今日は市場が休み。
新雪に覆われてたが雪雲が朝日とともになくなってしまった。
昨日も新雪だったが今日も新雪。
そして同じ雪を見たことがない。
温度や量や降り積もる時間ですべて違う。
優しい新雪が弱い光で青みを含み、ちょっと高い鳶沢の峰の唐松を飾ってる。
あの唐松も春になれば芽吹きカスミソウのような緑が胸を締め付ける。
昨晩の記憶が蘇り、80歳の詩吟の先生の詩がおぼろげに浮かんできた。
菅原道真が12歳で詠んだ詩。
御題は忘れたが月夜に白梅を見たら星の海のように梅が浮かんでたと言う情景。
当然夜の梅の香り。
恐るべし学問の神様と思った。
お昼に予約があり、板長が休み。
これで泥臭いのが出せると張り切ったら疲れた。
身欠き鰊を骨切りして冷凍にしておいた山椒の葉と酢と醤油で漬け込んだ物を出したり。
筋マグロを筋きりしてズケにし、とろろをかけてうにとワサビを載せた。
鯛とひらめのあらをみそ汁にして出した。
これが一番受けたようだ。
お昼の定食は佐渡カキのフライ。
当然筋マグロのヤマカケが付いた。
三時過ぎ小雨がやがて雪に変わってきた。
夜予約がないので早仕舞い。
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