ピンポン玉もある大きさの牡丹雪が混ざってる。
雪が珍しい子供のように見とれてた。
温かさと春間近の現象は記憶に刷り込まれた控えめの歓喜。
大きな口を開けて受け止めてはしゃいだ笑い声が埋もれて眠ってた心の中に響きだした。
今日はこのことが命取りになるかもと悩んだ案件の話し合いが始まる日。
学食の依頼があって断り続けてたが、依頼者はあきらめなかった。
引き受け手がいないのでしょうとリスクを並べ立てて聞いてもさすがプロ。
あなたの料理を子供たちに食べさせたいと。
夏休みに一緒に来た子どもたちの感想文にここで食べた御飯の事ががいっぱい登場して評判がよかったんですと。
自分なりの大きな夢に向かうと思ってるのに良いのかと、ここで墓穴を掘ってもと、もう一人の自分がいる。
うまく丸めこまれてもいいのか。
大きな牡丹雪の雲が去ると青空が近づいてきた。
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