おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

祈る 桜散るな

2006-03-31 17:56:59 | Weblog
最後の雪、いつ最後になるのかな。?
去年の今頃フキノトウヲ30キロぐらい、リックと両手に持って、新幹線に乗り、
親方の店の前にうりにいった。
フキノトウなんか、売れやしねえよと、言われたけど、
自由の時間がこんなに有るのに、どうせただで採って来たフキノトウ、
売れなくてもいいやと、思ったから
一晩泊めてもらうことにして出かけた。
油と天ぷら粉を用意してもらっていて、
生の物と、天ぷらをパックに詰めて、1パック300円で桜見をかねて売った。
親方の娘夫婦と息子が生ビールや鳥のから揚げや焼き鳥など売る横で、
一緒に売ってもらった。
娘はケイコさんと言う人で、親方の所に住み込んでいたから、
もう兄弟みたいにしてもらっている。
始めは地震の後と言う事で、同情を受けていたけど、
あまりフキノトウが売れるもんだから、少し不機嫌になって、
軒下貸して母屋を取られた、と嘆いていた。
行く前に無理と思ったけど、目標30万円売るぞーと公言していた。
土曜日が8万円売れ、日曜はもっと売れて、12.3万円、
合計20万は行くなと皮算用していたけど、日曜日は桜が散りだし、
雨がぱらついて6万円しか売れなかった。
来年は来れないけど、フキノトウヲ送るから売ってみればと、進めた。
きっと名物になるよと。
2~3日前に10キロ送って電話してみたら、もう満開だよーとしょげていた。
もう1日で土曜日が来る。
この冬型で寒いから少し長持ちすると思うけど。  
頑張れ桜 頑張れフキノトウ。
昨日また、Komathi取材が来て、激震ピザ取材していった。
頑張れ激震ラーメン 頑張れ激震ピザ。

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柳雪

2006-03-30 08:57:13 | Weblog
季節はずれの雪に、白く覆われて新しい春が現れた。
川岸に並んでいる柳が雪化粧して白い雪花を咲かせていたけど、
温度が少し上がったら、大粒の霙のように降り出し、
ちっよと緑がかった梢の雪は、全て落ちてしまった。
若芽は熱を発しているのだろうか。
50数年生きて来たけど、こんな光景は初めてだ、
今までこんなに正面からじっくりと物を見なかったからかも知れない。
とうとう、畳が届いて、40畳の宴会場が出現した。
最大66人ぐらい収容できそうです。
夕方、睦会に行ってきた。
ライバルの店だった。
バランスが取れててどれも美味しかった。
1年休んで、5年遅れてる。
自分に入る情報がストレートでない。
情報に優しさや思いやりが加味されていると感じた。
もっと頑張る、お客さんに受けいられるレベルで。
百聞は一見にしかず。
今日もベロベロ左エ門。
タケさんからコメントが来た。
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終わり初雪

2006-03-29 15:14:32 | Weblog
料理に終わり初物と言われる素材が有る。
季節が過ぎて終わってから手に入った素材の事で、きようの雪と同じである。
もう少しで4月に成るのに、真冬に負けないほどの吹雪だ。
でも心の奥深くにあまり早く春に成らないほうがと、おもっている部分が有る。
きっと歳を取ったんだな、このまま何にもしたくない。
春になればやる事の洪水、考える事の爆発、そして成果が上がらなくて落ち込む。
いつものパターンだな。
それに災害はよほどのショックを残したようだ。
当時は店を作らなければとしか考えられない様なだったけど、
今また災害の傷跡や心の傷を見たくないと感じているのかもしれない。
それに今日、板長と小西さんが休み、雪が降ればお客サンが少ない、そんなとこかな?
薄汚れた雪をお化粧してくれた雪もこれで來シーズンまでお預けかな。
小西さんスノータイヤを外して、群馬に旅行に行ったけどだじょうぶだったのかな。
夜は予約が2つ、4種類のパスタを前菜で出し調理すると色が少し薄くなるので、
茹でる前の原色パスタをお客さんに見せたら凄く感動していた。
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血液サラサラ

