昨晩は親方の甥がサンローラに泊まりにやってきた。
前の日は満室で取れなかったそうだ。
奥さんは台湾から来た人で、とても天真爛漫。
こういう字だったろうか。
旦那は都庁に勤めていて課長まで行った。
どちらもおおらか。
奥さんの両親は貿易商で兄は台湾銀行の台北支店長をやってたらしい。
僕らとは住む世界が違う。
川口の鮨政に夜案内した。
台湾に行ってみたいと親方に言ったら、甥の嫁の所は行くなといわれた。
その話を本人に言って、もし今度行く事があったら内緒で行くと伝えた。
熱烈歓迎を受けたらお返しが出来ないと。
一皿15万もする料理が出たりしたら困るからと。
さすが夫婦3000円ぐらいしかかからないよと助け舟の旦那。
屋台もあるし安い店いっぱいあるからぜひ来てと言われた。
私が台湾で出迎えるからと。
ガクさんを案内するからといって、叉一ヶ月も台湾に行こうとしてるのだろう。
前も帰って、他の数カ国に遊びに行ったと話した。
だしになる予感。
取り寄せ雑誌に天然うなぎの記事があった。
魚野川でも獲れるがこの頃ほとんど幻になってしまった。
電話したら納得できる値段だったので注文した。
出来れば1キロぐらいのやつをと。
塩かワサビ醤油で食べる。
李先生たちがやってる堰を作らせない運動を力を入れて僕たちもやればよかった。
うなぎや八目やモクズガにが食べれなくなってから嘆いてもしょうがないけど。
堰を作らず水だけ吸い上げる方法にすればよかった。
政治家と業者が潤うだけだった。
川で憩う人たちも見えない。
川も死ぬけど人の心も死んでるようだ。
朝は八百屋市場に行き、魚は電話で。
暑さで何もしたくない感じ。
野菜もでていなかった。
振り返って西の空を見たら、飛行雲とオワンクラゲみたいな下限の月が出ていた。
惚れ惚れするような綺麗な雲、もっと巨大になって牙をむいてもいいから雨を降らせておくれ。
市場に上向きの辛い南蛮が出ていた。
今年は早く赤くなったようだ。
一把を分けてもらったので、岩塩と酢を入れて砕いた。
タバスコと同じような感じ。
お昼はナットにミョウガと玉葱のみじん切りをたっぷりて南蛮を入れて和えた。
すっきりした辛さなど言ってるうちはよかったが、そのうちに唇が腫れ舌が入れられなくなった。
プルーンのきにアメシロが始まった。
天敵はスズメバチだそうだが、焼酎にしたり食べたりして生態系を崩したバチだろうか。
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