜んで帰ったが小千谷と入広瀬のお客さんがいて両方向同時に送りかえったら10時半になっていた。
妻には夕食の準備は要らないといっておいたのであまりカロリーの無い掛けそばと魚を食べて帰る。
三日間はいらないと言ってあるから、その間体重が500グラムぐらい落ちる予定。
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小宮さんのお見舞い

2007-03-29 08:04:29 | Weblog
朝小さな朝焼けが始まっている道を急いだ。
最後の除雪隊の朝食。
いざ終わるとなると複雑な気持ち。
気温5度とマキ婆が言いながら入ってきた時はもう雨が降り出していた。
歩いていたら雷がなってたような音が聞こえたと言い、予報では降らないはずなんだけどとぶつぶつ言いながら掃除を始めた。
朝雨は女の腕まくりという諺があるし予報では曇りになっていたので何か小さな前線が通過してやがて晴れると思っていた。
日経の私の履歴書と言うコラムがあって毎日目を通し胸を熱くそして涙している。
宮城まり子さんが自分で書いた履歴書だ。
すごい精神力に改めて驚いた。
仲間と小宮さんのところにお見舞いに行く。
脳梗塞になって今度はリハビリに移ったらしいからだ。
あんなに元気で国体に出た事もあるスポーツマンで毎日体を動かし健康の事を考えていたのに。
無念の涙を見たり聞いたりしなければいけないと思うと本当のことは行きたくないのだ。
お昼の最中に電話して出発時間を早めてもらった。
出来るだけ早く行って早く帰り、仕込みをやりたかったのだ。
明日から週末で予約が立て込んできた。
小千谷日近づくつれに山肌に山桜の可憐な花が目に付いてきた。
なぜか胸がときめいて締め付けられるような感覚が蘇り、学生の頃の淡い恋心のような気分になってきた。
きっとあの頃は恋に恋してた頃だったかもしれないが今はこの自分の住んでいる土地と環境や春が恋いしいのだと解っている。
そんな余裕があるのは二郎さんが運転をしていて余裕があるからだった。
小宮さんは新しいリハビリの施設に移っていた。
泣いているのかと思ったら野武士のように迫力があり、今は海にいけないけど秋にはきのことりを始めるからと話し出した。
半身付随で無理な事は解っていたけど見舞いの三人は相槌を打っていた。
帰り仕込をやっていると星野さんが孫を連れてやってきた。
一緒に飲みたかったが仕込をやらないと追われるのであきらめて自宅に帰ってから星野さんに乾杯をしてから今日はビールを飲む。
小宮さんにも早く直るようにビールを捧げる。

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カタクリ料理

2007-03-28 07:58:16 | Weblog
夜半に通り雨があってもう止んでいるがかなり強い雨だった。
能登の地震被災地の人達は大丈夫だったろうか。
真冬の寒い時期でなくて不幸中の幸いだったと思った。
霧に覆われて時折雲が薄くなり明るい空が一部見えると、この後すっかり晴れそうな予感がして何となく湿った心の虫干しをと又アノ山のスミレ達が瞼に浮かぶけど、いつの間にか雨雲に覆いつくされている。
雨が止むとほころんだけどまだ硬い感じの柳の芽が今日は力強く見え、耕地整理で広くなった田んぼの水溜りにはっきりと映って見える。
いつもは流れる雲が優先しているのだが。
板張が休みでピザを作る人間が一人、蕎麦打ちも自分ひとり、とてもカタクリを求めて日当たりの良い斜面に登れそうも無い。
たまにはオリーブオイルを塗ってピザの全粒粉生地に乗せアンチョビと4-5種類のお気に入りのチーズで焼き上げて自分だけうなずきながら春を味わっていると満足したいと思ったのに。
さっと湯を通すかオリーブオイルでオイル通ししたカタクリとこれから取れ始める真鯛を一緒に春のカルパッチョに仕立ててアノ少しほろ苦さと甘さを持ったカタクリに山葵と緑色したバージンオイルを踊らせて味を楽しんでみたい。
白い画用紙みたいな皿を用意して。
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春霞