2006-03-28 23:13:05 | Weblog
朝7時1分バス停にマキ婆を迎えに行く。
車の中で昨日のテレビの事や、事件のことを教えてくれる。
それから季節の事や諺の解説もして、
たまに何処かの家の爺ちゃんが50年ぐらい前に話した言葉を引っ張り出してくる。
そのまた爺ちゃんの爺ちゃんまで出てくるから、
100年や150年ぐらい前のデーターで判断するから、
なからいい線が出る。
私達はシャーマンマキと呼んで、天気予報まで聞く。
マキ婆が着くと、私の朝食がはじまる。
まずダッタン蕎麦を牛乳で溶いてのむ、2人で毎日続けている。
ルチンが蕎麦の100倍もあり血液をサラサラにして、なおかつ血管を丈夫にしてくれる。
知り合いの65歳の爺ちゃんに勧めた所、6ヶ月ぐらいしてから店に来て報告
していった事が有る。
眼科に検診に行き、帰ろうとしたら医者に呼び止められたそうだ、貴方の健康
方法を教えてください、 私も貴方と年齢が同じです。
爺ちゃんは思い当たらないので、ダッタン蕎麦を飲んでいるよと答えたら感心したらしい。
思うに目の中の毛細血管がはっきりサラサラ血液が流れていたのが見えたんだと。
友人が相次いで脳の病気に罹った。
自分も10年前ぐらいから、医者に、こんな事をしていると、10年も持たないよ
と、脅迫されていた。
義足や義肢は何とか有るけど、脳や内臓はどうする事も出来ない。
飲み始めて、ビックリした事が幾つもあった。
目がハッキリして、春の霞の景色のようだったんだけど、秋の澄んだきれいな景色
に見えた。
頭がハッキリして、毛も太くなり、朝立ちする様になった。
ここらまで日記を書き投稿しょうとクリックしたらPCの調子が悪く、
どこかにいってしまった。やっとやり直し!
スタッフが有給休暇や休みをとり始めるので、
自分の休みは今日しかないと、思っていたが、
昼前に東京の店から、フキノトウを急いで送ってくれと、
以来があったので、休みがフキノトウ採りになってしまった。
1時ごろ、おにぎりを食べながら雨が降って暗くなるまで休み無しで、15キロ。
あまり焦って、スッコロンで腿に青アザが2つ、携帯も塗装が剥げてしまった。
寝て起きるとどうなるのだろう。
帰ってから、蕎麦を打って、お客さんを送った。
たまに、川口温泉に行き釣吉行きたかったのに。
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クワットロパスタの予感

2006-03-27 17:55:31 | Weblog
昨日は大疲れ。
お客さんを迎えに行く時にあまり霞がひどいので、
大陸の黄砂が今年も始まったなと、眺めていたら、
何と杉林が煙っているではないか。
凄いスギ花粉の光景だ、あれを見ただけで、花粉症に成りそう。
昨日はのりさんがパスタを食べに来てくれた。
後で挨拶に行こうと思ってたが、
注文に振り回されていけなかったら、コメントがきていた。
パスタが売り切れてしまい、
今日はパスタ職人のヒロちゃんが休みなので、
夜のうちに次の日のパスタを残業してして作っていたから、
一緒に付き合って打ち終わるのをまっていた。
フキノトウ 赤パプリカ 黒胡麻 と普通のパスタでクワットロ(四 伊語)
のパスタメニュをだしはじめた。
客席に用があり、若いカップルの横を通り過ぎようとした時に彼女がパスタを食べながら、
思わず 美味しいーと漏らした言葉を聴いたときにピーンと来た。
これは売れる。
確信した。
パスタつくりが終わったので、一緒に居酒屋星野に行って、飲んだくれ、タクシー
からおりてまずパソコンを開いたけどあまり酔っ払って、コメントの返事が打てなかった。
八百屋市場になくなっている、アスパラガスを買いに行ったら、
傷みの入った人参を20ケース、押し付けられた。
当然ただだけど、使いきれないので知り合いやお客さんに差し上げた。
北海道から鹿が送られてきたので、解凍して骨や筋をとり小分けして、
真空包装して再凍結し保存しておく。
手紙が入っていて、今年はこれで終わりだよと書いてあった。
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残雪春霞

