明日で学食卒業。
スタッフから頂いた箱にはメッセージが書いてあった。
うるっときた。
食堂内では生徒さんと会話ができないが売店では挨拶程度ができる。
50年近く前、先輩は渋谷の有名な仕出し屋さんの次男だった。
ありがとうなら芋虫二十歳、オケラが19で嫁に行く。
なにかありがとうを言うときこれを言ってた。
今では誰もわからないだろう。
オケラも芋虫なんぞ見たことがない世代。
これを言ってた。
トウをテンに変えてひたすら言った。
自称、お笑い調理人。
自分には孫がいないが皆自分の孫に感じる。
帰りに女子サッカー部の子たちが明日は試合に行くので今日が最後のお別れだよガクさんという。
また会いに来るよ、できないかもしれないがピザを焼いてくるよ、そしてスイカが甘くなったら持ってまた会いに来るよ。
学校を出て走ってるとガクサーンと黄色い声が届く。
慌てて手を振った。
妻のつまみ体にいいのばっかしだよと言われたが冬のナスはいかがなものか。
おかずが届いた。
長男が休みで買ってきてくれたマックというのだろーか。
雪がかなり消えて