2007-03-27 08:34:34 | Weblog
もう冬の気配は遠ざかった。
霞と雲に覆われた日の出が始まっていた。
昨日は早く寝たのだが明るさが少し少なかったから本能の目覚ましの起動が遅くなったらしい。
携帯を車の中におきっぱなしにして面倒だからそのままにしておいた。
自宅の目覚ましは携帯を使ってるのでその目覚ましも無かったからだ。
速く起きて除雪隊の朝食を作らなくてはと言うプレッシャーもかなり少なくなったからだ。
一番大変だったのは食堂の暖房だった。
真冬は一時間掛かり、ご飯はどんな裏技も出来るが部屋の温かさは時間で決まる。
もう車も凍りつかない4-5度の最低気温の予報。
温かくてつい寝過ごした。
そして抜け出してカジカ取りの夢を見ていた。
そこに折れたぴかぴかのナイフが二本土に埋まっていてそれを歯で噛み抜きだして、買い取るからいくらだと言っているとこで目が覚めた。
おかゆと鉄管ビールでおなかは快調。
ブログを書いていたら大きなカジカが24匹届いた。
それでなぜナイフなのかと思い当たる出来事があった。
知り合いの兄弟が又トラブッテいたり誰かが失業していたりしているので最後は傷つくのを恐れながら決断をしなければいけない覚悟の夢かも。
僕の人生は冒険映画のようだ。
こんなテンションでフキノトウを採りに行ってきた。
ミッキーも一緒に。7-8キロとって帰ってきたが久しぶりの山で疲れた。
これで体重も少し落ちるかも。
ビールが飲みたいー。
三日も持たないかも。
日当たりの良い所ではキクサキイチゲやスミレ、そして山桜が咲き出していた。
きっと片栗も咲き出していると思うので探して料理に使おう。
明日も山に行って見よう。
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胃カメラ

2007-03-26 14:35:02 | Weblog
お腹の痛いのが2ヶ月ほど続き、疲れが体調を崩してこの頃寝込んでる時間が長くなり、いよいよ何処か壊れたのかと不安になってきた。
今週は予約が全般少ないので、チャンスとばかり、堀之内病院に出かけた。
今日は院長が出番だからと思って診察券を出そうと窓口に行くと行列が出来ていた。
天気が良いのと月曜日が重なって爺婆日和と思ったらしく老人の山。
だけど予報に反して雨模様になってきた。
病院にいくのは今の時期嫌だったけど、腹と背には替えられなかった。
それでアルコール消毒 スプレイを持って出かけた。
インフルエンザの菌はほとんど手から口へ経路で感染するらしいから、手と触れるものを消毒しょうと思った。
この上インフルエンザで寝込むわけには行かないからだ。
食べすぎと飲みすぎ、エコーと胃カメラで見てもらった。
まー潰瘍が治った後だけと言う診断だったが、今日からダイエット始めのつもり。
酒はよほどでなければ飲まないでがんばる。
お昼に帰れなかったので、入り口に蕎麦打ちが休みで今日は蕎麦が出来ませんと書いてもらい張り出した。
数人にやはり出来ないのでしょうと聞かれたらしい。
コマチが取材に来てカーにバルピザもフキノトウのソフトクリームと一緒に写真を撮って、4月25日に掲載させるらしい。
又寝込んでいたが予約が無く店が終わったので起き上がり自宅に帰ろうとしたらみんなが川口温泉に行くと言うので自分もあまり気乗りはしなかったが行く事にした。
いつもは露天風呂に直行するのだが内湯で様子を見た。
お風呂で温まったら体が軽くなって自宅に帰り夕食を食べた。
総カロリーは550ぐらい。
おかゆの美味しかった事。
ビールの変わりに鉄管ビールであった。
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朝霧沸き立つ

2007-03-25 08:28:23 | Weblog
昨夜雨の中自宅に帰った。
宴会で残ったビールを雲さんが取って置いてくれたのでラップして持ち帰り晩酌にした。店のお客さんはギンギンに冷えたビールという方が多いけど、僕は程よい清涼感があれば冷えてないビールでも旨いと思う。
旨いと思う満足感は経済的なことが多く占めるがほかに胃腸が少し弱いのと慣れだと思う。
冷え込みもゆるくなったら妻が湯豆腐をしてくれた。
ほかにも好物のねぎ塩納豆と秋刀魚の煮つけ、ほか4品。
この三分の一ぐらいの量が嬉のだが付きっ切りの旨いまずいかの質問に残すのも嘘を言っているようで悪いのと食いしん坊なのでつい食べて翌朝の不快感に悩まされている。
朝はミッキーも起きないうちに仕事に出かけるが、今日は温かいと見えてミッキーが見送った。
店につく頃は雨が小止みになりまわり野山にまとわり付いていた霧が湧き上がりながら川上に流れ出していた。
空もところどころ明るいような感じで雨雲が切れているのが感じられる峰峰の杉の木立に絡まり残った霧の中に杉林の梢が重なり濃淡の色合いを水墨画のようにかもしている。
土と匂いと朝霧の湿りがこすれてかさかさになった心を包むような気がした。
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カタクリの花