2006-03-26 08:37:59 | Weblog
朝日が傘を被っていたので、この後雨の予感がした。
霞がかかり、何と無くはっきりしない。
こんな日曜日も良いかな。
今日の予約は三つ、二つは食事予約、余裕の酔っちゃん、けど遣ることが一杯ある。
野うさぎの解体と、ピザ窯の補修、薪の準備 そして蕎麦打ち、と思ったけど
ピザ窯の灰を出しているうちにお客さんが着来始めて、慌てて蕎麦打ちを始めた。
お昼のお客さんはうんざりするほど来て、どうにか間に合わせた。
パスタがしょっぱい! とクレームが来たり、コーヒーが不味い、
謝りぱなし、でも客席に行って頭を下げるとニコニコと許していただいた。
そんな事ではいけないのだが。
四時近くになって準備中にして昼食を交代でとった。
ベテランの志保ちゃんが休みを取っていたので、最後の最後まで忙しかった。
他の人達は日曜日に休みなんか遣ってと、少し不満を言っていたけど、独身の
若い娘が、いつも一生懸命に遣っていて、予約の状況を見ながら頼まれれば
駄目とも言われない。
でも忙しかった。

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唐松山のサンクラフトが輝いて

2006-03-25 08:31:47 | Weblog
もう夏の様な光が溢れて、権現堂の山隣に有る唐松山がツルツルに輝いている。
そんな所はアイゼンが無いと登れないんだろうなー
神々のすむ世界だ、今日は冷え込んで雪が硬くなり、
歩いても埋まらなくなった。
店の横は二三日前に170センチの雪セツが有り、
結構有る物だと感心しんした。

朝雪の上に上ってみた。
背の高さ変わっただけで新鮮な風景が見え出し、
冷気と雪面を歩く音が、遠い子供の頃の記憶を呼び起こす。
視点を変えただけでこんなに違う、人生 仕事 
いろいろな角度から見てみょう。
デジカメをもって、前の崖を上った。
高さ百メータぐらいあって、ほとんどの崖が崩れている。
雪が張り付いている所を選んで、慎重に上り、
そして何度も何度も休みながら、
土砂崩れや雪崩に遭遇しないように、デジカメで撮りながら。
上は畑になっていて、広く平らになっていた。
所々にカーボンが撒いてあり、斑に成っている、
狐と兎の足跡が続いて林の方に消えている。
昔、三国街道が通っていたそうだ、
斜面の雑木林は家の物で、参勤交代の時に
殿様の馬が死んでしまい、家の土地にお墓を作ったそうだ。
塚になっていたのを覚えている。
店が小さく見えていた。
写真を撮り降りてくる時に、
マンサクの花が咲いていたので採って来た。
二時半ごろにフライデイの記者とカメラマンの方が見えた、
地震の時に全国に私達の窮状を発信して頂いた美女二人組みだった。
とても懐かしく、嬉しかった。
一年半前に会った時より、ずーと華麗で穏やかな雰囲気だった。
どんどんこみ上げるものが有った。
涙を封印した。
あの時は二人とも異邦人であった。
夜は予約が無く暇だった。
兄弟が揃ったから
一緒におさけをのんだ。 
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卒業式