2007-03-24 10:18:07 | Weblog
いつも時間に店に急いだ。トンネルを抜けるともう朝日が昇っていた。
薄い霞に光が弱められ、ずいぶんに東に寄ったものだと思いながら走っていると、昨日の天気で少し水かさの増えた魚野川の川面がオレンジに輝いていた。
やはり春の日差しは強くなって川が燃えているようだ。
昨晩疲れた体を引きずって自宅に帰った。
車のドアを閉め空を見上げたら新幹線の高架橋と竹藪にはさまれた星空が見え、西の空に赤みがかった上限の月が懸かっていた。
朝まだ月が残っているかと空を見回したが見当たらず越後三山がまだ冬が終わっていないと言わんばかり白く輝いていた。
みんなが早出して来た。
早いピザの注文でピザ窯に火を入れ急いで市場に行った。
鯛を買ったり西バイを買った。
八百屋市場でルッコラーとイタリアンパセリを買ったが注文のバジルが来なかった。
明日は市場が休みでイチゴがだいぶ売れ残っていた。
帰ろうと思ったら急にイチゴの叩き売りになったて、一カップ200円ぐらいでせりが始まった。
100円ののは無いのと聞くと魚野川用150円とつるったぐりを出してきた。
みんなが一箱変なのがあるからそれだけ買わないように言ってくれたが、どうせ煮るからいいよと言ったら、せり人がじゃ、みんな130円にするよと言ってくれた。
喜んでイチゴだけ運んで後は忘れてきてしまった。
だいぶアルチュウハイマーが進んでしまった。
夜は何処かの送別会が一つ。
別れ、出会いに時期になった。
海を越えていく方もいる。
健康に気をつけて、生水も気をつけて、別のしずくを楽しみにしています。
もう一つブログを作った。
どこにあるか自分でも判らなかったが、今日簡単にいけるように若い人にしてもらった。
そこのタイトルは山菜料理研究家ガクさんのブログと名付けた。
そしてカタクリの花のことを書いた。
コマチの編集者から電話でフキノトウのアイスクリームの取材に行くと電話があった。
横腹が痛いのと疲れで、若い人が一杯いたのでお昼から横になっていたら寝込んでしまい星野さんが来たのに起きられなかった。
来週病院に行ってみようと思う。
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雪消え

2007-03-23 21:57:53 | Weblog
深い霧に覆われて昇る朝日は満月のように大きく見えた。
空の上はなんとなく青空の予感がしていた。
昨日の見すぎて朝つらいからと、除雪隊にどうしょうと問いかけたら、あっさり何とか食べているから休めばと言ってくれた。
お言葉に甘えていつもより長く寝た。
深呼吸が美味しいなんか考えられなかったが朝の冷気はとっても気持ちよく、気温も優しく何となく柔らかい感じ。
やはり休憩は必要と実感した。
親方夫婦が来ていて娘も一緒に朝食をとった。
急いで市場に行き必要なものを買って帰りお昼に宇賀地小学校の謝恩会があるので準備を急いだ。予算が安いのでたいしたことが無かったが人数と昨日休みで仕込が無かったのでおおあせり。
この前入学した子供達がもう卒業する事になって改めて自分が老いた事を実感した。
オードブルの中に普通は入れないブルーチーズを入れた。
ベービーよこれが大人の食べ物だと。
変なメッセージを入れた。
いい天気になって雪ノ下に入れていたフキノトウたちが出てきてしまった。
大根も一杯買ったのに雪の貯蔵場所の雪がかなり減ってしまった。
この前降った雪はほとんど消えてしまいのどかな田園の早春の匂い。
川柳は花が膨らんだらしく枝先は少し黄緑に膨らんで見える。
木沢山腹のブナの枝も薄茶色にふくらみ残る残雪の上に広がっている。
夜は二組の宴会。
一組は何処かの学校の先生たちだったから、フキノトウのパスタと生ハムとチーズを出したら喜ばれた。
又ほかの先生達も来てくれそう。
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八海山吟醸会

2007-03-22 14:38:01 | Weblog
夜八海山の吟醸会があって、お昼過ぎに飲食組合の役員会があるから予約は受けないでと言っておいたら、いつの間にか休みですと伝わって休業になっていた。
休み明けでお客さんが多いから少しがんばらないと給料が払えないと会計に言われてあった。
でも店が休みだと気が楽になって疲れが取れるからいいかと文句も言わないでさんせいいして休んでしまった。
休みは娘に家族サービス。
権現エコハウスに行って、昔の徳利と杯を買ってきた。
小さな杯は鶴と亀があしらってあり、酒盗などの珍味を盛り付けるつもり。
飲食組合の役員会に出てから六日町の泉ビール園に行った。
そこが今回の吟醸会の会場だった。
何とか文学の先生の公演が一時間半有りその後酒を一杯飲んだ。
帰ってブログを書こうとしたが酔って書けなかった。
でも退屈な公演であった。
作家で先生の話はもっと面白いのかと思っていたが昔の話の解説であってもっと斬新な話の展開を期待してたのに人の書いたことの解説であってもっと自分で編み出したものをとか斬新な仮説などを話してもらいたかった。
人を見て法を説かなければ田舎の食堂の親父に馬鹿にされるよ。集まった人達はそんな話を聞くために行ったんじゃない。
昔の人の考えた事をこねくり回して飯を食ってのだからそれくらいか、寝て他方がいかった。
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