2006-03-24 14:54:39 | Weblog
宇賀地小学校の卒業式の後の宴会を頂いた。
親子と先生で60人、ジュースで乾杯をしていた。
エビシュウマイを出そうと思ってスチコンに入れて蒸したけど、
お昼の忙しいのと重なって出し忘れてしまった・・・。
温め直したけど美味しくなかった。
夜の宴会のお客さんを小千谷まで送って運転をしていると、
妙に酒が飲みたくなった。
時間がたったら、ポルトガルか南アフリカに行きたい。
どちらも大陸の端こだ。
知らない場末の居酒屋で地酒を飲んでみたいものだ。
土地の匂いと、喧騒の中で、土地の音楽に染まって、
歳をとった酔いどれ異邦人になる。
そして、アフリカの神々の楽園という所に行って、
ワインを片手に歩き周ってみたいものだぁ。
金持ちの詩人の真似をして、南十字星を眺めながら。
こんな思いがしてきたのはだいぶうつ病が治ってきたなぁ~。
嬉のか、悲しいのか?
コムラヤの社長から頂いた、ワインを飲んだ時に、
アイスインク ザット・・・意味が良く解っていないけど。
移民達が努力して、土地と気候に適したす晴らしワインを造ったなーと。
神々楽園でその様なワイン達に会いたい。
だいぶ前に家族達とオーストラリアのパースに神々の楽園を訪れた時に、
アフリカにももっと凄い規模の楽園があることをしった。
雨季と乾季が有って、雨季には花々が一斉に花開く、まるで越後の春みたいに、
死ぬまで青い鳥を探そうかな?
板長のハネムーンに家族と一緒にオーストラリアに行った事もあった、どちらも
神々の楽園より心を暖かく、し続けてきた。
酔っ払うとつい喋ってしまう。
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ドレミファ 雀

2006-03-23 23:31:51 | Weblog
残雪の春雨は濃い霧を連れてくる。
霧の中にプルーンの木が浮かび上がって、そこには雀が群れている。
まるで五線紙の記号みたいに並んでいる、そして次から次にと、出入りしていて
それは雨だれワルツだったかもしれない。
私が見ているけど、本当は、雀達が修学旅行に来ていて、先生が、人間はあんなに
食べるから空を自分で飛べないんだよと、教えているのかも知れない。
お昼に一組、夜二組の予約、があり、雨であまり忙しくく無かった。
昼定食は生姜焼肉と焼魚(生ニシン)。

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根雪は大地の包帯だぁー!

2006-03-22 13:43:25 | Weblog
3月21日

朝、青空が少し広がっていたので今日は段々晴れてくると思い込んでいたが
新聞を見ると天気は下り坂になるらしい、
外を見ているといつの間にか青空が無くなっていて少し霞がかって来た。
祭日なのに工事関係車が走り出している、
対岸の建設機械も動き出し、盛んに雪を除いている。
雪が解けると、地震の傷跡が現れてきて、色々な事を思い出す。
台地に残った傷跡、濁った川水、疲れきった人々、新築の家。
やがて春が進み夏が来る、植物達が傷を雪の様に覆いつくし、
雨風が傷を癒し、そのうち何も無かったように時が過ぎて、私は死んでゆく。
一回死んで遣り直した人生、死ぬまでのた打ち回って、何とか生きる。
今日はお昼から三回の飲む場に出た。
お昼過ぎ、フレンチシエフが先生を連れてきて生ハムやワインを楽しみに来た。
そして一緒に、ワインを三本空けてしまった。
その後すぐに自分の飲み会が二つ有るのに。


3月22日
今日は板長が休みなのでとってもいそがしい、それなのに飲食店の役員会議がある
昼定食は天ぷらと肉ジャガ付 680円
アスパラ 海老一本 山菜三種
安いのは訳がある、この前肉ジャガをいっぱい作ったのが余っていたからだ。
肉がほとんど無いので薄切りロースを味付け温泉卵をそえて出した。
晴れたのでお客さんはいっぱい来た。
夜は二組の予約他またいっぱいフリーの方も来た。
そして喜んでゆっくりしていて、バスで送りかえる時に頑張れーガクサンと声を
掛けてくれた、心にジイインときたけど、
体はチョウ疲れたモードになっている、
アサズキ味噌茶漬けを食べ、生ビールの最後の掃除に出る、
洗浄水割り燗ビール 
を飲んで、ベッドイン。
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